GROM 吸気環境変更

(1週間ほど使ってみた感想を末尾に追記しました)

タケガワの吸気環境改善パーツ。大口径エアダクトとパワーフィルタを購入してみました。エンジン関係は現状でとりあえず満足しているのですが、吸気環境を変えることでどうなっちゃうのか、またセッティング変更でパワー感がさらに増すのか勉強するための変更です。

パワーフィルタは目の細かいスポンジの他に、目の荒いスポンジがもう1枚付いています。

製品には交換マニュアルが付いていますが、肝心なところが黒くつぶれて読み取りづらいです。今回はエアクリーナーボックスを外すところから始まりますが、エアクリーナーボックスの取り付けは見ればわかるような構造ですから、マニュアルに頼らないほうが良いと思います。マニュアルにはありませんが、ステアリングステムに付いているホーンは外してから作業した方が後が楽。

外装パーツって大事ね。フレーム&エンジン丸出しだともう、グッチャグチャな車体。

ノーマルフィルタとパワーフィルタの比較。ノーマルは一部分を四角くくり抜いて吸気しているのに対して、パワーフィルタは全面吸気面になっています。いかにも空気吸いまくれそうですが、吸気効率あげたからって即パワーアップにつながる訳じゃなくて、吸排気のバランスが取れないと綺麗にパワーは出ません。

ノーマルフィルタを外してみると、結露のような水滴がたくさん付いていました。炭素を含んだ燃料を燃焼するんだからしょうがないよね。

パーツ外すまですっかり大口径ダクトはエアクリーナボックスからインジェクターまでのダクトだと思っていました。単に外気を吸い込む吸入口を大きくするだけなのね。ダクトが太くなるので、エアクリーナボックスのダクトを差し込む穴の径を10mm近く広げなくてはりません。電動リューターで地道に削りました。

組み戻し。ダクトは見えなくなりますが、パワーフィルタはフレームが赤いので外から見てもアクセントになるパーツです。まぁ、僕はパワーが稼げれば良いだけなので、そんなことは求めていませんけど。

【2015/6/4追記】
僕の環境では、特にネガティブな面は見られず、良い点だけが目立ちました。これまでハイギア&極低回転では軽くノッキング音が発生していましたが、その回転域でもエンジンの回転が正常に上がっていくように変わりました。また高回転ではレッドゾーン手前くらいから吹けが悪くなって頭打ちし始めていたのが、レッドゾーンまで回るようになりました。
というわけで、全ての回転域で向上がみられましたが、体感的に加速感が増したというようなことではなく、全体的に乗りやすく扱いやすいエンジンになったというのが正直な感想。
劇的に環境が変わる、というほどのものではないようです。僕の環境の場合は「換えて良かった」と思えるパーツでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です