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周防大島ツーリング

以前から愛媛のうらいけさんと、ジムカーナばかりじゃなくて二人で四国や中国地方を走りたいねぇ、と言い合っていたのですが、この週末周防大島はいかがでしょうかと連絡をもらってついに実現!いなだんやO高君も加わって4人で島を走ることになりました。広島からO高君のVTRも積み込んで、現地へ向かいます。

ちなみに前夜検討したルートがこれ。外周1周と島の真ん中を突っ切る広域農道の1往復で180km。農道は両端までのあいだに信号機がひとつもない40km一本勝負のワインディングです。

周防大島が見えるあたりまでくると、沖を往く船が‥。時間的に松山から柳井へ向かうフェリーに間違いないだろうと、うらいけさんへ岸から見えてますよー、と電話w

バイクを積み降ろしてシートを外しているVTRをみてビックリ、ズボンを脱いだらパンツも脱げちゃった的にシートカウルも一緒に外れるのね‥。

柳井港で合流すると、ウノさんまで登場。ウノさんは僕たちが走っている間、うらいけさんのハイエースで温泉巡りだそうです。ツーリングなのになんかこの、ジムカーナ会場っぽい雰囲気はナニ?

インカムで4人通話できるようにするのに途中20分くらい手間取りましたが、なんとかスタートです。結構なペースで流したワインディングで、キャーキャー楽しそうに走るいなだんの声が響きます。

朝ごはんを食べていらっしゃらなかったということで、道の駅サザンセトとうわの向かいにある慶という料理屋さんへ。デラックス定食はタイ一尾の焼き物にメバルの煮付け、なんだかわからない刺身と魚づくし。いなだんとうらいけさん、魚食べるの上手なのね。絵に描いたような骨になっていました。

その後はひたすら走って居たので写真をとる間もありませんでした。

途中立ち寄った、地家室の石風呂というところ。坂道を登っていくと、岩に鉄板の蓋がしてあるので、よけてみると‥

人が1人入れそうな穴が空いて居ます。中は真っ暗。調べてみると、周防大島にはあちこちに石風呂が残っているようです。入り口で火を炊いて洞内をあたためたあと、中に入って汗を流す、というものだそうで、この石風呂も体験入浴(?)できる模様。

ここまでVTRで登ってきたO高君、必死のスイッチバック。

おーい、どこまでいくんだーい、とインカムでいなだんを呼ぶ師。

天気が良く、気温も低くなかったので高いところにも登ってみました。山頂に展望台のある嵩山は、この日夜を徹したアマチュア無線の会合場所になっていたようで、ビックリするくらいの車の数とアンテナ、野宿用のテントが集まっていました。四方八方を見渡せる高さなので具合がよいのだとか。

山の両サイドにTAKEOFF!のハンググライダーの発着台は封鎖されて立ち入りができなくなっていましたよ。

山頂付近に車がひしめいていたこともあってバイクを停めたのがいつもよりも奥だったのですが、そこに「展望所」という看板が。山頂に3階建ての立派な360度ビューの展望台があるというのに、それよりも低いところに展望所?と思ってしまいます。

でも、すごいところだった!

撮影が終わっても、いつまでもうらいけさんがタイタニックしているくらい、すごいところだった!

「ほほぉー、これはこれは‥」といつもの調子でうらいけさんが言い続けるくらいすごいところだった!

周防大島の四国方面に複雑に伸びる島影と、その先に飛び飛びに続く島々を遥か先まで見渡すことができるのです。水平線上の真ん中よりちょっと右に見えるのがダッシュ島ですね。

展望所の周囲の木も刈ってあって、眼下も綺麗に見下ろせます。空気の綺麗な時にまた是非訪れたいところ。

戻りも延々ワインティング。うらいけさんのZRXと交換して久々にマルチエンジンの大型車に乗りました。岡山のトライジムカーナ会場で借りた時は、GROMに乗っていた直後だということもあって全然曲がれませんでしたが、山は楽しい。バンクさせなくてもよく曲がるし、重さを感じない安心感のあるハンドリングだし、パワーバンドまで引っ張らなくても先行する2台に直線でぐいっと追いつける。4気筒ってつまんないって思っていたけれど、たまに乗るには滑らかでグイグイ走って気持ちが良いですね。見直しました。

大島大橋のたもとに先に到着していたウノさんと合流して、うらいけさんは翌日の九州MG9の練習会へ向けて積み込みです。元気だよなぁ。

撃沈。そりゃあれだけキャーキャーいいながらあのペースで走り続ければ‥でもVTRもバリオスも、全然千切れませんでした。これも驚きました。

昔からジムカーナライダーだけで集団ツーリングしてみたいと思っていたのですが、良いですわ。道間違えてUターンしても誰のストレスにもならないし、路面が良かろうが悪かろうが状況に応じて走れるし、互いの技量が分かってるから疑うことなく安心して走れるし。とにかく、楽。インカムあるとさらに楽。楽しい。

松山へ帰るいなだんの船の時間に間があったので、飛び込みで入ったあなご飯屋。

これがまた美味しくて。最後のひとかけらまで、口に放り込むと焼いて香ばしいアナゴの香りが広がる‥大変満足でした。

結局予定通りとはいかず、緩急つけながらいろんな種類のワインディングを走り回った140km。面白いわー、周防大島。寒い季節でも楽しめる素晴らしい島です。

GROM 小豆島ミーティング

小豆島でGROMミーティング開催。参加するまでの平日に大量の仕事を抱えましたが、子どもを迎えに行く関係で残業して仕事を片付けるわけにいかない生活環境なので寸暇を惜しんで業務時間内に仕事を詰め込んだところ疲労が溜まったようで、そこに歯茎の具合が悪くなって歯科医で治療を受けたら抵抗力が落ちていたのかそこがだんだん腫れ始めて‥の不具合を抱えての参加。

小豆島はどうしても二十四の瞳のイメージが強すぎて、壷井作品を読みはしましたがそこまで聖地巡礼しなくても‥という感じで訪れたことのない島です。アプローチの仕方も分かりませんでしたが、調べて見ると宇野港からいくつかの島を繋いで渡るフェリーの他に、新岡山港から直行のフェリーがあるようでしたので、今回はそちらからミーティング前日に島へ渡りました。

