「MC19のリアアクスルシャフトがVTRにポン付けですよ」
とTomさんに教えていただきました。なんで今更MC19(80年代のCBR250R)なのかというと、中空シャフトなのです。メンテナンス等の際にL字受けのメンテナンススタンドでリアを持ち上げるよりも棒を挿してスタンドアップする方が楽かな、と思って交換してみました。
スタンドも新たにストレートのミニバイク用ワイドスタンドがVTRにも使える、とTomさんに教えていただきました。何が良いって小さいし、GROMにも使えます。
NSR時代に使っていた太さ5mmの鉄の棒。コレを受けるために、スタンド側にVフックなり穴の空いた何かなりが必要です。
うちの今まで使っていたメンテナンススタンド用のコレが使えるだろうと高を括っていましたが‥ミニバイク用のスタンドに四角いシャフト部分の寸法が合いません。
ミニバイク用スタンドから四角いシャフトを抜いて、鉄の棒を直接シャフト穴に通してもみましたが、スタンドアップさせるとリアタイヤが地面に着いてしまいます。
そこで、既存の受けを利用して軸受穴付きのサポートを取り付けようと、精密な図面を引きました。
くり抜き、面倒なのは分かっていましたが‥面倒でした。ドリルでひたすら穴を開けて、その穴を連結していく作業スタイル。
仮組み。この時点で気がつけばよかったのですが‥L字の受けと穴がこの位置関係だと、鉄の棒をこの穴に通そうとしてもL字受けが邪魔をしてうまく挿さらないのです。穴をもう数cm高い位置にするべきでした。このあと右上の三角の部分を切り落としてしまいましたが、あの三角の中心あたりに穴を開ければうまく言ったんじゃないかと思います。
まー、切り落として、車体を持ち上げてみようと思ってガックリ‥もうくり抜き作業、いやだよ‥。
そこで、改善。穴じゃなくてフックにしてみました。
それぞれの位置関係がギリギリな感じでしたが、これなら後ろからフックを先に棒にかけてからリフトアップできます。
L字の受けは仕事しているように見えますが、カタカタ動くので車重はかかっていません。
このフックとL字受け一体型の仕様の何が良いって、タイヤを外す作業の時もスタンドの受けを交換する必要がないところ。この手のスタンド、Vフックを使おうと受けを交換しようと思った時に限って、どこへしまい込んだかわからなくなって‥ってことがよくあったので、双方付けっ放しのこの方法ならその点も問題ありません。
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