タイムアップ講座

30秒アップ講座
- ●まず最初に
- まずエンストしてポテっと転けるのを防ぐためと立ち上がりをスムーズにするためににアイドリングをあげてみて下さい。ナナハンで2000回転、400ccで2500回転、250ccで2800回転あたりを目安にご自分が扱いやすい状態にしてみましょう。ローでスロットルを全閉しても安心してバイクがするする進むくらいにしておくと、低回転での恐怖感が和らぎます。
- ●ブレーキをかけよう
- 練習会などで初心者の方の後ろを走っていてよく見かけるのが、ブレーキランプがゴールの時くらいにしか点かない人。何故ブレーキランプがつかないかというとエンジンブレーキで事足りるくらいしか加速していないからなんですね。
ブレーキをかける技術がないとアクセルが開けられなくなる、そうするとブレーキをかけなくなる→アクセルを開けられない→ブレーキを‥の悪循環の始まりです。ですからまずは各コーナーの手前では止まっちゃうくらいブレーキをかけてみましょう。いくらなんでもバイクが止まりそうになったらアクセルあけるでしょう?
- ●アクセルを開けよう
- トップタイムが1分30秒程度のコースでまともに走ってきてもトップに1分以上はなされているとしたらアクセルの開けが間違いなく足りません。とりあえずバイクが前に進まないとゴールには到達できませんから、アクセルを開けられるっと思ったところでは確実にアクセルを開けるようにして下さい。それも出来るだけグググイッッと。一つのコーナーごとに1秒縮まったとしてもコースを1周してきたら30秒は確実に縮まります。
- アクセルを開けられるようになるとブレーキもかけざるを得なくなります。こうして、すこしづつメリハリのあるライディングにしていきましょう。
■コース外での課題
- ローギアでレッドゾーンまで一気に引っ張ることが出来るようになること。
ナナハンだってローで引っ張っても100km/hくらいしか出ませんから恐がらずにどうぞ。
- グググッと加重が前に寄って、フロントサスペンションを沈める感触を得ながら停まれること。特にフロントサスペンションを沈めるってのがミソです。
コラム:フロントサスの話
サスペンションはでこぼこ道でショックをやわらげる緩衝機構としてのみ思われがちですが、バイクの場合は特に転ばないためのモノでもあるんです。走行中にバイクが転ぶ原因のNo.1はタイヤのスリップ。タイヤのスリップは何故起こるかというとタイヤにかかった負荷に路面とのグリップ力が追いつかなくなって滑り始めるから、というのはいうまでもありません。
タイヤのグリップ力はゴムの柔らかさ、つまりゴムの摩擦力(と中の空気の弾力)で路面に食いついているんですが、こいつらの力というのはたかが知れています。そこでフロントフォークのバネでタイヤを地面に更に押しつけることによってタイヤがスリップするのを防ごうというわけです。
机の上にゴム板をおいて下さい。それをそのままスライドさせて動かすのと、その上に5kgの重りをのせて引きずるのでは‥どっちが滑りにくいか明快ですね。これをブレーキングに置き換えると、フォークを沈めない状態とフォークを地面に押しつけての状態とではどちらがスリップダウンの危険性を持っているかおわかりかと思います。
安全に走るためには減速のためだけでなくフォークを沈めるためにブレーキをきちんとかける、ということです。
- ●コーナリングにプラスα!