よろしく、丸ぶいりお。ゲートの口がペリカンみたいに開いているのが可愛いよ。

途中、豊島沖を航行します。すごい段々畑だ‥と思いながら、あ、これは豊島美術館んとこの段々畑じゃないか!と望遠で収めてみましたが、残念、あとで調べてみたら豊島美術館は画面の左側の外れでした。以前訪れた時、レンタサイクルがあるのを知りながら島の端から端の港まで5km以上歩いた島です。

小豆島の西側の玄関口、土庄(とのしょう)港に到着して、速攻で訪れたのは世界一狭い海峡、土渕海峡(のキャッシュ)です。ここのキャッシュはmtdstrさんの仕掛けたものですが、mtdstrさんって茨城県の方じゃなかったかな。先日も取手のキャッシュでお世話になったばかりです。はるばるこんな素敵なところに、ありがとうございます。

ここで、島の東の坂手港あたりにある大阪屋さんにmatsuさんと付き人さんが到着されたと連絡が入ったので、一気に移動しました。小豆島は醤油でも有名だそうで、途中の醤油工場の近くではあたり一帯が醤油の香り。醤油の匂いって嗅ぐだけで、口の中というか頭の中は醤油の味でいっぱいになります。

地元の名店、大阪屋さん。写真ではみていたけれど、写真以上のインパクト。僕が到着した時点で人が並んでいたので、先に食べられていたお二人は退店されていて、店の外でお会いすることになりました。

この日は夜に島の中央部にあるライダーハウスに一緒に泊まることになっていましたが、それまでの間はmatsuさんは釣り三昧、付き人さんは車に積んできたモトコンポでツーリング、僕は島中徘徊とそれぞれの時間を過ごします。

僕のこの日の目的は二つ。ジオキャッシングと瀬戸内国際芸術祭の作品巡りです。芸術祭は会期中じゃないので残り香を巡るという感じ。坂手港にはヤノベケンジさんの作品がグルグル回っていました。

怪獣と対峙する僕。オープンフェイスのヘルメットがウルトラ警備隊みたいなシルエットになっていますが、変身でもしないと負けそう。

島のことも芸術祭の作品のことについても下調べをせずに訪島したものですから、どっちへ行って良いものかさっぱり分かりません。大抵キャッシュを巡っていれば主だった観光場所は押さえることができるのですが、この島には島の規模からするととても少ない3個しか設置されておらず、あまりあてにできません。とりあえず付き人さんに教えていただいたつくだに屋さんでつくだにソフトを食べながら、お店の人と話をして島に関する情報をたくさんいただきました。つくだにソフトはソフトクリーム用に甘く煮出した佃煮のだし汁をソフトクリームの素材に混ぜているそうです。違和感なくいただけました。

島の東側の海岸線を舐めるように走っていると、希望の道というトンボロ現象がみられる島がありました(現在は台風の影響でトンボロ現象が起きないと札がでていました)。「干潮になると歩いて渡ることのできる道が現れます。世界でも数少ない、天然のトンボロ現象です」と書いてあります。ジオキャッシングをしていると、結構な頻度でトンボロ現象がみられる場所を訪れるので、極端に少ないとは思わなくなります。

何にしても、こういうものに有り難みを感じて「希望の道」とか名付けるあたり、人は何かにつけて希望を求めたりしてプラス思考で生きようと頑張ってしまうものなのだなぁと思ってしまいます。

直線路の先に、山肌をまっすぐ駆け上がるような白い十字架。作品かと思っちゃいましたよ。

山から港を見下ろすと、結構な大きさの旅客船が停泊していたり航行していたり。島の大きさはそれほどでもないのに、各方面に港があって、いろんなところから人や物の往来がある島なんだなぁと実感させられます。

ここで、小一時間の登山。島の最高峰の星ヶ城山のキャッシュを目指します。森の中でGPSが座標を拾わなくなって間違えて西峰に出てしまいましたが、ここはここで内海湾を見下ろす絶景ポイントでした。ふと見ると青い可憐な面白い形の花が咲いている‥この形、切り花でみたことがあるのですが‥

トリカブトの群生地でした。自生のものは初めてみました。

東峰の山頂には石を積んで作られた櫓のようなものがあります。どこかの新興宗教の人が勝手に作ったものだとキャッシュのコメントにかいてありました。いろいろ勉強になります。最初、ここにキャッシュがあるのかと思いましたが、座標が違っています。

GZは大きな木。童心に帰るしかないようです。登りました。

20分くらい探しましたが見つかりません‥ぽかーんと景色を眺めながら諦めて帰ろうかと思って振り返ったところ‥

み、見えた!迷彩柄でカモフラージュされたものがぶら下がっています。

すごい大物でした!満足満足。はるばる来た甲斐がありました。

翌日のミーティングで走る小豆島スカイラインのルートを逆走する形で寒霞渓に行ってみましたが、人も車も沢山だったので、少し下った四望眺や美しの原高原から眺望を楽しみました。島の規模は山口県の周防大島と同じくらいなのでスケール感はだいたい予想していたくらいですが、見所がいっぱいで、しかも天気が最高なものですからとにかく気持ちが良い。

同じ瀬戸内海でも、広島や山口とも違うしまなみが楽しめます。四国が近いのね。

ちらっと見えたので寄ってみた四方指展望台。足場の高さからだと眺望が望めませんが、上に登ると360度海に囲まれた風景が広がっています。

山を下りながら振り返ると、岩肌が垂直で植生に覆われていない部分がチラチラ見えて、全体が要塞のよう。あ、あれ?

この展望台、どこだったんだ?見落としていた。今度行ってみよう。

中山地区の、竹を組んで作った作品。近くまで行く道の入り口が分からず、遠目からの鑑賞。

標高0m付近から一気に600m超えるあたりまで、10分弱のワインディングを駆け上がって到着した別荘地‥って、なんだかとても閑散としています。別荘地中央のロータリーに堂々とライダーハウスの看板が出てるし。今見たらこれ、鹿?ウインカーが、目?

ライダーハウス、ライハのツボ。オーナーさんの住居を兼ねた宿泊施設です。先に到着されていたお二方と話をする間も無く流れるオーナーさんのマシンガントーク。そうこうしている間に夕焼けの時間帯になったので、歩いて出かけてみました。

赤く焼ける夕焼けで、桃色には染まりませんでしたが、ゆっくりと沈んでいく太陽に一時のお別れ。

宿へ戻ると、BBQの準備が出来上がっていました。これは嬉しい!僕は歯茎が痛くて肉噛めないけど!

