CRF250L 出雲・雲南・奥出雲

晴れると聞いて大山へ向かってみたんだけどね、曇天。

秋晴れの風景を期待していたのだけれど、曇り空で景色が楽しめないなら、足を踏み入れたことのない地域に最近大量にジオキャッシュが設置された出雲方面へでルート変更して久しぶりにキャッシュハンティングツーリングにすることにしました。

まずは広島県庄原市の備後落合駅から島根県松江市の宍道駅を結ぶ木次線(きすきせん)の沿線をひとつひとつ各駅停車で巡ります。

ディーゼル×一両編成×ワンマン車両×単線×無人駅。

都会ではなかなかみることのできないフルコンボの路線は、速度やら効率から解放された旅が楽しめそうです。

沿線の駅ひとつひとつが味わい深い。

亀嵩(かめだけ)駅は無人駅ですが、昔の駅員さんの勤めるスペースが蕎麦屋になっています。残念ながら朝早くて開店していませんでした。駅舎の蕎麦屋って面白そうだし、この駅のキャッシュのログに大先輩のMTSKさんが「ここのお蕎麦おいしいですよね」と書いていらっしゃいました。あらためて訪れてみようと思ってしまうじゃないですか。

日が高くなったからか標高が低くなったからか、青空が広がってきました。予定通り大山にしておけばよかったかなぁ。ただ、大山まで行ってしまうと帰るのが面倒臭いな、という思いもあったのですけれど。

小さな温泉街にも足をはこぶことになりました。

足湯、休業中にもかかわらず、朝からお湯が出ています。

ボイラー使ってないんだろうな。下関から出雲にかけて(その先鳥取側は足を運んでいないのでわかりませんが)、中国地方の日本海側は活動している火山こそありませんが火山由来の温泉がたくさんあります。

川を覗くとコンクリート製の枡がある。まさかの露天風呂?

お湯が垂れ流しになっていました。湯量はちょっと微妙で入浴はさすがに厳しい。そもそも風呂とも思えないし。でも、とても贅沢な地域だわ。

宍道湖。地震雲みたいな雲の帯は日御碕から美保の関まで続く宍道湖北部の山地の上に浮いているようです。

出雲市街地にたくさんある蕎麦屋を調べていると「極上そば」という名前が目に入りました。自分の店に「極上」とかつける店は信用できないな、と嫌厭して街の中心方面にある他の店舗に向かっていました。

すると道すがら、開店前なのに店の入り口にある順番待ちのノートに人が並び始めた蕎麦屋が見つかったので、人が並ぶほどなら‥とその店に並んで入店。箸袋をみたら、あらあら、ここがあの「極上そば」じゃないですか。でもでも、よくみると極上ではなくて「献上そば」でした。とても丁寧な感じのお店。

店を出ると20人くらいが列を作っていました。

月刊日本海。

日本海も太平洋も、見た目は変わらない見渡す限りの水平線なのに、日本海側ってその向こうに大陸があることを知っているからスコーンと抜けるような壮大さを感じない。

日本海が悪いんじゃなくて、太平洋側があまりにも抜けすぎてるんだと思う。

矢上の諏訪神社。この地域には珍しい杉の巨木の山道があります。太くなりすぎて根の部分は他の木と結合しているものもいくつか。

人に作られた風景なのでしょうけれど、10年や100年じゃ醸すことのできない風景です。孫の孫の代になっても育ち続けてもらいたい風景です。

ということで、キャッシュのおかげで割と馴染みがないわけではない地域なのに見たことのない道・走ったことのない道ばかりを丸1日走ることができました。16F1D。珍しくたくさん巡りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です