- よくあるライテク本によると「‥コーナー手前では充分減速してからブレーキをリリースしてコーナリング、アクセルを開けながら加速して脱出‥」という「ブレーキング・コーナリング・アクセルON」の黄金コンビが健在ですが、これは一般道のようにコーナーの径が大きい場合のはなし。ジムカーナのように極端に小さなRを回らなくてはならないときはブレーキングしながらコーナリング・コーナリングしながらアクセルONをプラスしちゃった方が効率的です。つまりブレーキをかけながらバンクした状態で進入し、アクセルを開けながらバンクしたまま立ち上がる。
- ここであなたが不安になるのは「バンクしたままブレーキかけたら転ぶんじゃねーか?」「バンクしたままアクセル開けたらリアがスリップするんじゃなねーか?」ってことですね。答えは簡単、転ぶほどヤらなきゃいーんです。
練習としては広い場所で直線加速します。そのまま少し寝かせてアクセルオフしてエンジンブレーキをかけるとあら不思議、速度が落ちて行くに従って自然にハンドルが切れていって旋回半径が小さくなります。この際、バンク角は一定でハンドルに力を入れないのが条件です。この理屈は10円玉を斜めに転がすとはじめ大きな円弧を描いていたのが速度が落ちるに従ってだんだん円弧が狭くなってやがて中央でグルングルン回ってパタっと倒れてしまう、あれです。あれが自然の摂理なのです。
最初は緩くかけるブレーキングで良いですから10円玉のようにだんだん小さくなっていく円弧を体感して下さい(あ、最後のパタっはなくていーですよ。あと自然の摂理に逆らおうとすると転んじゃいますよ)。そのうちにだんだん強くかけていくようにすれば良いだけです。このときフォークを沈めることも忘れずに。今後何かと便利なので、これをフルロック(ハンドルをいっぱいに切るところ)付近まで出来るとステキです。
- アクセルの方は、円弧が小さくなりきったところでそのバンク角を維持したまま少しずつ強く開けていけるように練習です。ちなみに、ハイグリップラジアルタイヤを装着しているジムカーナ上級の人たちは、ステップガリガリ状態のフルバンクからでもローギアでアクセルをドバっとあけて立ち上がっていきます。ちゃんとしたタイヤで荷重がかかっていればそうカンタンにはスリップしないものです。
- このコーナリングで大事なことは、ブレーキングしながらの旋回・アクセル開けながらの旋回で自分の技量と自分のバイクでどのくらい曲がるのかをつかむことです。
コラム:タイヤの話
タイヤは大事です。だってバイクをいくらチューンしたってタイヤが悪かったらパワーは路面に伝わらないしハンドリングも悪くなるんですもの。
上のコーナリングの練習で「バンクさせてブレーキかけると乗りにくくなる(切れ込む)」「バンクさせにくい」とった症状を感じたらタイヤの空気圧を疑って下さい。多分規定値よりかなり低くなっているでしょう。ガソリンスタンドで空気は補充できますからまずは規定値に戻して挑戦してみて下さい。それでもおかしい場合はタイヤの変磨耗かもしれません。だとしたら即交換です。
僕も競技始める前は空気圧なんて年に数度しか計っていませんでしたが(‥みんなそんなもんだよね、はじめは。え、僕だけか?)空気圧はバイクのハンドリングを大きく左右します。メーカー規定値が基本なのかもしれませんが、ここはそれをちょっと無視して自分の好きな感じになるようにいじってみて下さい。空気を少なくするとタイヤがつぶれますから接地感は高くなるけどハンドリングが重くなる、空気を多くするとその逆です。気に入った結果が規定値と比べて違っていても気にしないで下さい。それがあなたのベスト状態なのですから。ただ、この空気圧によるハンドリングの設定はお手軽ですから是非まめにやって下さい。技量が向上するにつれて好みのハンドリングも変わってきます。常に自分のお気に入りでいられるように。
そこそこ走れるようになってきたら是非ハイグリップタイヤも試してみて下さい。ラジアルが履けるようだったらラジアルも。タイヤが変わるとバイクが別物のようになりますよ。
3秒アップ講座
- ●次にすること
- 次は実際にジムカーナで基本となる走りのライン取りやそのポイントについてです。何気なくパイロンを目標にして走るのではなく、「自分がマシンをこう動かしたい!」という目的をもって練習してみてください。
- ■楕円旋回(オーバル)