今回、自分を追い込んでみようとSONY WX350だけを持ち込んでみました。このカメラ、撮った写真を液晶で見ると何もかも白っぽくて今ひとつな印象なのですが、写真自体は家に帰ってPCで見てみると期待以上にきれいに写っていました。軽さとコンパクトさと広角〜20倍望遠というバランスから、「ツーリング時の記録カメラ」としては最高の1台なんじゃないでしょうか。ただ、目の前に肉眼でも見える天の川を捉えてみたところ、上の写真。基本的にオートの設定しかないので、どうしようもありません。

matsuさんがCANONのG9Xを持ってきていたので、マニュアル設定で撮ったのがこれ。どちらもPCで補正しましたが、拾っている星の数は圧倒的。いくつ光点があるのか数えられません。

スタートが早かったので、夜の部も早めに終了。

翌朝。朝から体調悪い。展望台まで前を行く二人のペースに追いついて歩けない。んー、これは無理しちゃだめだろうと、ミーティング参加は断念して、11時の集合場所でみなさんとご挨拶するまでとしました。

と、そこに港に到着したMAVさんが直行で宿までやって来ました。出発する頃には薬が効いたのか、多少元気になったのでだんだんと普通に応対できるほどには回復。

念願の、憧れの、懐かしのモトコンポにも乗らさせていただきました!

2馬力だって。全然坂道登らないけれど、全然気にならないw 許せてしまうユルさ。

MAVさんも試乗。その姿はまるでアニメキャラだな。

ビビーン(2ストなので結構甲高い音がする)。

もともとこの日の午前中に、島内の芸術祭の作品巡りをしようと思っていたところ、MAVさんも一緒に来られるということで図らずもペアツーリングが実現しました。黄GROM2台でブイブイ走って半島の先端へ。広島市立大学の大きな作品です。

祈りを捧げるMAVさん。

じゃなくて、天井撮ってるの。

こんな感じ。

潮騒と海風がこの巨大な集音器みたいなものからオブジェの中に導かれています。規模は大きいんだけれど、作品として面白いかといわれたら、んー‥‥‥な感じ。

そばにこんなものもありましたが、これ、作品リストにあったっけな?潮にさらされて錆びれば錆びるほど作品を設置した価値が出て来そうな作品。

こちらはオフィシャルのスチール製の謎の生き物の群れ。

前日に道の駅でこのテーブルをみたときには気がつかなかったのですが、改めてMAVさんが「なんだこれ?」とツッコミを入れた瞬間に分かりました。流しそうめん回転テーブルだ!

道の駅の作品。下から。

上から。すり鉢状になっていて、海底に自分が居るような視点の体験ができます。ってほどの体験はできませんでした。結構期待していたのに‥。

ジオキャッシングにも付き合ってもらいました。エンジェルロード。これまたトンボロ現象で道が繋がることに願いを込めて、「道の真ん中で手をつないだカップルは結ばれる」とした恋人たちの観光名所。

男同士で来ちゃいましたけど。

上から見下ろすとこんな感じで、結構長い砂州が引き潮で現れる道になるようです。ウィキペディアの「トンボロ現象」の扉写真に使われているくらいですから、日本でも有数のものなのではないでしょうか。

一度見てしまったらたら絶対に記憶に残ってしまう、MAVさんのスペシャルGROMにしばらく試乗させてもらいました。直前にテクニクスのTASCを入れたということで、硬いだけのマシンかと思って乗ったところ、意外と走るどころかフロントの動きの良さと踏ん張りを十二分に堪能することができました。路面の細かい凹凸に反応してよく動くのに突っ込みで踏ん張る。フロントから破綻しそうな雰囲気がまったくありません。オーリンズのダンパーキットも踏ん張るけれど、ここまで動きが細やかじゃないかも。まぁ、こちらのフォークはテクニクスに持ち込みで、フォーク屋さんが丁寧に組み上げるわけですからその点だけを考えてみてもキットのポン付けとは違うクオリティは持っていそうです。

先のエンジェルロードのあたりだけでなく、集合場所一帯もなんだかどこかで嗅いだことのあるようなとても良い匂いがします。最初魚介系のラーメンスープの仕込みの匂いかと思っていましたが、「近くにごま油の工場があるんですよ」とkyokueiさんが教えてくれました。なるほど。そう言われればごま油の匂いだ。

現地集合15台。新型のGROMの割合がかなり増えて来ましたね。

テラスからのオーシャンビュー、のラーメン屋が集合場所。

腹ごしらえから入るミーティングもなかなか面白いですね。醤(ひしお)ラーメンをいただきました。調子に乗ってミニチャーシュー丼もつけましたが、肉が噛めませんでした。

ミーティング参加のみなさんをここで見送って、僕は港へ戻ります。

港のトイレも作品のようで、手を触れるなということでした。そんなんじゃ掃除もできないんじゃ‥?

予定よりも半日早くの離島になりましたが、小豆島は想像以上に楽しいミニバイクパラダイスでした。新岡山-土庄の航路は1時間に1本便があるのでとても便利です。

 

帰りの道すがら、岡山の練習会場へ寄りましたが‥ナガトモ兄弟って初めて会ったときにシゲシゲと見て以来、あんまりまともに見たことがなくて、あらためて成長した二人をみてみると、二人ともタイプの違う結構なイケメン美男子美少年じゃないですか。スタイルもいいし。バイクに熱中してるし。かっこいい。

初めての小豆島。冒頭にも書きましたが、「二十四の瞳の島でしょ?」フィルターが強すぎて、それ以外に全く期待も興味も持てなかった島でした。これ、客寄せにもなっているかもしれないけれど、逆にある程度若い世代には足を遠ざける原因にもなって居るんじゃないかな。それよりも若い世代だとまた壺井栄が分からなくてフィルタも何もなくなるのかもしれないけれど。北側の海岸線もいいですよ、とkyokueiさん。今度全周制覇を目指して再挑戦してみようと思います(体調の優れたときに‥)。

