GROMのエンジン開けてみた

ブローしてしまったGROMのエンジン、再起させるにしてもエンジン丸々おろす必要があるのでガレージが散らからない程度にバラしてみることにしました。

エキパイには弾け飛んだパーツがぶつかってできた打痕が数カ所。

シリンダーヘッドを引き抜くとバラバラとピストン関係のパーツが落ちてきました。折れたピストンピンの残りの部分もこちらにありました。

バルブがピストンリングを噛んでいます。

シリンダー内にピストンがゴロリと転がっています。ってことは、割れてる。

取り出したピストン。

組み合わせてみると、左側になるピストンピンの穴がなくなっています。この様子からすると、ピストンピンを保持しているあたりが割れたり折れたりして変形して、カタカタ音を生じさせるようになって、回転があがったところで一気に破断してすっぽ抜けたコンロッドがクランクケースを直撃、というところでしょうか。

シリンダスリーブの下側はコンロッドに叩かれて割れていました。

破片はかなりクランクケースに落ち込んでいるようです。せめて5速クロスミッションだけでも生き残っていてほしいところ‥。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です