CRF250L TEC-3.1 Performance shock

CRF250Lのノーマルサスは、無茶苦茶動きます。車体を起こして沈み、乗車して沈み、荷重して沈み、とにかく沈む。だからといって納車して1ヶ月2500km走って底突きしたことはないし、乗り心地が悪いかというとそうでもなくて、プリロードを結構かけてやるだけで普通に楽しく走れる面白いリアサスです。これでしばらく乗ってみようと思っていたのに、雨で走れないからテクニクスのTEC-3.1 Performance shockを入れてみることにしました。

事前に交換方法などを調べていたのですが、リアサスの上側のナットを外すのに「バッテリーケースがー」とか「シートレールがー」とか書いてあります。結構な遠回りをしないとアクセスできない様子でそれもあって交換を先延ばしにしていましたが、自分のCRFを覗き込んでみると、ボルトが丸見え。どうも参考にしていたのは前の型のMD44の記事だったようです。2021年以降のMD47は左右ともにボルトナットに何も外したりするコトなくアクセスできます。

下側のリンクまわりも何かに邪魔されるコトなくアクセスできます。

モノの数分でリアショックユニット摘出。

長い。

イニシャルリングが純正よりも低い位置にあるので、車体に組み込んだ後にプリロードの調整ができるのかやや不安。テクニクスのサスは下の方にダンバー調整ダイヤルがついています。車高調節はなし。

取り付けて、左側から覗いてみたら先の心配は杞憂でした。イニシャル調整用のリングのまわりには結構広く空間があって作業はしやすそう。

車体を起こした時点で違いが分かります。沈まない。人が乗車しても、沈まない。なので足付き悪くなりました。

走り出してみるとただ硬いだけじゃなくて、ギャップに応じてよく動くけどフニャフニャした感じがない、コシがあるけれど突き上げ感のないリアになりました。テクニクスの標準設定でバイパスを走ってみたところ、リアはどっしりとしたままなので、速度が載ってきても不安感がありません(以前のサスが悪かったわけではありませんが、より安心感があります)。ちょっと動かなすぎる感じもあるので、様子を見るためにダンピングを2ノッチ緩めてみて、今の自分にはこのくらいのフィーリングが良い感じかということで落ち着きました。

ビッグタンクにリアショック、尻痛対策とナックルガード。以前乗っていたツーリングセローの代替マシンとして、ツーリング性能を向上させるのに気になっていた箇所は概ね触りました。しばらくは走って楽しいマシンになるように調整のためのおでかけになりますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です