馬 Archive

乗馬を始めて以来ほぼ欠かさず「騎乗記録」をつけてきましたが、どうせｂｌｏｇつけるんならこっちに書けば（写真も添付できるし）いいじゃん！ということで、乗るたびに記録することにしました。

で、本日はまたまたでかい美男子Ｇ。どうも駈歩がうまくいきません。発進はまぁ出るのですが、もぐりこんでうちに切れ込むのはどうしたものか。内側の脚で支えながら外側で前へ推進、と言われるようにしてみるのですが、支えきらない（支えになってないのかも）し、首をぐぐっと下げてぽこんぽこん跳ねるのです。（拍車を刺さないよう）圧迫を心がけてもあんまし変化なし。前に進むんじゃなくて、上に跳ね上がってる、まるでスキップみたいな感じです。手がきついのかなーと緩めたら何か違う。Ｇにはいい運動なのかわかりませんが、汗だくでした。
考えながら乗ることが楽しいと思いつつ、アドバイスも欲しいなぁと思う今日この頃。

今週もうまうまです。今日は２鞍乗ってみました。
最初はＦ嬢。春は敏感で、気分はまるでゴルゴ１３。「オレの背後に立つな」って感じで、後ろにくっつかれるとすかさず蹴りを繰り出して跳ねます。ビギナーの頃はこのちょっとした跳ねがたまらなく怖くて嫌でしたが、今は自分のことより人のこと。蹴り上げた脚が他の人馬に当たらないか、またはその後ろの馬がびっくりして跳ねて落馬させやしないか、気が気ではありません。で、自分の指示に集中せい！としめたら元気になっちゃいました。次のレッスンでもたいそう元気に走ったそうで…。
２鞍目はＳ爺。２７歳だそうですよ。ホントに元気な爺です。我が道を行かれるので、先頭はまずもって無理。後を追うにしても、内へ内へと試してくれます。させてなるものか！！とがんばりますが、爺は力強いので、結局たいしたことはできません。この爺、厩舎へ連れて帰る途中、強風でばさばさ転がっていたブルーシートに釘付けになってしまいました（笑）　馬は臆病なので、どうでもいいものが気になったりびびったりするのです。がさっという度に立ち止まって絵一点凝視する爺。大丈夫だって！と言い聞かせますが、最後の厩舎までの道のりはそれまでの３倍くらい早い常歩でした（笑）。
人間にいろんな人がいるように、馬もそれぞれです。乗ったときにどう折り合いをつけるか、最近は楽しんでできるようになってきました。馬も私も、ラクに楽しく乗れるといいなぁ。

ここ最近のバタバタと、暖冬とはいえスキー場近くの山はさすがに積雪＝寒い、ということで乗馬から３ヶ月も遠のいておりました。こんなことは乗馬を始めて以来初のことです。そもそも仕事が今の形態になってからというもの、多忙を理由にすっかり鞍数激減なのです。はじめは年間１００鞍騎乗だったのになぁ。今やゼロが１こ減っちゃったような…
久々の騎乗はこのでかい美男子（といっても「元」男子のせん馬）G。彼は頭の良い子で、どっちかというとずるいので、いろいろとひとを試してくれます。駈歩が上に上にと跳ね上がるようで前にはあんまり進まず、後続の皆様には多大なご迷惑をかけてしまいました。ごめんなさい。とはいえ、３ヶ月あいてもさほど忘れていないところをみると、頭での理解ではなく体での習得に至ったのだなぁと感慨しきり。「楽しく乗る」ことをテーマにがんばってきましたが、あと一息、かな。