パイロンを2本立ててその回りをぐるぐる回るだけです。注意点は進入を大きくとって立ち上がり時にパイロンに最接近するラインを会得すること。ポイントはなるべく早くアクセルを開ける(のが可能なラインを探す)ことと小さく回ることです。自分は練習時まずオーバルを描いてハンドルの切れ込みを調べ、タイヤを片面ずつ暖めます。パイロンの間隔を狭くしてシビアな進入の練習、広くとるとアクセルをドンっと開ける練習になります。ここでバイクの旋回半径を感覚的に掴んでおくこと。
- ■8の字
パイロン2本立てて8の字に回るだけでブレーキングしながらのコーナリング、コーナリングしながらのアクセルON、切り返しが楽しめちゃうんだからお得な練習方法です。これもライン取りを最優先に出来るだけ速く、小さくを目標にして下さい。
- ■4本8の字
長方形の4ツ角にパイロンを立てて対角線でクロスするように大きく8の字を描きます。立ち上がり時にパイロンに再接近するライン取りで出来るだけ速く、というのは上に同じです。ここで特に注意するところは外周は同じ方向のターンが2回続きますね。そこで車体を起こさずにバンクしたままアクセルのONとブレーキングだけで旋回半径のコントロールをする感覚を掴んで下さい。車体が外周で起きるということは切り返したあとのターンで曲がりすぎということです。
切り返し~次の進入ではアクセルのONと共に車体を起こし、反対側へ倒しこんだ時の車体の沈み込みとブレーキングを利用してしっかりとサスを沈めてから安心感のあるターンしましょう。
この練習方法は僕がジムカーナ始めたばかりのころ大先輩に「ラインが蝶々のようにならなくちゃいけない」っていわれたのが印象的です。
- ■スラローム
右図のようにラインを考えて下さい。次に曲がるパイロンからなるべく離れて立ち上がり、パイロンの横でアクセルを開けられるように。下図のようにパイロンを通り過ぎてからアクセルを開けるようでは次から次へとアクセルを開けるタイミングが遅れる悪循環が起こってしまいます。途中から修正はきかないので進入第1で考えましょう。ジムカーナでは教習所のようにスラロームの間隔が一定とは限りません。いろいろなパターンを想定して練習して下さい。
上級編:本番では別のセクションからブレーキングして進入してくることが多いと思うのですが、スラロームの1本目をめがけてブレーキングを終わらせるのではなく3本目くらいまではブレーキをかけながらニュルニュルっと進入してスラロームをする速度になった時点からスラローム気分になると、6本スラロームくらいだったら1・2本スラロームしただけで済んじゃいます。多少進入で失敗しておつりもらっても残り2本くらいだったら大したことないし。
- ■コンビネーションスラローム
ライン命です。スラロームと同じく進入で失敗したら悪循環の始まりです。ターンを小さく素早く行うのがタイムアップのコツ(オーバルで練習)ですが、パイロンの間隔が狭いコンビネーションは切り返しのスピードも要求(狭くした4本8の字で練習)されます
- ■クランク・S字
- 教習所をコースとして使っている場合、クランク・S字をコースに織りまぜているところは多いと思います。コツは「なるべく減速しない(ブレーキをかけない)」「何もできない時間を少なく(コーナリングのみの状態・パーシャル状態をなくす)」です。
よほど大きなクランク・S字を除いてメリハリをつけてアクセルを使えば切り返しの時にブレーキングは不要です。切り返しの加重を利用(リアサスペンションの項参照)して一気に立ち上がりましょう。
- ■回転
- 小回りするにはまずフルロックでターンできるようになって下さい。難しいと思った方はアイドリングを少しあげ目にして。
異論はありますが僕は強烈ニーグリップ&リーンアウトをお勧めします。車体は回転の内側に落として、上体は外側に。右ターンでしたら遠くなる左ハンドルを持つ腕は伸びきって、右脇腹もノビノビ。ニーグリップが弱いと車体が不安定になったときにコントロールが出来なくなって更に恐くなっちゃいます。アクセルは軽くあてる程度で、リアブレーキでのコントロールですが慣れたらアクセルでもコントロール可能です。
上級者にはダンサーの回転の様に半周ごとに首を真後ろに振って1点を見つめ、車体がその向きになったらまた後ろを向いて‥という動作をする人がいますが、回転のタイミングをはかる上では有効です。何より目が回りにくいしね。
