MagicTrackpad

2階に持ってあがった37インチのテレビとセットにしているポリカーボネートの白いMacminiは、現在ありあわせのキーボードとマウスをUSB接続しているので、ちょっと煩わしい。そこでワイヤレスの入力装置をもう1式用意しようと思って購入してみたのが、AppleのMagic Trackpad

発売当初は、ポインティングデバイスはマウスでいいじゃん?って思っていましたが、リビングPCでは写真を見る機会が多く、iPad同様にピンチやスワイプ操作で写真を見られるならこれは便利なのではないか?‥と思ったこと以上に、実は上の写真のようにApple純正のワイヤレスキーボードに並べたときのドンピシャさ加減の美しさにヤラレてしまいました。

購入してみて感じた良い点/悪い点は‥

良い点:
キーボードと並べたときの格好良さは想像以上。タッチパネル面が広いので操作もチマチマした動きにならない。4本指操作まで認識して様々な機能を呼び出せるので、写真を見たり、Webブラウズしたりするのにはマウス以上に便利。OSXはマウス操作でのポインタの動きに変な加速感や減速感があって、今でもポインタ操作が全く馴染まないけど、それよりはマシ。

悪い点:
本体全体がボタンになっているのでどこを押してもクリックできるのは良いが、底面の2個のゴム足を支点にした構造になっているので、ゴム足を保持できる平らな硬い面がないと物理的なクリックができない構造になっている(柔らかいカーペットや膝の上での操作ではクリックができない<タップ操作をクリックとして設定すれば解決はできる)。JPEG画像等をプレビューアプリで開いた状態では、ピンチ操作でのズームや二本指で画像の回転などができるが、肝心のiPhotoでは(画像の編集画面以外で)ピンチ操作のズーム等ができない。全体的に反応がモッサリとして緩慢で、iPadやiPhoneのダイレクト感には程遠い。

というわけで便利だけど、サクサク生産的に作業をしようという用向きには適さないポインティングデバイスというトラックパッド特有の欠点に加えて、操作感のシャープさのなさが今ひとつな製品といえます。ポインティング動作メインというよりも、ピンチやスワイプによる「リモコン」的な捉え方で使った方が満足感が得られるでしょう。

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