- 2007-10-12 (金) 21:49
- 日
「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」
(古今・秋上・169・藤原敏行)
秋がやってきたと、目でははっきりと見えないが、風の音を聞くにつけ、秋だなとはっと気づかされることだ---秋の訪れを風の音に気づかされた、という素敵な歌ですが、我が家ではもっぱら気温と食べ物で秋の訪れを実感しております。ちっとも風流さがないですねー。
しかしながら、朝晩ほんとに涼しくなりました。夜の散歩が肌寒いこともあるくらいです。そして、さつまいもや栗、かぼちゃの美味しいこと(量は食べられないけど)。さらに到来物のミカンを食べたのですがこれがまたたいへん美味! 今のちょっと酸味のあるミカンが、私は大好きです。しかも大きさはちっちゃいのが尚よろしい。今年はリンゴやミカンを、お取り寄せしてでも美味しいものを手に入れたいな。