GROM 宮島野宿

仕事を終えてからの宮島野宿。仕事帰りに食材を買って、用意していた荷物を積んで、いつものように宮島へ渡ります。

今回は彦衛門さんと宿泊。それぞれが自分の都合で好きなように現地へ集まって明るいうちからビールを飲んで好きなように時間を使います。

焼き物メインの食事にしたので、熾き火ができないと調理ができません。少し離れたところに外国人の家族連れのドームテントが張られていました。

ネギマだけでも十分満足できるのに、今回はバラ肉巻きアスパラを用意してみました。何でもないような料理なのですが、信じられないくらい美味しい。

月が静かに昇ってきたので、浜辺に写真を撮りに行きましたが、その隙に表に出していた食材は鹿に襲撃されて全滅‥。

朝。雲が多すぎてあまり綺麗には焼けませんでしたが、それでも広い海を染めるには十分の色づきはありました。

水平線よりも上の色幅も綺麗でしたが、水面に写った茜色と波がつくる群青とのシマシマがとても綺麗でした。

僕のヘネシーハンモックは底の部分が割れて出入りするクラッシックと呼ばれるタイプですが、彦衛門さんのハンモックは新しいサイドジップタイプ。撤収作業の際、朝露でぬれた地面に機材を置かずに作業することが出来ます。これはいい。僕のタイプも出来なくはないけれど、タップリ感が違う。

ああ、事件です!積み込みのために引っ張っていたら倒れたとのこと。

前夜から角のある牡鹿がウロウロしていたのですが、昨夜の襲撃犯もこの鹿なのでしょうか。

泊地の近くに防空壕にしては天井の薄い人が3人ほど入れる穴を見つけていたので探索。独りじゃちょっとコワいからね。

いつもは朝一番のフェリーで帰りますが、今回は少しのんびりと8時前のフェリーで。時間調整に鳥居の近くまで移動です。まだお店も開いていない時間なのに、結構な観光客がいらっしゃいます。

夕方出かけて、家族が活動し始める前に帰宅。何度渡っても楽しい。

NUDA900R 夏の九州ツーリング 3/3

起きたらkudomenさんはもう仕事へ出かけていました。お母様とたくさんお話をしました。

諫早スタートでこの日のうちに自宅へ帰る、となると、針尾島経由で佐世保とか考えましたが、そこから先の都市部を延々走ることを考えるとちょっと気乗りしなかったので、阿蘇を抜けて湯布院の岩下コレクションをみて帰るというコースにすることに。ということで、また有明湾をフェリーで横断して帰らなくてはなりません。同じ道もいやなので、昨日乗った熊本〜島原を結ぶ九商フェリーではなく、少し北を走る有明フェリーを使うことにしました。

フェリー乗り場へ向かう道すがら、5kmくらいある一直線の堤防道路。その先に雲仙が見えます。

さようなら雲仙。長崎の絡む旅はいつもいい旅。

この有明フェリー、発着場所が便利かどうかは別にして、便数も豊富だし、料金も安いし、乗船時間も短いし、椅子も何気に豪華。家族で机を囲めるボックス席もたくさん用意されているので、熊本〜島原の航路にこだわらないのであれば、断然こっちの方が良いと思いました。

菊地を超えて山道になるまでは暑いなか時間が距離を刻んでいくのを耐えて見つめるだけの作業的な移動です。菊地水源、震災以来立ち入りできないんですね。菊地阿蘇スカイラインを登りきって、再び、というか今回のツーリングでは三度目の北山レストラン。

この日の朝は濃厚な雲海が出ていたそうです。お昼にはすっかりスッキリ。

ミルクロードからぼーっ、と眺める大観峰。

そこからぼーっと眺める外輪山の縁。

広島方面に帰る人は、ミルクロードから県道11号に入ったこの風景を見ると「あぁ、旅が終わる」と思うのではないでしょうか。

僕はいつも思います。

外輪山から離れるに連れて、ゆるやかな丘がいつまでもどこまでも続く風景が少なくなってきて、

国道442号と交差するあたりでは周囲が平坦になってしまいます。

牧ノ戸峠越え。これを越えると阿蘇が見えなくなります。さようなら阿蘇。

さて、そこから小一時間で湯布院の岩下コレクションに到着しました。

レトログッズ、レトロバイクの博物館で、これまで何年も横目にみながらそれほど強い興味を持てずに通り過ぎていました。ところが震災によって大きな被害があったということをフェイスブックで知って以来、早いうちに訪れなくては、と妙に思い始めました。自分がレトロな世代に足を突っ込み始めたからでしょうか‥。

1階はカオスです。

とはいいながら、レトロな品々がテーマごとに丁寧にまとめられています。ここは商店。

ここは電気店。キドカラーのポンパ君を見なくなったのはいつ頃からでしょう。

お医者さん。往診用のバイクはツバサファイター。

他にもF86セイバーの機体やキャデラックがそのまま丸々展示されていたり、ポスターやら人形やらとにかく古いものがこれでもかというくらい並んでいました。

2階には高倉健のコーナーや戦争関係のグッズ。

本物の無記名の赤紙。重たいね。

国産バイクの展示はここから。初期のバイクが並ぶ様子は田舎の駅の駐輪場みたい。

国産バイクはホンダ製のコレクション数が多いようです。

T360の荷台には

カモメハンドルのカブ。

ホンダカブF型。今でこそ電動アシスト自転車ですが、このバイクはペダルもついていて、原動機アシスト自転車という感じです。

原付が「原動機付き自転車」と呼ばれるのも、この時代のモペットなら納得できるネーミングです。

全然知らないホンダのバイク。

こちらはレーサー。

おお、GL。僕の好きなエンジン。

カワサキのラインナップの前に並べてあるメグロには、最新のH2Rにも使われているリバーマークのエンブレムが。涙腺が緩むわ‥。

3階は外車。類型的ではないエンジンの構成が面白い!とはいいながら、直列(<並列ではない)4気筒はBMWのKシリーズなどでも実用化されていましたね。

今も昔も変わらないトライアンフ。

おお、ハスクバーナw

ミリタリーバイクのラインナップも。モトグッチの軍用バイクの前にはMG34とか。

ボクサーエンジンの歴史。

これ、世界に1台だけのドゥカッティのL型4気筒エンジン搭載のアポロ。

L型4気筒エンジン。重そうw

BSAのなんだかわからないマシンですが、このくらい古いバイクを大切に走らせ続けながら維持するのも楽しいバイクライフになりそうです。

屋外展示してあった、プール?ゴミ処理機?

