極力スペシャルバイクに見えないように、純正に近い感じでバイクを作ろうといつも思っているのですが、Fブレーキがもう少しGROMのようにならないものか、とブレンボの対向4ポッドキャリパーを入れてみることにしました。
VTR250用のサポートが見つからなくて諦めかけていたのですが、複数方面から「プロトのRS250/CBR250R(MC41)用のが使えるよ!」と連絡をいただいたので早速購入してブレンボ4Pと連結。
車体へ取り付ける前にサポート込みで重さを測ると1067g。これが重いのか軽いのか分からないのですが、純正キャリパーよりも結構仰々しいので重たいのだろうと思っていたら、
外した純正キャリパーとそんなに重さは変わりませんでした。ハテ?と思っていたら、ブレンボのキャリパーはピストンが異様に軽いんだそうです。
VTR250ではホンダ車でよく使われているVTR1000などのニッシン製純正キャリパーを取り付けるのが定番になっていますし、サポートもVTR250用として発売されています。でも、中古で買ってきてシールやらピストンやら交換して取り付けるよりも、新品のブレンボを投入する方がもしかしたら安いし手間もかからないだろうと思って今回はGROMでも慣れ親しんだブレンボ4Pにしました。重さの面でも純正流用よりもブレンボの方が有利なのかもしれません。
いろいろ汎用品なので微調整が必要です。サポートについていたシムを1枚、キャリパとサポートの間に使って組んだら、ディスクローターがほぼセンターでした。
ニッシンの17mmラジアルポンプマスターとの組み合わせのフィーリングは‥ラジポン+純正キャリパー(2ポッドピンスライド式)では悪くなったフィーリングが、レバーのストローク量が増えてカチッとした感じが減って、グニュリと握りこむ感じになりました。効きも劇的に改善というものでもなく、使い始めて3日程ではタイムに大きく影響するものでもないな、というのが正直なところ。
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