バキュームゲージを購入したので、VTRのキャブの同調をとってやろうと思って半年くらい放置していました。ちょっとやる気が出たので、気の抜けないうちにやってしまいます。
後ろバンク、写真真ん中あたりの負圧ホースを引き抜いて‥
バルブを抜きます。ワッシャーの脱落注意です。
後で試してみてわかったのですが、これは抜かなくてもゲージのホースが直接差し込めるようでした。
ゲージのアタッチメントをねじ込んでホースを接続。
全閉していたゲージのメーターの付け根のコックを緩めていくと、針がエンジンの脈動に合わせてブンブン振れます。
コックを閉めていくと振れの中央値あたりで収まっていきます。後ろバンクは15cmHgとちょっとという値。
前バンクはネジ穴がM5のプラスネジでメクラ蓋されています。
固着していることが多いというので、慎重にドライバーを押し込みながら回します。
フレームが邪魔をしてアタッチメントの取り付けが難しいということらしいのですが、うちの場合は一番長いアタッチメントを使って、柄のしなりを利用したら取り付けが出来ました。一般的にはリアバンクのパーツを外して使う事が多いようです。
取り付け完了。
前バンクは‥10cmHg以下。全くもってズレています。
同期調整のネジは指でも回せなくもないのですが、デリケートに回したい時はドライバーが便利。普通には差し込めない向きになっていますが、スロットルを開けてネジを水平に近い位置まで持ち上げればこのようにドライバーで調整ができます。
時計回りに回すと前バンクの負圧が高くなります。調整後リアを見てみると‥あれあれ?数値落ちてる。この調整ネジ、前後同時に(前後の上下を別方向に)調整してるのかな‥そうなるとバキュームゲージ1つで調整しようとすると前バンク、後ろバンク、前バンク‥と付けたり外したりして確認するのがとても大変‥。
ちょっと考えてみて、これってホースを二股に分岐して、計測しない側のホースをクランプしてやればゲージ1つで両方測れるじゃない?って思っていたら‥
熱帯魚飼育用のエア調整バルブ付きの二股ジョイントというものがありました。素晴らしい!
ホース径もぴったり。
というわけで、切り替えながら調整をして、ほぼ同じ程度のバキューム値に納めました。
調整後に変わったコト。
アイドリング回転数。エンブレの低下。アフターファイアがなくなった(夏だから?)。
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