宮島に新しくキャッシュが設置されたので、それらを見つけにいくべくムスコと一緒に宮島へ。自宅から電車で10分、船で10分の好アクセスです。
宮島へはJRと松大汽船と2種類の連絡船があります。久しぶりに松大に乗ってみたら運行がものすごくスムーズで揺れが少ない。たまたま座った席からはキャビンの外の階段を上っていくと人が消えるような風景が楽しめて、飽きることがありませんでした。
新設の最初のキャッシュへ向かう途中に一般車の走行の出来ない完全に観光ルートから外れた歩道走路を歩いていると、携帯電話を手に颯爽と歩く若い外国人女性に追い抜かれました。も、もしかして同じキャッシュを狙ってる?この先の道を左にまがって舗装道路から外れたら間違いなくジオキャッシャー‥と緊張が走ります。この先にあるのはまだ誰も発見していないキャッシュ、最初に見つけた人はFTF(First to Find)となります。
分岐に到着して外人女子、左に曲がるじゃないですか!間違いない!と思ったら、曲がってすぐのところにある案内板を見て、ロープウェイ方面に向かってしまいました。
というわけで、二人で山道を歩きます。
そしてGZ。「ばくちお」と読みます。包ヶ浦に上陸した毛利軍が、この尾根を越えて陶晴賢(すえはるかた)の軍勢に奇襲をかけたという、由緒ある歴史上の史跡と呼べる場所。何度も何度も宮島に来ているのに、ホントに知らないところがたくさんあって‥小さい島なのにとてもとても深い。歴女ならぬ歴男のムスコはとても真剣に案内を読んでいましたよ。
優しく設置されたキャッシュを気持ち良く見つけて、ログシートを取り出すと‥
やったー!FTFゲットです。
続いて、山頂の獅子岩駅の先にある獅子岩展望台へ向かいます。前回来た時は展望台の工事でキャシュがロストしてしまっていたようで、最近motonariさんが再設置してくれました。
獅子岩展望台からは山越しに広がる広島市街とロープウェイのゴンドラも見渡せます。
それよりも、見所は江田島方面の島々です。写真じゃ収まらない大パノラマ。
平和公園で拾ってきた手持ちのトラッカブルをこちらのキャッシュに入れておきますね。
山頂獅子岩駅付近から弥山に向かって大声で叫ぶと、やまびこがうまい具合に聞こえます。大学生っぽい若い集団が勢いに任せて元気良く叫んでいました。
霊火堂(きえずの火)から更に上へ登れば弥山山頂ですが、今回は素通りして駒ヶ林方面へ。
駒ヶ林の山頂は弥山よりもダイナミックな「落ちたら、死ぬ」感たっぷりの一枚岩。ここは最高にお勧めです。我慢に我慢を重ねてここまで食べずにとっておいたおにぎりを、満を持して食べました。うまい!
一般的な登山道として地図には出ていませんが、駒ヶ林から多宝塔にまっすぐ下りられる尾根伝いの道があります。この道沿いに今日のハイライトのキャッシュが3個あります。
さすがに正規ルートになっている登山道じゃないので、小学生には過酷なところが何箇所も。
でも、これまで見たことのない風景が見えるのです。
岩屋と呼ばれるポイントに来ました。雨が降っても濡れそうにないくらいオーバーハングした大きな岩が並んでいます。宮島は山頂付近にも普通では見られないくらい大きな岩が転がっているのが宮島の不思議な魅力のひとつになっていると思います。ここにキャッシュが仕掛けられたおかげで、この沿道にキャッシュが増えてきました。
登山道は踏み固められた道になっているので外れることはほとんどありませんでしたが、キャッシュへのアプローチは一部藪漕ぎも‥。
最後のキャッシュも気持ち良く見つけて、気持ち良く下山です。
「えー、ここへ出るの!?」と多宝塔の広場へ下りてきました。入り口に案内もないので、ここから駒ヶ林まで登れるとは知らなかったなぁ。
港へ向う途中、「射的やってみたい!」というので、こういうお店で500円をかける意味を学ぶためにやらせてみました。この500円は思い出代だね。
というわけで、さようなら宮島。
これで今日現在の宮島のキャッシュをコンプリートしました!大変気持ちよいです。今晩から安心して眠れます。
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