実は74式戦車のディーゼルエンジンでした。

いや、くたびれました。1台1台をもっとじっくり見ていきたい。ツーリングの終盤、クタクタになって見にくるところではありませんでした。ここは一人で来るんじゃなくて、何人かでワイワイ言いながら見るのも楽しそうです。

道の駅ゆふいんでだんご汁をいただいていると、フッともう十分だろうという気になってきて、本当だったらここからさらに中津の唐揚げ屋へ寄って定番のお土産を、という予定だったのに高速に乗ってひたすら帰ることにしました。

今回学んだこと2つ。
阿蘇の草原なんてこれまで春も夏も一緒だろうと思っていたのに、春にGROMで阿蘇へ来ていたおかげで大きな違いに気づくことができました。夏はものすごく茂っているので草原にわけ入りにくい。写真に撮るのも春の方が美しい。
それと、夏場移動のために気温が高くて信号の多い平野部・都市部を使うのはなんのためにツーリングに来ているのか分からなくなるので、なるべく山に篭る時間を長くした方が楽しめる。

帰宅して、2泊3日で約1200km。四国の柏島ツーリングに始まって千葉実家帰省も含めると、この夏は2週間で約4000kmの移動でした。よく走った!

 

NUDA900R 夏の九州ツーリング 2/3

夜明け前、豪快に雨が降ったようです。4時過ぎに目が覚めてそのまま撤収準備にかかり、5時過ぎにライダーハウスをあとにしました。外へ出るとガスってもいないし高い雲も見えるので、この日の雲海はない様子でした。

せめて朝焼けをみながらコーヒーでも‥と大観峰に登った時間がちょうど日の出の時間。あと15分早く到着できれば焼けた雲がみられたはずで、とても残念でしたが、厚めの雲に蓋をされた空がとても幻想的な雰囲気をつくってくれていました。

コーヒーを淹れてくつろいでいると、ライダーハウスの人たちも上がって来ました。

背景が素晴らしいから、カタログみたいな写真が誰でも撮れるw

逆光気味になった外輪山も、もこもこの縁だけが明るく照らされて、僕はとても好きです。

バイクは全く動かしていないのに、刻々と変わる日差しで、写真の見栄えもどんどん変わっていきます。

ああ、阿蘇。夜明けの風景は深く、素晴らしい。
阿蘇の風景を見るなら、絶対に日の出前から日の出1時間後くらいがおすすめです。太陽が低く、山のひだがつくるシルエットが、山をとても綺麗に見せて来れます。これは中岳の方でも同じ。九重連山も朝が良いです。

春のGROMでのツーリングでは草原の中に分入ってみたりして冒険気分を楽しみました。その場所も夏にはシゲシゲと草が茂ってご覧の通り。

GROMで飛び込んでやろうと思えばいけますが、フル装備のNUDAでは帰ってこられなくなりそう。

交通量が皆無のミルクロードをぐるりと回って南阿蘇へ。白川水源も誰も居ません。静かに湧く水を魔法瓶に汲んでこの日1日の水分の補充に持ち歩きました。

雲がかからずとても綺麗にシルエットが見える根子岳。夏から秋に変わろうかという雲が空を覆っています。

さて、この日はもともと阿蘇近隣のキャンプ場を巡って、次回来るときのためにハンモックの吊りやすい木の目処をつけて新たなベースとなるキャンプ場を探そう、と思っていたのですが、前日O高くんとだんだんが「諫早のkudomenさんのお宅にお世話になる」という話を聞いて、僕もお邪魔させていただくという話になりました。そのため、熊本から島原までフェリーで渡る、というのが午前中の目標になりました。

GROMで走っても風景以外それほど楽しめなかったケニーロードを今回はNUDAで豪快に。大型車でグイグイ走っていくのはとても楽しい道です。

阿蘇の南西側の外輪山を登っていくと、阿蘇五岳が一望できる箇所が何箇所かあります。ケニーロードの峠を越えると、今度は熊本市街を一望できる大パノラマに息を飲みます。

熊本市街を抜けるついでに、経路上のキャッシュを巡ります。「ヒポポタマス」という名前のキャッシュは本当にヒポポタマスに仕掛けられていました。動植物園の外壁。

熊本城址へも寄りました。天守閣は完全に足場に覆われてその勇壮な姿を拝むことはできませんでしたが、例によって見るべきところは天守だけでなく、城址の規模や他を寄せ付けない美しさも兼ね備えた石垣など、訪れ甲斐はあるところ。

最近なんでも払えるものはカードやApplePayで支払っているので、ついつい財布の現金の残金に対して気持ちが疎かになってしまいます。港へ到着して焦りました。乗船券を買うのにお札がない‥タンクバッグなどから現金をかき集めてなんとか支払ったあとの手持ちの現金残高、911円。ATMも近くにコンビニもないからね、足りなかったら1便逃していました。

島原の街に仕掛けられた4つのキャッシュは、どれもオフィシャルマークの入ったコンテナで、見つけ甲斐がありました。無茶苦茶暑かったけどね‥。

以前訪れた際に、お城があるのは知っていましたが‥

どうも島原は雲仙の印象が強くて、街のことをよくわかっていませんでした。この街のお城は城郭も天守もとてもしっかりとしていて非常に立派。再建されたものとはいえ、ここの天守閣は5階建ですよ。絵に描いたような堂々とした城です。

しかも、駐車場が堀の内側、天守閣の真下でアクセスも最高。僕はキャッシュを拾いに行っただけですけれど、家族と来た折には是非天守閣に登ってみようと思います。

武家屋敷のある通りに仕掛けられたキャッシュを探していると、中央に水路のフラットダート、両脇に古い石垣の通りがありました。

ここは当時の武家屋敷だけでなく、屋敷が並ぶ道も含めて景観保存している地域で、何件もの「ご自由にお入りください」と書かれた家が並んでいます。まぁ、時間のある旅行者向けですね。僕はその先へ進みます。

普賢岳。

先日尾道で突然購入したソニーのWX350で寄ってみました。

さらに最大望遠。おおー、これだけ寄れたらいろんな絵作りできそう。それにしても、雨降ったらボロボロと崩れそうな山ですね。

ここで再び四国の若者たちに出会うことができました。みんなで雲仙のお風呂へいくことに。

新湯温泉の入湯料は破格の100円。駐車場もすぐ目の前で、入浴する場合は駐車料金を取らないシステム(そのまま観光する場合は料金必要)になっています。

入湯券を買って番台のポストに投入するシステム。お風呂はシャワーもなくただの浴槽と蛇口だけですが、小綺麗に管理されている脱衣場と相まって古いものをきちんと使っているお風呂の雰囲気を醸していて、とても良い感じ。

地獄も巡って来ました。もちろんキャッシュ目当て。

諫早へ向かう道を降っていると‥なんじゃこりゃ!180度を越えて回り込むヘアピンカーブの連続!

