CRF250L 昼食ついでのおでかけ

よく通る道端に「革」と書いた看板が出ているのがちょっと前から気になっていました。

今日はすぅちゃんでランチするにはちょっと早い時間だったのでその「革」の看板の小道へ入ってみました。500mほど進むと、NATURAL MINDという倉庫のような建物が農家の軒先にありました。

レザーワークスと書いてあります。革職人さんの家なのでしょうか。それにしても、すばらしいヤレ感でとても良い雰囲気のお店です。

中は工房兼売り場といった感じ。

自然と基調色がウッドブラウン。

壁にかかっている精度のよくないオブジェもイイ。

広い駐車場完備です。

革細工が主な商品ですが、趣味で集めていたレトログッズが倉庫から溢れてしまったので販売もしているそうです。

こうしてショーケースに入っているものを見ると普通のお店っぽいけれど、全体的にはなんでもDIYされていて手作り感という統一感でまとめられています。

どれにしようか、というよりも自分の生活のどこに革製品を取り入れていこうか考えるところからはじまってしまって、この日は冷やかしで終わってしまいました。麦茶の首輪あたりからお付き合いを始めたいと思います。

「男性だと、ベルトあたりから入る人が多いですよ」と言われて展示されているベルトを見ると、バックルが妙にかっこいい。鍛造の鉄職人さんに作ってもらっているワンオフ物とか。

全体的によくお店に並んでいる既製品の価格とほとんど一緒くらいの設定をされていて、お高いという感じは全然しませんでした。衣類以外はオーダーに対応していただけいるようです。

壁や屋根はトタンやプラの波板。台風とかくると屋根が飛んでいかないかハラハラするとか。

実用性に特化したドラム缶ストーブもここでは内装の雰囲気を高めるオブジェの一つになっています。この日の燃料の角材がブッ刺さっていました。

壁と窓の隙間から外が見えます。「隙間風で、ストーブの周囲しか暖かくないです」って、それがまたイイ。

麦茶の首輪以外に何がいいかな。革製のバイクのハンドルカバーとかオシャレじゃない?

2週続けて閉めていたすぅちゃんでランチ。心配していましたが、方々からお店の情報が入ってきて無事営業されていること分かって安心しました。おばちゃん、いつもよりも色艶が良くてお綺麗でした。

名前に惹かれるものがなくてこれまで放ってた大朝の「天狗シデ」。キャッシュが設置されたの/で立ち寄ってみると、妙にクネクネと曲がった枝でできた大きなシデの木が数本生えています。期待の受け皿が小さかったので、これはビックリ。とても良いじゃないですか。

突然変異は一代限りで終わるのが一般的なのですが、ここのシデはこの形状で世代を越えているということで、世界的に見ても珍しいそうです。

写真ではわかりにくいのですが、枝は大きくドーム状に広がっています。

葉のある季節にくるとまた違って見えるでしょう。キャッシュもDだったし、また来よう。

いやこれは、来春また絶対に来よう。

地図で小山の頂上へ向かう一本道を見つけて入ってみると、ほとんど廃道になっている道の先が田舎の小学校のグラウンドくらいある広場になっていて、そのさらに上にある頂上に金属のオブジェが見えました。藪漕ぎしながら徒歩で登ってみると、オーストリアの彫刻家の作品と紹介する看板がありました。

コールテン鋼(耐候性鋼)というサビでサビを防ぐ素材を使っているからこれはこれで正しい姿なのですが、まわりがもうまるで管理されていない状態なのでサビ色が物悲しさを増しています。このあたりの部落の人たちが集まる場として下の小学校のグラウンドみたいな広場とともに整備されたようなのですが‥平成12年にできたと書いてありますからそれから20余年。維持して繋いでいくのは難しいのですかね。

小山から10分ほど走ったところにある安土桃山時代の石垣。ここもキャッシュに惹かれて訪れました。立派な石垣がなんと50mも続いています。

吉川家の隠居所として設けられた館跡だそうです。50mの石垣は、図の下側の110mの間口の右半分。とても大きな敷地です。

先のオブジェと違って、こちらはとても綺麗に整備されています。ここも春先に麦茶を連れて訪れてみたいものです。

すぅちゃんに食事でも‥と軽い気持ちで半日ほど出掛けましたが、新しい発見だらけ。知っているようでまだまだ知らないものが見つかるけれど、それにしても今日は出来過ぎでした。

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