SEROW 大人の小冒険

「朝6時にこのセブンイレブンでどうですか」と遠慮なく言えるあやのすけさん。お互いの家の中間点になるような場所へ6時に集合するとしたら、5時ごろには家を出られる体制になっていなくてはなりません。が、お互い早起きが常なのでその辺はお構い無しに言えるのが良いところ。この日の日の出から1時間後の6時集合ではむしろ明るい時間を1時間も無駄にしてしまうのが申し訳ないくらい。

朝の空には面白い雲が広がっていました。

セロー2台でツーリング。まず向かったのは広島のアビーロード、安野花の駅公園。これ、流行らないかな。
今日気がついたけれど、現行の黄色のモンキー125なんか置いたら後ろのキハ28とのマッチング最高ですね。

今回は目的地がある訳ではなく、お互いがGoogleマップの衛星写真で地図にも載っていないような道を見つけて現地へ行ってみるというスタイル。道中気になる脇道を見つけては入っていきました。ちょっとしたがれ場でターンしようとして、クラッチ握ってコケました。

砂利道でアクセルターンしようとしてコケました。

この草むらが朝日を浴びてとても気持ちの良い色をしていたので、

朝ラーです。午前7時前なのでとてもいい感じですね。

最初の目的地、津軽岩木スカイライン張りに「あれ、さっきもこの道走らなかった?」と思ってしまうくらいの葛折りでグイグイ登っていく林道はあやのすけさんのチョイス。しょっぱなからものすごくハードでしたが、あやのすけさんグイグイ登っていく。僕より断然大胆。

なかなか抜けられる道がなくて大抵が行き止まり折り返しなんだけど、薄暗い森の中でスポットライトを浴びている場所や、スケール感は阿蘇には及ばないものの起伏のあるなだらかな地面いっぱいに広がる牧草地や、「え、この峠越えの一本道の林道、この家のためだけに‥しかも山深いよ?」みたいなところがあったりして、とても楽しい。

ここは良さそう!と思って到着したら、以前訪れてがことがある場所だったり。もう、脇道探検、過去にあちこち行きすぎて把握仕切れていないのです。

通りすがりで川の対岸に魅力を放つ素敵な木造の建物を発見。立ち寄ってみると、古い小学校でした。

2000年に統合されて廃校になった美和西小学校の校舎でした。

校舎の裏側、川に面した側は古い旅館のような重厚感のある面持ちです。

ほら。映画のロケにも使えそうな石階段もあったりして。

石段はそのまま河原につながっているのですが、ここには川の水をそのまま掛け流しになっている生け簀のようなスペースがあります。これ、小学校のプールですかね。キャッシュをひとつ、設置しました。

猪避けのスチールのゲートや、熊よけの電撃バリアを乗り越えて進みます。

温井ダム。人があまり登ってこない西側の展望所から。キャッシュをひとつ設置しました。

ダムを下って加計の街で解散しようかという話になったところで、小腹がすいたという話をしたら、鯛焼屋よしおさんを紹介していただきました。あら、調べてみたら今年創業50年ですね。おめでとうございます。

たい焼きと、たこ焼きを購入して、近くの休憩所をお借りして食べました。結構遊びまわったのにまだお昼前、という素晴らしい進行。

旧可部線の加計駅のプラットフォームが、一部分だけ残されています。キャッシュをひとつ設置しました。

先日のGBのツーリングが400km。今日は170km。距離の長さは楽しさとは関係しませんね。短くてもとても楽しい‥というか体力的に厳しいツーリングでした。
最近のGROMやセローのツーリングとは言えないようなその辺の道探検が、バイク遊びとして、そして社会の側面を知るという意味でとにかく楽しいです。あやのすけさん、お付き合いありがとうございました。ペース気にせず走れてとても嬉しいです。

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