
プラリ、夏のお出かけ。
最近は夏の暑さから逃げるようなツーリングばかりしてきたけれど、頭がクラクラするような夏らしいツーリングもその年の夏の思い出として残しておかなくちゃ、と今日は覚悟を決めて‥日中走るどころかリアバッグにハンモックまで積んで、なんなら適当に一泊して2日続けてクラクラしてやろうというつもりで家を出ました。
その日その時の気分で家を飛び出すにしても、夏は万全の体制で望まないと暑さで大変なことになります。朝の貴重な時間が目減りしないように、持ち出す荷物はリストをつくって、また出かける前のルーチンを決めておくのが良いです。
ローソン、ファミマ、セブンイレブンと、昔あれだけ美味しいと思っていたコンビニのコーヒーが最近舌に合わないので、家でドリップしたコーヒーを保温マグに淹れて、朝一番の休憩でカロリーメイトの友にするのが最近の習慣。食事をするためのロケーションを探すのも楽しいし、そこでささやかにボソボソとカロリーメイトをかじりながらコーヒーで流しこむのも楽しい。

うちでは最近、退職後のセカンドライフを今住んでいる広島の沿岸部で送るのか、広島県北東部の庄原に移り住むのかで揺れています。
庄原に移り住んだら、そこを拠点としてどんなツーリングができるのか。今日はまず朝一番で庄原まで走って行って、そこからどんな知らない道との出会いが楽しめるのかを確かめに出てみました。

山の中に初めてみる森林公園の看板を見つけて潜り込んでみました。

どこの携帯電話ならつながる、という案内が出ている。山の中では結構重要だけれど、こういう物理的な案内だと情報の更新が大変そう。

気温は30度を超えていても、木漏れ日のダートは意外と体感としては涼しいモノです。というか、最近30度くらいじゃ暑いと思わなくなってきたな。

中央の、横長の台形になっている山の中腹に、横一文字に道があるっぽい。ダートの臭いがする。行ってみよう。

ナイスダートだった。倒木があっても、今日は俺のノコギリを持参しているから安心だ。

‥と思ったけれど、日当たりの良い側になると草の丈が急に高くなってきました。夏に訪れたのは失敗だったかも。ほとんど使われていない道のようで、だんだんバイクが隠れるくらいの草丈に。

道が‥今日必要だったのは、俺のノコギリではなくて俺のナタだった‥。

落差40mの滝があるというので立ち寄ってみました。

わお、これはすごい!島根県雲南市 龍頭ヶ滝雄滝。
巨岩、生い茂る木々、翠色の滝壺、なんというか、ここを囲む周囲の環境がまとめあがって出来過ぎな景観。

地層の傾きのせいか、滝裏の巌窟も不思議な形状になっている。十分住めるくらいの天井高。
滝のそばに住むといえば、その昔滝壺の近くのキャンプ場で一晩過ごしたけれど、テレビ消し忘れて砂嵐になっている時の音が一晩中鳴っていて後悔したことがある。って砂嵐って若い人には通じないんだろうな。

これは立派立派。中国随一の名瀑とも書かれていたけれど、夏の晴れた日なら間違いのない景観に恵まれた滝でした。
ここで、急に金曜日に入稿しておかなくちゃいけないデータを入稿し忘れていることに気がついてしまった。1日遅れてでも今日中に入稿しなくちゃならない。
というわけで適当に宿泊するわけにはいかなくなってしまいました。帰りに職場に寄らなくちゃ。

地図上で、三瓶山の右上のあたりに八雲風穴があります。

以前からGoogleマップではマークしてあったのだけれど、先日NHKの朝のニュースで紹介されたので足を運んでみました。

入り口のテントでおじいちゃんに200円を払う。
僕「こないだNHKのニュースに出てたからお客さん増えたんじゃないですか?」
爺「そうなんよ、儲かっとる」
僕「いいですね!それまたNHKのニュースになりますよ。」
爺「ワハハハハハハハハハwwwww」

建物の入り口をくぐった時点で、結構涼しい。

その奥の扉をくぐった部屋が12度。

さらに地下へ降りられて、

そちらは8度。これは涼しいを通り越してる。
ここは単に地下だから涼しい、というよくある風穴の構造ではなく、裏山全体の空気を含む層が地下水で冷やされて岩の間から吹き出しているとのことでした。

建物の裏にも10度の風が出ているというので行ってみると、近づくだけでひんやり。数段下りた凹みになっている箇所は冷気がたまっていてさらにひんやり。岩の隙間から冷たい風が吹き出していて、ここに落ち着いてしまうともう他所へ行きたくなくなる快適さ。夏の暑い日に訪れてみてよかった。

三瓶山を経由して帰ります。

三瓶山の周りにある温泉は、ぬるい。
夏の暑い日の日中に、この温水プールのようなぬる湯に浸かるのはアリなのかナシなのか、それを検証したいとずっと思っていたのだけれど、その日がついにやってきました。

温泉の建物の右には、別棟の休憩所があります。流石に暑くて水分補給もしたかったので利用させてもらいました。エアコンが効いているわけじゃないけれど、自然の風が通って気持ちが良い。

先に入っていたおじさん二人と、濁り湯のせいで首から下は見えない水面に転がる生首になって15分。お二人が出られたので、さらにのんびり浸かって15分。ぬる湯はいいわぁ、夏のお昼でもいくらでも浸かっていられることが分かりました。
このあと、前日やりのこした仕事をするために広島市街地を縦断して職場へ立ち寄りましたが、自宅がこんな街のなかじゃなくて良かったな、あらためて感じました。
夏のツーリングの帰路でこんなに信号に引っかかったら、バイクに乗るの嫌になるわ。



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