24,400kmでやっとプラグ交換です。純正プラグのNGK LMAR8C-9、純正パーツとしてオーダーすると1本4000円近く。これがアメリカのamazon.comでは1本1500円少々で売られていて、2本+送料込みでも純正パーツとしてのプラグ1本分くらい。というわけで、2週間ほど待ちましたがプラグが到着したので交換することにしました。
NUDAのプラグ交換はシートレールを外すところからスタートです。前後スタンドをかけていますが、今回はリアサスも抜こうと思っていたので、シートレールで車体を吊ることができないところをオイルパンにジャッキをかませて車重の支えとして支持しました。
シートレールを外して吊り上げていきます。燃料タンクはシートレールマウントで、このタンクがリアサスのピギーバッグに引っかかってこれまで引き抜けないと思っていました。上に吊っていくとなんか抜けそうな感じ‥と思いはしましたが、どうやらこれでもまだ抜けないようです。
燃料タンクが後方へずれた分、エンジンの上に載っているエアクリーナーボックスをずらすことができるようになります。これでシリンダヘッド部へアクセスできるようになったので、ダイレクトイグニッションのプラグキャップを引き抜こうと思ったら、予想通りこれでは抜けません。エアクリーナボックスをずらしてつくった隙間が足りないのです。
というわけで、リアショックを抜くことになります。燃料タンク、エアクリーナーボックスをさらにずらします。
プラグキャップを抜こうとしていますが、妙に長くて抜けません。いっそのことエアクリーナーボックスを外してしまえば良いのですが、補器類を外すのが億劫なのでこのままいきます。
抜けました!新品のプラグを挿してみると、長いにも程があると言いたくなるような長さです。
プラグレンチは持っていませんでしたが、14mmのディープソケットでプラグを回せることは分かっていました。プラグキャップの長さに合わせてエクステンションをジョイントしていき、特製プラグレンチを作ってプラグを緩めます。
あんなに長い特製プラグレンチがこんなに深く刺さります。
プラグの抜き取りはマグネットで。やっと抜けました。
24,000kmご苦労様でした、のスパークプラグ。外観からは交換するまでもないような良い状態です。
元どおり組んで試走しました。アクセルを開けた時のツキがシャープになったような気がするだけで、近所を徘徊するくらいではよくわかりません。
NUDAのオーナーさんの情報でサイレンサーにクラック、という件もあったようです。念入りに見てみましたが、いまのところ平気そうでした。
たかがプラグ交換で、普段外さないところをあちこち外す羽目になりましたが、手の届きにくいところや外からでは見えないところを掃除しながら作業ができるので、ありがたいといえばありがたい‥でも頻度が高くない作業であってほしいです。
コメントを残す