690DUKE 世羅

ムスコの卒業式で平日休み。

千葉県北西部に住んでいた頃、利根川を越えた先に広がる茨城県南部が近い割に結構未開の地で、またそこを開拓しようという気になかなかなれませんでした。理由は、道がぐちゃぐちゃしているから。地形優先で道ができていて、高いランドマークになる山がなくて自分の位置がつかみにくく、さらに似たような森や田んぼが延々続いてどうにも頭の地図にその地形を取り込みにくい、ということで妙な苦手意識がありました。今のうちのバイクのラインナップならそれがかえって楽しめそうな感じもしますが、当時はオンロードバイク1台でしたので、茨城県南部は幹線道路を使って移動をする地域、という認識でしかありませんでした。

広島に越してきてミニバイクやオフ車に乗るようになって、沿岸部は島も含めて結構隅々まで走り回りましたが、世羅あたりの「高い山がなくて、道がごちゃごちゃして同じような風景が続き、自分の位置が把握しにくい」のが僕にとっては茨城っぽい妙な苦手意識が働いて開拓していませんでした。

最近その世羅で全然訪れたことのないあたりにジオキャッシュがパラパラを撒かれ始めたのでDUKEで訪問してみました。

源流とか、ちょっと熱い。

世羅の市街地ってそんなに多くの回数訪れたことはありませんが、いつ訪れてもいきなりなんでこんな普通に街らしい街が山のなかにあるんだろう、って感じを受けます。今日は街はスルーしてキャッシュが置かれた今高野山へ。なんだかいろいろな施設があるよ。世羅のテーマパークか。

気になったのはここより高い山のてっぺんにあるお城のような展望台ですが、駐車場から近いここも展望台ということで立ち寄ってみました。

うん、まぁ‥。

街を挟んで向かいのテレビ塔のある山にもキャッシュがあるので立ち寄りました。

こちらは先ほどの山よりも遥かに高く、世羅の街並みが一望できます。こうしてみるとここは山に囲まれた地域に開けた奇跡的な平面なのかな、という様子がうかがえます。なんで山の中にこんな町が?と思っていたのも、人が生活しやすく畑を駆逐して町が広がりやすい地形だから、ということで納得。世羅のここ以外の地域は相変わらずよくわかんないんだけど。

道中、入り組んだワインディングがほとんどなく、ワイドなコーナーを気持ちよく豪快に走り回って帰ってきた感じ。午後からオール下道200kmでしたが、結構これでも十分に走った気になれるお出かけでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です