CRF250L 知らない道・知らない景色

いつもよりも早くに目が覚めた、という理由だけで暗いうちに家を出ました。

とりあえず日本海方面へ。でも、こんな無目的な出かけ方だと今日もいつもの道、いつもの景色なんだろうなぁ‥とか考えながら最初に休憩した深入山で日が差しはじめました。

いつもは大きな緑の塊に見える深入山がこの時間だとも朝日に掘り起こされてもこもこ。山容にメリハリがついて堂々とした山に見える。

カロリーメイトをモグモグしながら山を眺めていると、ふと「登ってみようかな‥」という思いが浮かんできました。早い時間だし、暑くならないうちにいけちゃうんじゃないか?

頂上みたいなところも見えているし、見えているところって歩くと遠そうでも意外と近いものです。実は何度も訪れているところだというのに、深入山にはまだ1回も登ったことがないのです。

登り初めてすぐ、分岐がありました。左に進むと直登で滑りやすい新道、右に進むとゆるやかな旧道だそうです。上りでは右を選んで、下山時に新道で帰ってみようかと。

霞の中で折り重なる山々の景色。朝の時間帯マジックのせいもありますが、気軽にやってきて気軽に登りはじめた山とは思えない綺麗さです。

今日のおでかけは全然いつもの道・いつもの景色じゃなかった。

時間はそれほどかかっていないけれど、ずっと上りなので汗はかきます。

でも、早朝だけあって景色はどこまでも爽やかです。

手前の低い方の峰まであともう少し。

山頂は草原ではなく火成岩の路頭でした。

ここからでも十分良い景色。

振り向くと、高い方の峰。あと300mほどだから登るか。

駐車場から歩き始めて30分少々で山頂に到着しました。日差しと気温さえなんとかなるなら、お手頃で登りやすい山と言えると思います。

独立峰なので全周囲を展望できます。

左上、チラリと見える山の谷間が青く光っているのは、

聖湖か。

湖面にかかる雲がみるみる晴れていきました。

一番奥の、雲海の上にもこもこと頭を出している山、見覚えがあるぞ。

三瓶山が見えるのか。ということは三瓶山から深入山も見えるんだな。

何もない山頂に30分滞在しました。

いつものカロリーメイトとコーヒーが美味かった。いつもの3倍美味かった。

ガッツポーズ‥なわけじゃない。

腕を上に上げて体の上下動にあわせて自然と腕を上下に揺することで、腕の重さを利用して体幹の揺れや上下動を相殺して脚の負担を減らす歩き方、という方法を昔何かで読んだのを急に思い出して下山時に実行してみました。

次の一歩を出すタイミングで腕が持ち上がることで、足が体を持ち上げる力が軽減されている、ように思う。携帯電話くらいの重さでも、手に持つのと持たないのとでは違いがある、ように思う。滑りやすい傾斜路では荷重が抜けるのでスリップしやすくなる、ように思う。

この歩き方の効果を断定するにはちょっと経験と情報が不足。

下り道でも分岐がありました。帰りは新道を歩きます。

新道はほぼ直登なので傾斜が急で滑りやすい道でした。

走ったことのない道に、見たことのない景色。180度以上曲がる豪快なヘアピン。

その下にも豪快なヘアピン。朝の光の演出で魅力が増しますね。

古い道が通行止めになっていたのでトンネルを繋ぐ新しい道を走っていると、その途中で通行止めの箇所を見下ろすことができました。なかなか豪快にダメな感じだけれど、バイクや自転車1台が通れるようにするためなら俺のシャベル1本でなんとかなりそう。

走ったことのない道を選んで、見たことのない景色を抜けて思いもよらないところに接続するのが楽しいな。

地図上では黄色でひかれた立派な道なのに、廃道まっしぐらなダート。多分抜けられる道なので秋以降に再チャレンジ。

ああ、こういう昭和から変わっていなさそうな真夏の景色を見たかった。

地元の人が川に飛び込んでる。

日中の猛烈な暑さに誤魔化されて季節のうつろいに気がつけないような日々が延々と続いているけれど、早朝走ると肌に触れる空気の様子から夏の盛りはもう過ぎたのを感じます。

今年はまだ夏を楽しみきれてないな。もうちょい家を出ていこう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です