純正サイズの48Tのドリブンギアが手に入らなかったから、というよりは四割くらいはロングに振ってみたかったという理由で交換したドリブン45Tで、セローがハイギアード化しました。半日ほど走り回ってきたので、その雑感。
【良い点】
- 力無いかと思ったら、意外とスルスル進む。オフロードも問題なくOK。
- もともと超ハッピーメーターだったものが、速度表示が適正に
- オンロードの巡行速度のアベレージが確実に上がる
- 高速道路を走る速度域でエンジンがワンワン唸らなくて、楽
【気になる点】
- 排気量ダウン的な面白さのなさ。
- 特にトルクバンドが上に上がってしまって、非力なエンジンながら一番美味しいところを使ってこれまで走れていたものが、街なかで走る時にその回転域で巡航できないため、加速感がとても鈍い
- オンもオフも全体的に盛り上がらなく、作業的な走りになる
- 上り坂のワインディングは絶望的に遅い
という感じでした。走らなくはないんだけど、もともとこういうモノだと思えばあまり気にならないんだけど‥というわけで、黙々と目的地へ向かうことだけができれば良い通勤や淡々と距離を稼ぐことが目的のロングツーリングであればドリブン45Tはアリです。まさに「ツーリング仕様のツーリングセロー」。普段づかいやその辺りの山の中を走って楽しむということであれば純正サイズの48Tの方がエキサイティング。
で、純正の15-48Tは減速比3.20。今回の15-45Tが3.00なのに対して、ドライブギアを1T落とした14-45Tが3.21です。というわけで、高速巡航ツーリングの際は現状、普段づかいは前側を1T落として‥という使い方が良いのではないかと思うのです。
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