その先にも期待できそうな道が続いています。

さらにコークスクリューもw

kudomenさんのご実家ではホスピタリティ溢れるお父様お母様にも暖かく迎えていただき、 とてもくつろぐことができました。また、kudomenさんはお疲れのところわざわざお酒も飲まずに車を出して下さって、長崎の夜景を楽しむために稲佐山へ連れて行ってくれました。僕は学生以来ですから大方25年ぶり。函館や神戸とは違った、色とりどりに光り輝く街のあかりに長崎湾が黒く深く食い込む風景は、記憶にあるものよりもはるかに輝きと暗さのコントラストが強いものでした。

NUDA900R 夏の九州ツーリング 1/3

最近写真1枚1枚に事情的なコメントをつけながらブログを書くことが難しくなってきて、つい写真の叙事的な説明に終始してしまう記事ばかりになってしまっています。本当は丁寧にコメントをつけていきたいのに、写真の数が増えてきてそれではスラスラと流れを見てもらいづらいということと、自分の頭もボケてきて、スラスラと気持ちを言葉に変えるのが難しくなってきたという残念な事情からなのですが、そいういう叙事的とも叙情的ともいえないバックグラウンドを意識しながらツーリング記録を書いていきます。

お盆休みの明けた平日なので高速道路の深夜割引を適用するために4時前にゲートをくぐって約200km、関門海峡を臨む壇ノ浦PAに到着。普段からNUDAにこんなに乗ることはないので、ここまでで十分走った気分になります。

うちのNUDAは22km/lくらいで走りますが、ガソリンタンクが13Lなので足が短く、北九州で高速を降りた時点で1回目の給油。タンクバッグは後ろ側がバックル式のベルトで固定してあるので、左側を外せばオフセットされた給油口にアクセスができます。

ひたすら一般道を南下。できるだけこれまで走ったことのない道を、と思うと、もうどうしても幹線道路とは呼べない道しか残っていなくて、朝から携帯の電波の届かない地域をひたすら走ることになってしまいました。

日田から阿蘇へ向かうのに、スカイファームロードという広域農道を使います。この道は大分から熊本へ入る峠を超えた瞬間、目の前に阿蘇の高さの揃った外輪山が空と大地の境界線になっている素晴らしい展望がひらけます。っといいたいところですが、この日はかすみがかかっていて、写真に撮るとそれほど感動的な見え方にはなっていませんでした。

遠景に露出をあわせると、ギリギリ外輪山が横長の線を作っているのが分かります。

途中の白地商店に寄ります。ここは地熱でホロホロになるまで柔らかく蒸した蒸鶏を出してくれるお店です。

開店前だったのですが、「食べられますか?」と融通していただいて蒸鶏定食をいただきました。これで1000円は大満足です。以前は一羽丸々を蒸した蒸鶏を2人でいただきましたが、片付けるにはちょっと大変な量でした。一人で食べるなら定食が良いと思います。

地熱による噴気を利用して蒸し料理をされているので、調理場のレンタルもできるようです。

おそらく蒸し窯。

こちらも。セイロなどを載せると、硫黄臭い料理が出来上がりそうです。

白地商店さんの裏には貸切の露天風呂があります。料理を食べた人は200円で利用できます。ご主人と話をしていると「以前入られた時はお風呂が丸い時でしたか?一度崩れたので作り直したんですよ」と言われたので新しいお風呂を見せてもらうことにしました。

南京錠を外す鍵を借りてお風呂の入り口へ。

以前は丸いお風呂が1つあるだけでしたが、今は2組入れるようになっていました。

桜の湯の方。掛け流しで適温のお湯が注がれています。

浴槽はプールのようになってしまいましたが、趣があってのんびりできるのは間違いありません。1回50分間利用ができます。

流していると、昔使われていた鉄道の陸橋があったり。この沿線のアーチ橋はいくつか見たことがありますが、これは初めて。

キャッシュが置かれていた下城の大イチョウ。

細身のボディに大量の家財道具。

鍋ヶ滝に新設されたアースキャッシュをまだ誰も獲っていなかったので10年ぶりに寄ってみました。こちらも有名になってしまって、以前はもっと寂れた歩道だったように思うのですが、歩きやすい階段が設置されていました。

とりあえずパシャリ。普通にプログラムモードで撮影するとこうなりますが、

今回シャッター速度優先モードにして流れるような滝を撮影してみようと、とりあえず露出時間を2秒に。真っ白になりました。

1秒に。幻想的に見えるけれど、まだ明るい。

0.4秒に。遠景が露出オーバーっぽいですが、これくらいが適当なのかも。

鍋ヶ滝は滝の後ろ側へ回り込むことができる、いわゆる「裏見の滝」です。この滝の裏側はかなり広い空間になっていて、ここのアースキャッシュは、この滝の作りについて学習し、現地でそれを確認することがクエストになっています。

滝に削られていない上側の層を見上げるとこんな感じ。

でも、河川敷を見るとこんな感じ。このあたりから答えを導き出します。

以前来た時は「ふーん」って感じでしたが、滝の構造と生い立ちを考えながら眺めると「へーっ!」となること請け合い。分かりやすいアースキャッシュなので、ぜひチャレンジを!

春にGROMミーティングの集合場所になっていた北山牧場へ到着。午後から雨予報だったので、早めに外輪山から内牧へ下ることにします。

大観峰からの下りのワインディングで、前を走っていた特殊な車両。これ干し草を巻き巻きする機械なんじゃないかと思います。

内牧の阿蘇ライダーハウスに到着。天気が悪いのならここに荷物を置いて、温泉巡りをしようという魂胆。

ライダーハウスに長野の学生さんがいたので、一緒にMIYUKIのケーキを食べに行こう!と誘ってみました。僕は毎年毎回、内牧に寄るたびにMIYUKIの「桃のタルト」を狙って来るのですが、阿蘇の雲海のようにいつも来れば出会えるものでもなく、もう随分何年も長いこと出会えていませんでした。

今回、ついに!

