CRF250L ふらり山口県東部

ふらっと山口県東部。どこへ行くでもなく走ってみます。

岩国市のどこともいえない山の中。この界隈はカブやセローで潜り込んで走り回ってきたので走ったことのない道を見つけて走るのが難しいくらい。カーブミラーに写った姿は、こうしてみるとCRFの車体小さく見えるなぁ。

高照寺山展望台から見た瀬戸内海。周防大島まで一望できる大パノラマなのですが、残念ながら湿度が高すぎて海面がほとんど見えません。

高照寺山展望台といいながら高照寺山の山頂からは結構北東部にあります。

ダートを見つけては潜り込んでみます。山頂方面へ向かう道は大抵こんな感じでテレビや携帯の通信アンテナ施設で行き止まり。

こちらが本来の高照寺山の山頂で、ここも本当なら展望所といえるくらい景色の良いところです。山頂に結構なアンテナ施設がありましたが、きれいさっぱりなくなっていました。

海側はガスっていましたが、北西側の山腹からは玖珂へ続く街並みが見渡せました。

川土手も最近よく走ります。気をつけて見てみると結構延々と続いている土手道が見つかるものです。

獺祭本社。隈研吾設計の橋。

ガソリン満タンで林道へ入ったところ、倒木で通行できなくなっていました。ここで、タンクキャップからガソリンが滲み出ていることに気が付いて蓋を嵌め直してエンジンを始動すると、猛烈なガソリン臭‥ダバダバと腹下にガソリンが流れています。簡単な問題だとしたらホース抜け、最悪なケースだと燃料タンク底の電磁ポンプのシールが抜けた、というあたり。幸い、メインキーをオフにすると漏れは止まったので、ポンプより先の問題ということは予想がつきました。電源がオンになってポンプが回っていないとガソリンは排出されない構造なのです。

問題解決できるといいなぁ‥と思いながら外せるものを外していきます。先日燃料タンクの換装をしたのでバラしていく手順そのものは何の問題もありません。ただ、車載してある工具だけで問題解決できるのか?

ちなみに、CRFはタンデムシート左下のツールボックスの容量が結構大きいので、その分工具を追加してあります。グレーのスポンジの上に並べているのが追加工具。これに助けられました。

ガソリン漏れは燃料タンク底のホースのクイックコネクタが抜けていました。基本的に抜けちゃまずいところですし、燃料タンクを換装してから先週300km以上は走れているので接続も問題はなかったはずです。今回直前の給油でガソリンがかなり注ぎ口に近いあたりまで給油してしまいました。それがこの気温とエンジンの熱と林道のシェイクでタンク内の圧が増して、それで抜けてしまったのではないかと思います。カチリと接続し直して電源オン‥エンジンをかけても問題ないようなので外装を組み直しました。

定点観測。緑が濃くなってきました。秋になるとS字カーブの道が分からなくなるくらい金色の原になります。

社外パーツに交換してトラブルはほとんど経験してこなかっただけに、今回はちょっと反省しました。これまで過去にトラブルが起こらなかった理由は基本的に構造を理解してから部品を組んできたからだと思います。が、今回燃料タンクの換装にあたり、タンクキャップ似つけるホースが内部の減圧のための排気用なのか、外から空気を取り込む吸気用なのかさえ考えずに組んでいました。ワンウェイバルブを外して息を吹き込んでみたら、あれは外から中へのワンウェイなんですね。昔のヤマハ車なんかは日なたに置いておくと「ピュー‥」と音がしていましたから、内圧を抜く仕組みがあるものだと思っていましたが、このCRFのタンクについては圧力を抜く構造にはなっていないようなのでガソリンを調子に乗って入れすぎてはいけない、ということですね。

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