春の散歩

桜も満開だし晴れてるしで、散歩でも行こうと妻と麦茶と僕とでおでかけ。

桜が盛っているところはどこへ行っても混んでいるだろうから、麦茶の散歩目的でちょっと車で走ってはなんでもないところで止まってうろうろするってことで、まず近所の妹背の滝。

麦茶、イケメン。メスだけど。オムツ履いてるけど。

山口県に入って、青空と菜の花と桜の春色セット。

青空と菜の花と桜と錦川の4点セット。

上を見ても下を見ても、いろんなものが季節の進みを訴えてくる。

 もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし

山桜より他に私を知るものは(山桜の生えるような山の中には)いないのだから、という百人一首66番です。この季節だけ山肌に自分の存在を主張する山桜にとっては、山肌に山桜がこんなに生えていることは春より他に知る季節もなし、です。

国道434号線を北上してみると、旧国鉄岩日線の軌道のあった場所が舗装された通路になっていて、そこを桜が長々と輝く帯を作っていました。ここは立ち入れるのを知っていたので、寄ってみました。

これはすごい、本当に光の帯だ。

果てまで桜のアーチ。本当に綺麗。

眼下には錦川に注ぐ宇佐川。心の澱みに溜まるものも綺麗すっきり洗い流してくれるような、まさに清流。

誰もいない。もったいない!けれど、贅沢。

麦茶、最高に気持ち良い散歩になったな。

偶然の発見だけれど、天気と気温と花の盛りが重なって、今までに体験したことがないような花見散歩になりました。来年、リピートする。

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