CRF250L ADVENTURECROSS AX41

今月初めに前後TW-301/302に交換したというのに、その月末にまた交換です。別にTWが悪いというわけではなくて、九州ツーリングをした際に、僕の使い道ではもっとオンロード寄りなタイヤでも良いだろう、と思ったからです。

そこでブリジストンのADVENTURECROSS AX41を選びました。このタイヤのターゲットは「アドベンチャーバイクに乗っているけれど、オフロードをもっと楽しみたい」方。なので、オンロード寄りなバイクをオフ寄りにするためという用途から、オンもオフも満足いくタイヤなんじゃないか、と思ってAX41にしてみました。

ところが、到着したタイヤを見て、ちょっと待てよ‥と。ブロックパターンが大きくなっただけのバリバリのオフロードタイヤじゃないですか。

大型のアドベンチャーバイクのタイヤサイズの設定もあることから、耐久性は高いということになっています。特に、ブレーキング時に負荷がかかって削れていくブロックエッジの段差摩耗を抑制するのに力を入れているとのこと。

TW-302のブロックを見ると、ブレーキ時に負荷のかかる角が1か月(1000kmちょい)しか使っていないのに結構丸く削れているのが分かります。これがどのくらい違うんだか、AX41も1000kmくらい走ったところで様子を見てみようと思います。

チューブタイヤの交換、僕は苦手です。またパンクさせてしまいました。

今回はタイヤを外す時が悪いのか、タイヤを嵌める時が悪いのかの切り分けをするために、外した時点でチューブへエアを入れてみました。その時点では大丈夫だったので、どうやらタイヤを組むときに噛んでしまうようです。

せっかくなので、前回同様瞬間接着剤で応急のパンク修理が可能なものか試してみました。

空気を入れてみても、全然問題ないようです。全体がゴムなので、修理箇所だけに応力がかかるわけではなく、周りでやんわりと引っ張りの力を分け合っているんじゃないかと思います。

一応、ベルトサンダをかけて、パッチを貼っておきました。

ブロックが大きくなって、強そう。なんだかやる気感じるマシンになってしまいました。もっとおとなしくオンロードツーリングを楽しめるバイクにしたいのに‥。

翌日フロントも交換。

走ってみた感想は‥TW-301に比べても特別な違和感もなくて普通にオンロードを走れます。ブロックパターンが大きいので、ゴツゴツ感がやや強く感じるのかなとも思いますが、見た目からくるプラシーボかもしれません。高速走行も問題なし。

空気圧を調整しながら走っていつも通りの圧に落ち着いたところで感じるのは、タイヤの剛性が高いせいか芯のあるしっかりとしたオンロード走行のフィーリングです。

ブロックパターンが結構違うのでオフロードも走ってみなくてはとも思います。ただ、オフロードに関してはバリバリ走るわけでもなくタイヤの真価を見定められるわけじゃないので、僕の走り方で大した違いがないのだったらTWでも良いんじゃないかと思います。

ちなみに、TW-301/302は前後で19,000円ほど、AX41は28,000円ほどですので、TWに比べると価格差は価格差1.5倍くらいになります。

※リアがチューブレスのセローと違って、CRFは前後チューブタイヤです。AX41はチューブレス用製品がほとんどですが、「USE TUBE ON TUBE TYPE RIM」表記のあるものはチューブを入れたら使えます。TW302は同じサイズでもW/T(ウィズチューブ)とTL(チューブレス)それぞれ設定されていますので、購入時はご注意ください。

2 Comments

たら

AX41はビッグオフをメインターゲットにしているようですね。セローに履いた人もいますが、硬くて疲れると言ってました。
250ccクラスだと剛性が高すぎるのかもしれません。

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tsugataku

>たらさん
コメントありがとうございます。セローに履いて、硬くて疲れる、というのは納得です。実際タイヤの剛性が強いので、従来と同じ空気圧(僕の場合1.6kgf/cm2)では硬さを感じるし、リアショックもダンピングを少し抜く方向でセットすることになりました。視点を変えてハイスピード気味のオンロードツーリングという楽しみ方ではとても好感が持てています。

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