おーたかくんとだんだんの結婚披露宴にご招待いただいたので、瀬戸内海を渡ってきました。
お二人のご結婚は2年前になるけれどコロナ禍最盛期だったことから式を先延ばしにされていました。ようやく世の中が落ち着いてきたことから本日の開催という運び。秋らしく爽やかで気持ちの良い天気に恵まれて、とても良かったね!
実はご結婚時に前撮りされていた写真をもとに、2年前にウェルカムボードを描かせてもらっていました。何を食っても体型が変わらないおーたかくんは良いとして、だんだんは式までこのイメージを維持しなければ‥と言っていたような言わなかったような‥。
サヤカラーのイラストも飾られていました。ジムカーナ界三大イラストレーター(って、誰?)の作品のうち2枚が飾られる式なんて、そうそうあるもんじゃない。
テーブルに案内されて、あらためてこういう雰囲気とは随分ご無沙汰しているなぁ、と感じさせられます。
だれが参列するのか全く知りませんでした。ジムカーナ関係者が2卓。僕自身もう2年間大会からご無沙汰しているので、会食がご無沙汰な上に久々にいろんな人とお会いできるのがとても嬉しかったです。
すっきりとした人前式。
おーたかくんにしてもだんだんにしても、僕が二人と会った回数でいえばそんなに多いわけではない。けれど、ジムカーナの大会や練習会やうちに来てもらったり遊びに行かせてもらったりのプライベートでのお付き合いやらで、とても内容の濃い時間を共有させてもらったと思います。
それは他の参加者の皆さんに対しても同じで、「毎日教室で顔を合わせているクラスメート」というのとは違うお付き合いです。ジムカーナ仲間というのは手抜きなく全力戦で遊んだ仲間なので、点接触でも濃度が違う。とても濃いお付き合いです。
華やかにお色直し。だんだんのドレスの色ばかり注目されていたけれど、おーたかくんもお色直ししてるよ。
お昼前から始まる式だったので、二次会があるのかないのか微妙だなと思っていました。
そこでどちらへ転んでも久しぶりに来た四国を楽しんで帰れるようにということで、宿泊道具とともにバイクも積んで行きました。
14時に会場を後にしてバイクを降ろしました。これがまた微妙な時間で。もともと翌日UFOラインへ行くことを考えていたのだけれど、この時間ならまだ間に合う?
山道への登り口、ちょっと不気味な案山子がいてゾクっとしたわ。
石鎚スカイラインに入って標高を上げていくと気温がみるみる下がっていくのにあわせて葉の色づきもどんどん鮮やかになっていきます。
ハイシーズンなのでバイクでも嫌になるくらい道が混んでいるのかと覚悟してきたけれど、15時を過ぎて山へ向かう車は数えるほどしかいませんでした。
とても快適に走りと景色を楽しむことができました。
土小屋前も、バイクが四台くらいしかいない。まぁ、この時間になると寒いのもあるけれどね。
土小屋から先は空を蓋のような雲が覆ってしまいました。写真にすると発色がいまひとつ。自分の目で見る景色は補正がかかっているので紅葉はとても綺麗にみえました。
以前、ここから見る山なみに感動した覚えが。いや今回も感動しました。ほとんど水平に重なって奥まで色が薄くなりながら続いてく山なみは四国らしくてとても良いです。
土小屋から先はガスってきたので、今日はダメかなと思いました。外れても明日があるからまぁいいか、と。
東黒森のあたりだけはガスが晴れてきました。
振り返ると、曇天。
ほとんど標高を変えずに水平に尾根筋を伸びる道、はるか下まで続く30度を超える斜度の山肌を覆う紅葉した木々‥こういう人が住んでいる境界線からかなり外れたダイナミックな景色へのアクセスが割と容易というのが四国の魅力だなぁ。中国地方だとこういった勢いで勝負できる景色は大山だけだもんなぁ。
平野部は20度くらい、ここは8度。グリップヒーターもつけていないCRFなのでグローブも複数持参してウェア類でカバー。
先週九州で高いところ寒いところを経験して様子が分かっていたのが良かった。
山を降りてもまだ寒く、帰りに通った寒風山トンネルは温風山トンネルでした。
出発した時間が時間だったので、戻りは暗くて寒いワインディングを延々走ることになるんだわ‥と覚悟していました。ありがたいことに市街地に停めたハイエースまで空が明るいうちに帰って来られました。
この後一泊してアシカさんと会う約束をしていたのだけれど、UFOラインで満足してしまったのと、結婚式で幸せそうな御両家やジムカーナ仲間を見て妙に家族に会いたくなってしまったのとで広島に帰ることにしました。
広島から四国へ行くぞ!となるとちょっと気合いがいる。それでも、いざ家を出てしまえば移動時間がかかってもこうして日帰りでぎゅーぎゅーにいろいろ詰め込んで楽しめる距離に四国がある。家でうだうだしているよりは、まず出かけることが大事です。家を出てしまえばかならず新しい発見と経験ができる。
なにはともあれ、おーたか家の皆様、ご結婚(式)、おめでとうございました。ご招待ありがとうございました。自然と顔が綻びおもいきり拍手したくなる、これまで参列したなかでも群を抜いてとても素晴らしく楽しい結婚式でした!
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