GROM グリップヒーター移設

P1290781

ノーマル車両のGROM2での通勤が妙に楽しいので、本格的に通勤用に仕上げるため、各種装備をGROM1からGROM2へ移設をはじめました。

レバー、防寒用のナックルガードに加えて、リアキャリアとトップケース、そしてグリップヒータの移設です。作業風景としてはこれまた2台とも剥かれて楽しそうに見えるかもしれませんが、作業量2倍。やっぱり単純に楽しいとは言いづらいです‥。

P1290794

外すパーツも2台分ですから、狭いガレージはすぐ足場がなくなってしまします。そのため、かさばる外装類は吊れるようにフックをたくさん用意してあります。

P1290784

まずGROM1のグリップヒーター一式の取り外しから。ヘッドライトケース内から車体の左側面にかけては、グリップヒーター・油温計・サブコン・スマホ充電用のシガソケットの配線などがいろいろ入り乱れていて、もうどれをどう配線していたのか覚えがありません。マニュアルもなくしているので組みなおしができるように一つひとつ接続を確かめながら配線を外していきました。

P1290787

外したホンダのスポーツグリップヒーター。よくあるグリップヒーターのようにグリップの外径が太くなっていないので、操作性に全く影響がなく、夏場でもこのハンドルのまま使える素晴らしい商品です。でも、1年で表面がすべすべになってきました。

P1290782

給電はどこからするかというと、GROMに予め用意されているアクセサリー用の電源を使います。GROM2のサイドカバーを外してみると、メインハーネスにハーネステープで半分隠れるように巻かれているカプラがありました。テープを外すと蓋をされた防水ソケットが出てきますので、そちらにグリップヒーターのカプラを差し込みます。

P1290788

さて、GROM2側のグリップを外すためにバランサーウエイトを外すわけですが、ここのボルトは特殊ネジで、おそらく緩み止め目的のためなのでしょうがかなりのトルクをかけないと回らないボルトになっています。普通にプラスドライバーでは回せませんので、ドライバーにメガネレンチをかけて回すのですが‥左側は舐めるのを恐れて一気にトルクをかけるのを躊躇してしまって舐めてしまいました。

通常ならボルトの頭をドリルで落としてテンションのかからなくなった軸を抜き取りますが、ここのボルトは軸部分に緩み止めの加工がされているので、頭を落としてしまったら、まず間違いなく抜き取れなくなります。

P1290792

エキストラクター、持ってて良かった‥。ドリルで適当な穴を開けて、通常と逆巻ドリルになっているエキストラクターを反時計回りにねじ込みます。テーパーのドリルがボルトにねじ込まれていく回転方向がボルトを抜く方向の回転なので、じっくりとねじ込んでいったら割とあっさりとボルトが抜けました。

P1290793

エキストラクター、初めて使ったよ。
外れたのはいいけど、抜け止め加工された特殊ボルトを抜いてしまうくらいドリルがボルトにがっちりとネジ込まれているので‥今度はエキストラクターがボルトから抜けなくなって困ってます‥。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です