上級編:回転セクションでタイムを稼ごうと思ったら回転の練習をするだけではだめです。回転までの進入と立ち上がりも同時に練習しましょう。スラロームと同じく、回転セクションへのブレーキングしてきながらの進入で惰性でグルっと回っておけば運が良かったら180°は稼げます。そこからスピードがおちついたところで回転開始。一度回転が始まっちゃったら終わるまでどーしようもないもんね。
- ■足つきターン
フルロックの回転ができるようになったら回転方向の足を軸にしてクルクル回ってみましょう。といってもハンドル切れ角のあるマシンならひょいっと足をついてまわれますが、レーサーレプリカなどは回転径が大きいので大変です。足をリアタイヤの後ろの方の地面について体を支え、車体から加重を抜いてバンク角を稼いで転がします。この際、タイヤの状態さえ良ければステップを擦ろうが車体がこすれようが相当バンクさせてもリアタイヤが回っている限りそう簡単には転びません。転ぶとしたらフロントタイヤがグリップを失って逃げるパターンが多いのでフロントタイヤへの意識を集中しましょう。
これはバイクが常に内側に倒れようとしているのをリアタイヤが前に押し出すもんだからいつまでたっても倒れられない‥丁度10円玉のグルングルン(コーナリングに+α!の項参照)がスピードを失わずにいつまでも続く状態です。
慣れてくると片手で、更にアイドリングがうまくあうと両手放しも可能です。
コラム:リアサスの話
フロントサスペンションの項でも触れたようにリアサスもタイヤを押しつけるために有効です。その効能は‥リアタイヤのスリップ防止です。アクセルを開けるとリアに加重が移り、リアサスが沈みます。おかげでリアタイヤは路面に押しつけられ、空転せずに路面を蹴ることが出来るわけです。うまくできていますね。
切り返しの時など‥そうですね、スラロームを思い出して下さい。左ターンでパイロンをクリアしてアクセルON、車体が浮き上がって次は右側に倒しこんでいきます。右に倒れたその瞬間、リアサスが一瞬沈むときがあるの分かりますか?期を逸してしまうとその反動でリアがのびて来ちゃうんですけど、その沈んだ瞬間に次のアクセルを開ければかなり強く開けてもリアが滑らずにすむんです。
ブレーキングではフロントサスの動きを、立ち上がりではリアサスの沈み込みを感じながら走ってやると安全に効率よく速く走れます。
0.3秒アップ講座
- ●最後に
- バイクがとりあえず意のままに扱えるかなっってトコまで来たあなたは走ることなら充分楽しめる状態ですね。そこで、ここから先ジムカーナでタイムを詰めるための浅知恵を紹介します。
- ■あなたの達成度は?
- 1)速く(うまく)なりたいという気持ちを持つ。
2)バイクが走る状態に(普通に整備)出来る。
3)練習会&大会に(積極的に)参加する。
4)「まずまずかな」っていうくらいバイクをコントロールできるようになる。
5)んでもって、自分の技量を正確に理解する(「この速度で進入したらこのくら
いで曲がれる」、「自分の回転の直径」とか実践出来るデータを正確に)。
6)バイクがもっと走れる状態になる(自分のフィーリングに合わせられる)。
7)自分の技量の理解に基づいてラインを組み立てる(一般論で考えない)。
8)稼げるポイントを見つけられるようになる。
9)下見でつくったベストラインに自分を乗せられるようひたすら精神修行する。
10)未知の領域です。どなたか教えて下さい。このコーナーは5)以降に該当する方へのアドバイスです。
- ■技量の理解
- コースをぐるぐる走り回って、以前追いつけなかった人に追いつけるようになるのは上達が実感できてなかなか嬉しいモノですね。そうして走り込んでいくうちに前を走る人からラインやアクセルを開けるタイミングを盗んでいくのも上達のコツです。
しかし、ジムカーナのタイム計測はコースの下見歩行したあとは2本走るだけ、しかも前を走る人についていくわけにもいきません。ここで提案なんですが、コースをぐるぐる走っているときに「自分がこのスピードだったらここからのブレーキングで曲がれるな」というのを確かめながらその情報を蓄えていって下さい。実際のタイム計測は走り込みでは練習できない小旋回や回転もあります。これは広い場所で別に練習して自分の最小旋回半径や進入スピードに対するターンの大きさ、ターンの大きさに対する進入位置等のデータを蓄えます。何度も練習して確実に正確な自分の力を理解して下さい。
