初めてセローに乗った時の印象が、「ハンドル、手前すぎて低っ!」ということでしたので、まず最初にハンドルクランプを緩めてハンドルをいわゆる鬼ハンドルの向きに回転させました。そうするとせっかくの大型ブッシュガードが前下がりな位置になってしまって、走行風から手を隠してくれなくなります。
ブッシュガードはバーエンドと、車体中央側2箇所で固定してあるため、ステーを歪めて位置変更をしようとしても動かせる範囲には限りがあります。
そこで下側のステーから固定ボルトを抜いて、理想のポジションにガードを動かしてみました。これで下側のもともとの固定穴は使えなくなりましたが、別の場所に穴を追加すれば下側のステーを使えそうです。
アクセル側。元の穴よりも手前に穴を追加することで下側のステーがガードを押し上げるようなポジションに。
クラッチ側も同様に。
実走してみたところこのちょっとの差が大きくて、加工前は手の甲側がキンキンに冷えていましたが、外気温0度ほどのバイパスを走るのに夏グローブでも大丈夫なくらいに改善しました。
余談ですが、市販のアルミの骨入りのガードと違って強く転んでしまうと一発でダメになりそうなガードです。ツーリングセローの性格にあわせた、主にツーリング目的のガードということなんでしょうね。
コメントを残す