これ。種をくり抜いてこのお店の名物のシュークリーム用のクリームを詰め込んで、タルト生地の上に載せてあります。桃がもうたまらなくジューシー。ものすごい満足度の高い食べ物です。

ちょうどそこへ四国から長崎方面へ向かうというO高くんとだんだんが到着。早速MIYUKIに案内します。

辛抱たまらずダイレクトにかぶりつくだんだん!ふたりとも、とても満足してもらえたようです。

その後風呂に浸かってライダーハウスでのんびりしていたのですが、路面がドライのままだし雨も降らないようだったので、大観峰とレストラン北山のキャッシュを獲りに上がりました。阿蘇は毎年来ていますが、大観峰の展望所なんて何年ぶりだろう。

昔と変わったなーと思うのは、平日の夕方ということもあるのかもしれませんが、周囲から聞こえて来るのは外国語ばかり。東京の銀座もアメ横も聞こえて来るのは外国語ばかり。日本人、みんな引きこもっているんじゃないかと思うくらい、日本語で喋る人の数が少なくなっています。

レストラン北山のキャッシュもちょっと探しましたが無事発見。

キャッシュのおかげで、誰も走っていない心地よい温度のミルクロードを疾走することができました。最近どこかへ出かけても、結局キャッシュ頼みで行動が決まっているように思います。それだけあちらこちら行き尽くした感もあるのですが、一度訪れたところでもそこにキャッシュがあってキャッシュの設置意図を読んで見ると、深くその土地について知ることができるのはとてもありがたいことです。

夜は街へは飲みに出ずに、ライダーハウスのみなさん‥といってもお客が自分を含めて3人と管理人さんの全部で4人ですが、あれこれ話をしながら軽く飲みました。途中飲むものがなくなってしまったので、自転車を借りて温泉街のローソンへ。ものすごいゆとりのある1日を過ごすことができました。

GROM 柏島(四国)ツーリング

尾道出張からのGROMツーリング。国道439号チャレンジをした昨年に続いて、今年も四国へ渡ることに‥って、今年は四国に渡りすぎって感じもあります。GROMで今年3回目の四国ツーリングです。NUDAも入れたら4回目か。

向島までの渡船80円。尾道スタートだと、船旅からいきなり準備運動なしでしまなみ海道ツーリングが始まるのが良いです。

とはいうものの、15時半スタートですからそれほど行動できる時間があるわけではありません。この日は見近島のキャンプ場泊という魂胆で、脇目も振らず見近島までまっしぐら。

盆やら週末やらの感覚が麻痺していて、この日キャンプ場がどのくらい混むのかわかりませんでしたが、よく考えたらまだ平日の木曜日。キャンプ場には自分を含めてゆったりと間隔をとって6張ほどのテントが並んだだけでした。

ビールを2本呑んだところで、バタンキュー。0時ごろ起きて飲み直しました。

小型の折りたたみ式のクーラーバッグを持って行って、ロックアイスを突っ込んでビールや炭酸水を冷やしています。夜中、半分くらい解けていましたが、冷たい水は保冷魔法瓶へ。残った氷でハイボールを。こんな時間にキンキンに冷えたお酒を飲めるなんて、なんとも言えないシアワセ‥。

翌朝。今回は四国の柏島の海の景色を堪能するのが目的なので、勿体無いようですがしまなみ海道は基本的に通過するだけ。島から島へ渡っていると夜が明けてきました。

朝食は来島海峡大橋を見渡す亀老山の展望台で、とコーヒーを淹れます。

霞はかかっていますが‥

良い天気になりそう。素晴らしいコーヒータイム。

朝早くから行動しているので、途中キャッシュを拾いながら進みました。堀江駅の駅舎はコンテナ。

キャッシュがなかったら、まず来ることがないような道。

ツアラーバージョンのGROM、かっこいい。夏の海と空に映える!

キャッシュがなければ見ることもなかったと思える風景。夏。

海沿いのキャッシュを拾って、内陸部の大洲へ。今年はなんだか城へいくことが多いのですが、こちらは大洲城。

大洲にはレトロな街並みを思い切り演出した一隅も。昭和40年代初期と、僕が生まれるちょっと前くらいの街並みを再現しているそうですが、GROMを並べてもそれほど違和感ないね。

ちょっと足を伸ばして前回拾い損ねた佐田岬とか巡っていたら柏島までたどり着く時間も体力もなくなってきたので、この日は八幡浜の公園で野宿。

19時には寝て、翌朝4時に起きたので、夜中に起きて居た時間を抜いても8時間 、たっぷりと眠ることができました。

えらく入り組んでいて進むのにものすごく時間のかかる海岸線をひたすら進んでいると、海のひらけたところで、佐田岬を南から眺めることができる場所に出ました。水平線に蓋をしているように、半島がどこまでも横たわっています。

宇和島通過が午前7時。かつおちゃんとハイタッチ!

宇和島からガンガン南下して、四国の右下にある今回の目的地、柏島へ。とにかく綺麗な海ということで、曇りだったら引き返そう、晴れたら絶対に訪れてみよう、と思ったところです。いや、噂に違わずなんじゃこりゃという綺麗さ。

どうやらとても人気のあるスポットのようで、休日なこともあってか駐車場から溢れかえる車、芋の子を洗うような砂浜。ダイビングや奇岩巡りの遊覧船など、海水浴以外でも楽しめるようです。

「船も人も、飛んでいます」という表現に惹かれて、飛んでいる写真を撮りたかったのですが、水面にゆらぎがあるとなかなか難しい。湾内も風で海面が動いて、海面じゃなくて宙に浮かんだような写真は取るのが難しかったです。

島の外洋側は風が強いこともあって白波が立って、のんびり海水浴という雰囲気ではありません。

とにかく綺麗。川みたい。

居るだけで、見ているだけでも延々と楽しめる海でした。

せっかくなので、展望台のある山へ登ってみました。島とその周囲が見渡せる絶景。

展望台からは柏島へ来る途中に看板の出ていた大堂海岸も一望です。砂浜かと思ったら、花崗岩の断崖が続くところでした。

島の近くの観音岩のある側。高さ30mの海上にニョキっと突き出した岩があるそうなのですが、ここからは見えませんでした。

さあ、帰路です。柏島から尾道まで約300km。寄り道しながら進んで、一体何時に着けるのでしょう?

