CRF250L ダクト追加

CRFのインシュレータを太くしただけでは吸気量が足りなくて、エアクリーナボックスのサイドに大穴を開けたところ、吸気音が大きく耳障りだったので直接音が出てこないようなスリットのついたダクトカバーを3Dプリンタで2つ出力して差し込んで落ち着くかと思いました。ところが差し込むだけでは負圧に負けてボックス内にダクトが吸い込まれてしまったので、裏からグルーガンで固定して走ってみると、大穴2個の蓋なし開放状態に比べると今ひとつパンチが足りない。そこでもうひとつ穴を開けてダクトカバーを追加してみることにしました。

先に差し込んであった簡易モデルの2つと違って、今回はもともと大穴を塞ぐために最初に描いた図面のダクトです。肉厚で結構しっかりしています。

エアクリーナーが結構張り出しているので、差し込んだ新しいダクトカバーと干渉するかと思ったら、奇跡的にお互いの逃げがうまくいきました。

初めてみたらこれ、なんだかわからないでしょうね。

新しいダクトはスリットは全部で8つあるので、吸気効率も悪くないと思います。

クラッチを繋いだ瞬間、「お!」と思う押し出しの強さ。ダクトカバー2個状態よりも、感触は良いですが、これでベストかといわれると感覚的な感想ですが今ひとつ。ただ耳障りなギンギンする音はほとんど聞こえず、ドスドスいう低音のパルス感がノーマルと比べると段違いに良い音です。

昔むかしのキャブ車時代に、エアクリーナーボックスの穴あけは個数や位置で随分フィーリングが変わることを体験していました。なので、そう簡単にちょうど良い感じが出るとは思っていません。「前より良くなった」の積み重ねはもう少し続けてみようと思います。

【後日追記】

その後、最後に作成した3個目のダクトは外して3個目の穴は開放で走っています。下の2つにダクト、最後の1個は開放の方が、ゴリゴリと加速します。もともとビンビンと響く高音が気になって始めた「蓋」作成ですが、ここを開放している分には耳障りな音に聞こえないのです。不思議。

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