2019愛媛ダンロップ杯第2戦

フロントの感触は良いので崩したくないのだけれど、ターンは早くしたい。

というわけで、ブレーキングで沈み込んで落ち着くところは同じで、そこへ至るまでを早くするセッティング。フォークオイルを油面15mm分足して、イニシャルを2回転半抜き。バネが早く縮むので柔らかく感じるけれど、エアが少ないから踏ん張り始めるタイミングが早い、というセット。これにフロントの入りが早い分、リアの接地感が弱くなって跳ねないように伸びダンパーを緩めて、ターンの入りはじめからグイグイフロントが入って底ではちゃんと落ち着く、これまでのVTR比ですがものすごく曲がるマシンになりました。

どうでもいいけど、ちかくんがSSBの転倒して削れた跡で爪を削っていました。あとでこっそり真似してみたら、結構いい感じですね、これ。

所要で前日練習会には出られず、夜のゼロヒートから参加です。実は会場へ向かう途上、だんだんを拾って行ったので、会場近くで30分ほどマイナス1ヒートのフライングスタートしています。ゼロヒートははむぞうさん・kwmrさん・えろにゃんさんと同じ卓で(やったー!)、明日直接のライバルになる遠方から来られた皆様とタップリお話ができてとても楽しいゼロヒートでした。

ウォームアップコースに入って‥ファイナルをショートにしたせいか前週のTRYGYMKHANAで感じなかったのにエンブレで車体が押し戻される感がひどい。多分愛媛のウォーミングアップコースは加速区間がほとんどなくてすぐアクセルオフになるので余計にエンブレを強く感じてしまったのだと思います。1ヒートを終えてパドックで愚痴っていると、Tomさんが「※凸×▲◯+%!」と言っています。何を言っているのか分からなかったのですが、AIキャンセル済みの既存のホースをつなぎかえると、どうもVTRのヘッドのもともと組み込みのワンウェイバルブを使ってケース内を負圧にすることができるようなのです。実際組み替えてオイル注入口の蓋を緩めると、プシュー‥っと空気の入る音が。試走すると確かにエンブレが穏やかで普通の乗り味になっているじゃないですか!何を言っているのかよく分からないけど、すごいぞ、Tomさん!

今回、Aシードは一人ずつの出走になったので、第1ヒート、第2ヒートともにフルで撮影していただいています。
第2ヒートは痛恨のニュートラルスタート。ギアがうまく入っていなくて、スタートでエンジンだけが虚しく吹け上がる、という残念すぎる事態に。でも他の方のミスやら自分の頑張りやらで、総合4位で第2戦を終えることができました。

今年は暑い中ジムカーナせずに済んだ‥と思っていたのに、この愛媛大会は暑かった‥。でも、ものすごく楽しい大会でした。

そうそう、7月末にガーミンの腕時計を購入して以来、雨の日とツーリングに出ている日以外はこの夏週3回のランを続けていました。毎年夏の大会は大会後3時間運転して帰宅したらもうクタクタで翌日仕事にならないくらいだったのに、今年は走ってきたおかげなのか、なんだか平気でピンピンしています。大会翌朝もランに出たくらい。もうこの10年くらい思っていることですが、無駄に体力つけておかないとイベントを乗り切れない。楽しく遊び続けられるよう、バイクだけでなく身体のセッティングも日々注意して行かなくちゃいけません。

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