GB250 リアショック交換と‥!

コロナ禍の影響で届かないかと思いましたが、オーダーしてから12日でリアショックが届きました。GBのリアショックを何にするか、もう本当に禿げるくらい悩みました。GBは20年以上も前のバイクになるので流石に選べるほどラインナップされていなくて、定番のオーリンズやナイトロンなども車種専用品がありません。
SRとリアショックの全体長がほぼ一緒なことから流用ができるようで、SR用を選べば選択の幅は広がるのですが、取り付けができると言っても車重が40kg以上も違うマシンのサスで良い足になるとは考えられません。そこで今回、多様な車種向けをラインナップしているYSSのGB250用リアショックを選びました。

YSSのSPORTS LINE リアツインショック Z362。プリロード無段階・伸び減衰・車高の調節が可能。本体とスプリグ、それそれカラーオーダーできるモデルなので、目立たないように銀ボディのメッキスプリングにしました。

23年もののノーマルリアショック。見た目は綺麗だけれど、圧がかかるとシュコシュコ音がする‥。

急がば回れ、でサイレンサーを外した方が作業効率が良い。

全体長、こうして比べるとほぼ一緒。

‥と思っていたら、出荷状態ではノーマルサスよりも長さが短いようでした。雑な計測で7mmくらい短い。

というわけで、片側ずつ交換するのはやめて、両側のサスを抜いて取り付けましたが、GBってこの華奢なスイングアームとリアタイヤがものすごく重たい!女子だとサスの取り付けのためにリアまわり持ち上げるのしんどいだろう、って思えるくらいの重さです。

出荷状態でポン付して、またがった瞬間の印象は‥リア下がり。でも走り始めると加速してもリアが下がる印象が少ない。これはスプリングが硬いかプリロードかけているってことだけれど、もともとリア下がりなことからそもそも曲がらない。街を一回りしてきて

車高調節を4回転分伸ばし
プリロードを1回転戻し ‥まで直感でセットして、その後
伸び減衰2クリック締め

で‥豹変!曲がる曲がる!走る走る!ツッコミスピード落とさなくても攻められる!伸び減衰締めたのは曲がらない方向だけど、これは自分のフィーリングとのバランス的に。

まさに、化けた。こんなクラシカルなバイクがキビキビコーナリングして立ち上がってくるのはちょっと変かもしれないけれど、恐ろしく思い切りよく走るマシンになってしまいました。

もうね、言葉にできない感激‥こればっかりは知識じゃなくて経験がモノを言う世界です。長いこと真面目にバイクに乗っていて本当に良かったと思います。正直YSSのサスペンション、そこそこセッティングできればいいや、って思っていたのですが、想像以上!お値段以上!でした。

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