GROM × スタッドレスタイヤ

平野部で軽く雨だったので山は雪だろうと、朝からセローでは初めての道の駅スパ羅漢。毎年このあたりまでは道に陽が当たることもあってそれほど路面状況は悪くないのです。

少し進んで山の北側になる陽が当たらないコーナーは、もう凍結気味の路面になっていて、ブロックタイヤのセローでは少し心もとない感じ。

橋の上は完全に凍結しています。ここはもうスタッドレスタイヤの出番です。

山から降りて来てガレージのバイクを外に出し、GROMのスペアホイールにスタッドレスタイヤを組み付けます。IRCのSN22sです。

昨年は前後100/100のサイズで組みましたが、丁度ヤマト運輸のお兄さんが、フロント用に注文していた90/90を届けてくれました。

トレッド面の幅がリム幅とほぼ同じ。

昨年は100/100をフロントに履きました。これだと外径が大きくなってフロントフェンダーと干渉してしまったということと、オンロードでとても曲がりにくいハンドリングになってしまうという弊害がありました。今回の90/90はフェンダーとの干渉という点ではクリアランスも十分にあって全く問題ないようです。

今回はフロント1.3kg/cm2、リア1.6kg/cm2で組みました。昨年より少し低め。

普段から120/80を見慣れている僕からしても100/100はとても細く見えるくらいですから、GROMの標準サイズのタイヤを履いている人から見たら細すぎて不安になるレベルじゃないでしょうか。

走り出してみて、違和感のなさにびっくり。朝セローに乗っていたので、いつものGROMと比べて‥という感じじゃないにしても、十分オンロードも走れるハンドリングです。これはいい!

突入〜!!

1週間前にセローで走った舗装林道、誰も走った跡がありません。

全くもって普通に走ります。上り坂ではまっすぐ進みにくくはなりますが、それでもガンガン前へ進みます。

真っ白な紙にヒョォォォッと一筆で線を引く感じ。恐ろしく気持ち良い。

雪道走行のポイントは、

  • 車体の直立状態を維持(特にフロント)
  • なるべく停車しない
  • 停車した場合は走り出しを穏やかに
  • グリップ感があってブレーキも十分効くが過信しない
  • 雪の下に何があるか分からないので、雪面が膨らんでいるところは避ける

といった感じでしょうか。

動画も撮影しました。エンジンのM6のボルト穴にRAMマウントを取り付けて、カメラ本体のアームバンドを足に括り付けています。

こちらはウインカーにタイラップ式のマウントをつけて後方撮影‥操作誤って撮れていませんでしたけれど。

前夜に降った新雪で、誰も走っていない道ですから雪の下が凍結しているわけでもなく、とにかく走りやすい。標高が上がるに連れて雪の深さが増して来たので、無理せず折り返します。

雪のシーズンはじめなこともあって、誰も走っていない雪道がいくらでも見つかります。

12月中旬には冬期閉鎖になる県道471号所山潮原線の峠を越えて帰路につきます。

これまでジムカーナでは年中走っていたものの、一般道を走ることに関してはこの季節全然楽しめていませんでした。GROMで雪山を走るようになって、さらに昨年からスタッドレスを履きはじめててからは、冬も結構ワクワクできるようになってきましたよ。

IRCのSN22はノーマルタイヤに比べても価格や安めですので、冬のバイク遊びにいかが‥って、推奨されるリム幅の装着じゃないので、お勧めはできませんが、自己責任の範囲でどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です