失敗の数々

低速のパンチ力不足を解消するために、キャブを丁寧につついてみることにしました。
ケミカル棚に金属部にさびの浮いたいつ買ったのか分からないようなキャブクリーナーがあったので、今回はキャブクリーナー液に外したパーツをどぶ付け、キャブの流路にもキャブクリーナーをシューシュー吹きまくって、パーツクリーナーで洗浄した後エアブロアで仕上げて組み戻し。

エアスクリューを2回転戻しにしてあったものを、少しだけ締込んで1+7/8回転戻しにしてNSRに組付けて、試走です。あれあれ‥? アイドリングで回転が以前より安定したように思いますが、走るとものすごくマイルドです。パワーバンドに入っても加速が劇的じゃない。エアスクリューの戻しが原因かと、ガレージに戻って戻しを増やしてみます。
NSRのエアスクリューは(NSRに限った話じゃないかもしれませんが)、タンクを外して、エアクリーナーボックスを外さないと調整できない位置にあるので、いちいちめんどくさい。僕はエアクリーナーボックスをキャブに取り付ける作業がとても苦手で、できるだけ避けたい作業だったのですが、エンジンが温まっていると接合部のダクトが軟化しているので簡単にカポっとハマるんですね。普段は冷寒時にしか作業していなかったのです。

何度か調整して試走してみても、症状は改善せず。それなりに加速しますが、全体にヌルい。おまけに、燃料コックにホースを接続せずにガレージ内でコックをOFFからONにして道路へ出したところで、ジャバジャバ流れるガソリンに気づいてこの有様。

夕方出かける時間になってしまったので、最後にコンプレッサのタンクに残ったエアでブロアして車体のゴミでも吹き飛ばそうとシューシューしていると‥カプラが一個外れてる‥。スロットルポジションセンサのカプラを接続し忘れていました。ということで、PGMの点火タイミングが正常ではなかったことに。接続して走ってみると、フロントがポンポン跳ね上がります‥今日のセッティングは全くもってムダな時間となりました。もともとの目的だった低回転域のトルクアップが解消したかも確認できていません。
整備も長期間サボると勘が鈍るというか、単純なところでミスしてしまうというよい教訓となりました。

2 Comments

カントク

電気バイク でするからねえw
しかひ うちがたも お笑い整備 満載ちう

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つがたく

>カントク
ついつい、やっちまいますよねぇ。
未だにクーラントのポンプのところのスラストワッシャーをはめ忘れたの、そのまま放置していますしw

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