耳とめまいの話

1ヶ月ほど前からキーンというちょっと大きめの耳鳴りが続いて気になっていました。

それが数日続いたのち、今度は耳が詰まったようなズモーっといった重たい耳鳴りも加わりました。これまでにも疲労がたまると1、2日間ほど耳に水が入ったまま抜けないような詰まったような感じになることがありましたが、今回はそれが1週間ほど引かずに続きました。

難聴につながる症状?と疑って左右の耳の横で音を鳴らしてみました。耳の聞こえ自体は問題ない様子でしたが突発性難聴は早ければ早いほど治る確率が上がると伺っていたので、自宅近くの耳鼻科へ。

聴力検査は問題なく、やはり耳の聞こえには問題ないようでした。おそらく内耳の液体の調整がうまくいかなくなってきてるのではないかということで、アデホス(血流を改善してめまいや耳鳴りを解消する薬)を処方されました。

症状は良くなったり悪くなったり。ズモーっとした耳鳴りは主に右だけれどたまに左だったり。その音のせいか別の事柄が原因なのか、集中力が極端に落ちて何かを深く考えることも嫌になってしまう症状も併発です。意識としては割と冷静にそんな状況になっていることを理解しているのに、どうにもしようもない。自分が崖から落ちていっていること自体は理解しているけれど、だからといってその状況をどうにもしようがないというような妙な気分です。

2週間分の薬がなくなったある朝、早朝椅子に座っていると耳鳴りがほぼ解消していました。なんだ回復したのか?と立ち上がるとひどいめまいが‥ふわふわクラクラした感じで、これはさすがにオカシイだろうと思いながら出勤しましたが、頭痛に加えて軽い吐き気。午後職場近くの別の耳鼻科へ行きました。

耳鼻科では聴力に加えてめまいと目の動きの検査をした結果、「目が回ってますね(眼球がぐるぐる動いている)。時計回りに世界が回って見えませんか?耳の奥が悪いようです」と医者に言われました。薬を3種類処方されました。

以降、キーンという耳鳴りは回復しませんが不快なズモーっといった耳鳴りはほとんど解消しました。ただ、ちょっと頭を振る動作やしゃがんだり立ったりするとフラっときます。というわけで、今ココ。

症状から調べてみると、限りなくメニエール病に近い感じです。「めまいを繰り返す・体がふわふわする・耳鳴り・耳閉感・頭痛・吐き気」って全部当てはまります。一過性のものではなくこれらが繰り返し発症することではじめてメニエール病と診断されるようで、先の医者からも初診だったからかはっきりとメニエールとは言われませんでした。

発症の直接の原因は内耳にリンパ液が溜まること。かかりやすいタイプの人は

  • 負けず嫌いで怒りっぽく、イライラしやすい
  • 物事に集中しやすく、徹底的にこなさないと気がすまない
  • なにもしないとかえって落ちつかない
  • 嫌なことでも我慢する
  • 周囲の期待に沿うように努める (パナソニック UP LIFEより

と、ムスメにも「ほとんど当たってる」と言われる始末。

原因はストレスで、上記サイトによると、

「ストレスの標的が消化器であれば過敏性腸症候群などを引き起こし、循環器であれば不整脈や狭心症、脳であれば鬱や適応障害を引き起こします。皮膚に向かうと脱毛疾患になりますね。

メニエール病は、内耳がストレスの標的となった結果です」

https://panasonic.jp/life/health/160049.html

と。ストレス、ちょうど年度末で仕事上思い当たる事柄があります。

年度が新しくなってそのストレスからは解放されるとは思いますが、この症状は一度始まると今後も同じような刺激で同じような回路が形成されていく中で、最後はその症状が固定化されてしまう、といったことにもなりかねないようです。まずは生活の質の見直しから。

3Dプリンタにかまけて睡眠時間を減らしている場合ではないようです。

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