サイドバッグ補修

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新しくしたハイカムにあわせてツーリング中にGROMの燃調をいじるために何度もシートを外したり付けたりしていたのですが、サイドバッグを固定するバックルを1つ留め忘れて走ったため、リアタイヤとバッグが接触して穴が空いてしまいました。このバッグ、内側のPVC製のインナーバッグで内部の防水性を保っている商品なので、アウターの生地に穴が空いてもそこから内容物がポロポロこぼれ落ちるようなものではないのですが、目立たないとはいってもみた目このまま使うというのもどうかと思ったので補修することにしました。

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補修に使ったのはペタックスという粘着テープ式のテントや幌の補修テープ。生地は布地っぽいのですが耐水性の高いもののようです。匂いはなかなか強烈。色は結構選べるなかから、国防色というものを選んでみました。

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穴の形に合わせて、またバイクに装着した時に見えづらいように補修しました。剥離紙を剥がした粘着部分はものすごく強力。剥がれにくさを高めるために角の丸さはもっとRを緩やかにすればよかったと思いますが、それでもちょっとやそっとのツーリングでは剥がれそうにありません。。

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残念な事にインナーにも穴が空いていました。こちらは生地同士の接合部付近にまで穴が空いていて、テープの補修では穴を完全に塞ぎづらい状態です。バッグの防水はこのPVCインナーで保っているので、こちら側は完全に穴を塞がなくてはなりません。

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調べてみたら、この手の穴の補修は「SEAMGRIP(シームグリップ)」という商品が定番のようでした。アメリカ製の商品ですが、CAPTAINSTAGが日本語パッケージに入れて扱っています。

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PVC接合部の生地に‥

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塗りました。説明書によると3mm程度盛って10時間放置と書いてありましたが、粘度はかなり低いので生地に傾斜があるとタラタラと流れてしまいます。本来裏側にセロファンテープなどを貼って穴を塞いだ状態でシームグリップを塗るということになっていますが、裏側に手が回らない箇所なので表側にたっぷり盛って無理やり穴を塞ぎました。

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こちらは穴というより裂け目。このような穴も塞ぐ事ができるということでしたので挑戦しました。穴に対して上から塗ると、穴の中にシームグリップが流れていって穴がふさがらないので、バッグをぶら下げて補修穴を一番低いところにしてシームグリップを塗りました

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一晩放置した結果。揮発成分がとんで盛った量が多少ヒケましたがある程度膨らみを保ったままで固まっていました。弾性のある状態で、爪で剥がそうとしても強力にくっついていて剥がれません。これは期待できそうです!

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