バイクって何が楽しいの?

「バイクって何が楽しいの?」と食事中ムスコに聞かれました。

バイクの楽しみは「走る」「いじる」「磨く」「眺める」「バイクを接点に人と触れ合う」などなどいろいろある中で、僕の中では「走る」「いじる」の楽しみの比重が高いのです。これは絵を描くことととてもよく似ています。僕は鉛筆で絵を描くときに、思い通りの線を引くため結構なこだわりをもって自分の好みの角度や芯の長さに鉛筆を削っています。専攻は日本画ですが、日本画の絵の具は自分の好みの量の膠を絵の具と混ぜて指で練って、好みの量の水で薄めて描いていきます。バイクの楽しみ方も一緒で、自分の描きたいラインをバイクが描けるようにバイクを作り込んでいって、思い通りにスッキリ気持ちよく走らせる、というがのが今の僕のバイクの楽しみ方のようです。

だからツーリングへ行ければ良いのか、というとただ行ければ良いのではなく、気持ちよく行けないとダメ。NUDA、もっとフロントまわりなんとかしたい。GROMは今、ものすごくイイ感じ。でも、描き切るという意味ではやっぱりジムカーナ用につくったマシンで絞りきった雑巾からまだ水を絞り出すような走りができたときの楽しみが僕の中では一番なのよね。

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