タイム計測では自分が思い描いていた力と実際のでき具合を比較して、「極限状態では自分がどの程度力を出せるのか」を正確に理解して次へ活かせるようにして下さい。
- ■バイクのセッティング
- 「もっと曲がればいいのに」とか「軽いフィーリングにしたい」とかいうのはほとんどセッティングで調整出来ます(車種による物理的な限界はもちろんありますけど)。セッティングで勘違いしてはいけないのはセッティングとはバイクを速くすることじゃないんです。自分の走りにバイクを合わすこと、そのおかげでスムーズに走れてそのおまけでタイムがあがる、ってもんです。
セッティングは水物で、一度出したセッティングがずっとその先も良いかというと、まず間違いなくそのようなことはありません。その日の天気やコース、気分によって常に「ベスト」は変化します。大事なことは、自分の走りを理解して、欲しいセッティングを出せるようにトライ&エラーを繰り返すことです。
- ■下見歩行とイメージトレーニング
- 当日の下見歩行はコースを覚えるためだけのモノではありません。むしろコースをどう攻略するかの査定の時間です。自分が走行可能なラインをいかに組み立てていくか、という感じです。ですから、コースを上から見た状態で覚えていくよりもむしろ実際の視点で進入位置(向き)を確かめながら覚えていく方が実戦的でしょう。コースを覚えられないのはコース全てを覚えようとするからです。進入の位置(向き)さえ覚えておけば途中は覚えなくて良いところがたくさんあるはずです。
このときに悩ましいセクションもたまにあります。2・3種類のラインが考えられるセクションです。このときの優先順位は‥1)アクセルを早く(長く)開けられる
2)(目的のパイロンの手前、または次のパイロンに対して)進入を大きくできる
3)走る距離を短く出来るの順で決めてます。2と3はバイクによって違うかも知れませんねぇ‥これは非力なバイク用だと思います。このことを各コーナー、パイロンごとにチェックします。例えば狭いセクションだとアクセルを大きく開けられません。その場合はその前後が楽に進入・脱出できる様なラインを考えて、それも無理なら出来るだけ走る距離を短くすることを考える、という感じです。大きなセクションはそこから脱出するときの「向き」を最優先で考え、そのセクションの中身はそこからの逆算です。その「向き」に持っていけるようにラインを組み立てるんです。
慣れてくると一つのコースの中に10カ所は稼ぎどころが見つかると思います(スタートの向きに始まりゴールに飛び込んでくる角度まで)。さすがに2分弱のコースで全部を完璧に覚えてこなしていくのは忙しいので、僕の場合その中から脱出で最もアクセルを開けられる順に3・4つ選び、そこだけは確実にこなすようにします。残りの6・7個所のセクションは出来ればラッキー程度に(といっても捨てませんけどね)。
下見は僕の場合
1回目の下見でコースを覚えるのとセクションの確認。
2回目でセクションごとに立ち止まってライン作成。
3回目で理想ラインを歩く。
4回目では関係ないところをとばして重要セクションの研究。
です。
歩くことよりも目をつむってイメージトレーニングして、どうしても思い出せないところだけを見て回ったりもします。そうして1ヒートにはバイクの挙動のことだけを考えられるようにします。
- ■精神修行
- 技術も高まった、マシンもセット出来る、ラインも組み立てられる‥と、この次に待っているのは本番で狙ったとおりのことが出来る、という精神力です。
燃えるとアクセルの開けもワイドになります。前にぐいぐい進んでスピードはあがるでしょう。でも、反面コントロールやライン取りがラフになったり下手すると転倒しちゃったりします。逆に燃えないと何してきたのか分かんない大会になっちゃいます。
ジムカーナで大切なのはこの闘志と冷静さをバランス良く本番で発揮できる精神力を持つことだと思うんです。
初心~中級者の方へいいたいのは「いつも以上のことを狙うな」ということです。どんなに本番で頑張っても頑張ればガンバルほど自分の実力を出し切れないでおわった感を持つと思います。たとえ実力以上の力が出せたとしても自分の予測を越えた高いリスクの上にあるはずです。ここはむしろ普段の練習で血のにじむような努力をして、本番でその通りの力を出すことを考えてみて下さい。
update: 2011/02/21 |
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