たまたま通りすがりの道端に、地元ライダーに人気のON&OFFというお店がありました。

立ち寄って店主の方と話をしていると、驚いたことに四国のあの人もこの人も常連さん。ゆっくりして行きたかったのだけれど、先を急ぐので話もそこそこに‥とはいいながら食べる時間以上に話をして、お店を後にしました。

まっすぐ帰るのも勿体無いので、四万十川を遡るルートへ。沈下橋から見る川面は湖のよう。気持ちよすぎて、また長居してしまいました。

黙々とひたすら北上して、しまなみ海道の今治側の入り口へ。250km、本当に一気に爆走でした。

さようなら四国‥あとは作業的に走るだけだろうと思っていたら‥

大三島から多々羅大橋方面を見ると、ピンスポットで雨がザーザー降っている風景が見えました。

ちょうど黄昏時で、多々羅大橋を渡る頃には天国と地獄が混在しているような風景になってきました。じっくり眺めていたいけれど、近づいて来る雨雲を待つのもいやだ‥というジレンマ。(上の写真は大きなパノラマ写真にリンクしています)

暗くなった因島大橋は、白く輝く構造体がどこまでも繋がる昼間の風景とは違った雰囲気で、これもまたSFの世界。

雨雲をかぶった尾道へ渡船で渡って、長旅も終了です。車に積み込むまで、雨に降られることはありませんでした。

夏、堪能。本当にもう十分に夏の風景を堪能しました。今回のように目的地がはっきりしていて、基本的に国道に準じた道をひたすら走るようなツーリングは、僕の場合GROMじゃ楽しめなくて、途中何度もNUDAにしておけばよかった‥と後悔しました。時間の制約なく、ひたすらその土地の懐に潜り込んでいくようなツーリングがGROMには向いていると思います。とはいうものの、大型車とほぼ同じ積載量で、装備については何かを犠牲にすることなく野宿旅を十二分に楽しむことはできました。高速に逃げることができないGROMで、長距離を走る際の距離に対する体と心の構え方も、今回で随分掴めたように思います。

GROM 愛媛県東部ジオキャッシングツーリング

日曜日に香川県でトライジムカーナの第2戦が開催されるのにあわせて、土曜日をどう過ごそうかと考えました。「前日練習会に参加」か「GROMでツーリング」か「ジオキャッシング」。どれもアリ。ツーリングなら四国の南西の角にある柏島へ行ってみたいな、と思いましたが、さすがに翌日四国北東の会場へ移動するのも大変かと思ってやめました。瀬戸大橋じゃなくてしまなみ海道を渡り始めた時点で、今回はジオキャッシングメインでいくか、ということに決めて、まずは今治の未訪問のキャッシュを目指します。

夜明けとともに最初のキャッシュを発見。今治市営球場はピカピカの球場でした。

市役所前にはかつての今治の風景写真が添えられていましたが、建物の高さとそれに伴う町の雰囲気はさほど変わっていない感じです。

松山の大会へ行くのに何年も、何度となく通っている今治ですが、キャッシュをめぐっていくと知らないものに沢山出会います。

この不思議な形をした洋館は、終戦直前の今治の空襲を生き残った、この界隈では一番古い建物のなのだそうです。

現在は今治ラヂウム温泉になっています。今度大会の帰りに寄ってみよう。※調べてみたら、2014年に廃業されたようです。残念!!!

2週間前のGROM ミーティングの際に少しだけこのあたりのキャッシュを見つけていました。前回寄れなかった西条、新居浜のキャッシュを全部訪れてみようと思います。

西条の川沿いの土手道のキャッシュ、なかなかいい感じ。

奥にファミリーマートがありますが、あそこは2週間前のミーティングの集合場所。あのときはこんな近くにキャッシュがあったのを見落としていました。

一旦バイクを積み直して新居浜へ移動して、これまた前回野宿した公園に車を置いて再び出動です。

新居浜は駅周辺は恐ろしく今時な街になっていましたが、全体的には広々と宅地が広がるのどかなところです。昭和の時代からあるような町の模型屋なんて、いいじゃないですか。店内で売られていたのはドローンとかイマドキの物でしたけど。

そのままキャッシュを追いかけて山の方へ。あらあら、なかなか良い雰囲気の建物があるよ。

要塞のような構えのループ橋とダム!

なんだか、昭和というよりは大正、明治の時代から日本の風景を作っていたものがいろいろとごちゃ混ぜになってポツポツと並ぶ空間でした。それに、別子‥別子‥どこかで聞いたような‥。

そうか、別子といえば銅山跡だ!

舗装林道のような細い道をひたすら登りつめたところに「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる別子銅山跡地がありました。

意外と整備されていて、意外とファミリーカーの往来も多い。

僕はキャッシュ狙いなんですけどね。もしもしー、座標ズレまくってますよー。

銅山はなにげに見所が多い。

急傾斜地にあって、それがマチュピチュらしい雰囲気を醸しています。

偽装コンテナ。これは一般の人は気がつかないだろうなぁ‥。

ここで13時。朝から26箇所巡って24個キャッシュを発見。

一通りキャッシュをめぐり終えたので、ここからツーリングへスイッチ。川沿いの県道は別子ラインと呼ばれる渓谷景勝地となっていて、上流の方はほどけなくなった結び目みたいなグナグナのワインディングになっているので、吸い寄せられるようにそちらの方へ。峠から自分の走ってきた道を見るのって写真じゃ伝わらないよさがあるね。

そのまま道なりに東へすすんで四国中央市の翠波峰までのぼりました。北は瀬戸内海や四国中央の街並み、南はダム湖や四国の山々。

さすがに東に来過ぎたと、海側へ降りようと下っていたら、途中からかなり長いことダートが続きました。海に近い国道までは降りず、松山自動車道の脇道をつないでひたすら西へ進みました。信号はないし交通量もないし。新居浜までそれなりに楽しく戻ることが出来ました。車にGROMを積み込んで、入浴して東へ進みます。

銭型砂絵。キャッシュがなければこの展望台にも気づかなかっただろうし来なかっただろうな。

日が暮れてタイムアウト。翌日大会なくせに調子に乗りすぎて結構くたびれました。真っ暗になって町の様子が分からないので、人気のない神社の前で車中泊をはじめましたが、平野部は気温が下がらず寝苦しかったので、夜中に起きだしてハンモックを吊りました。

翌朝。明るくなってみると、こんなところだったのか、という感じです。

ペグが立たないので奥側の手すりとGROMでハンモックのサイドロープを引きました。

大会会場まで30分少々あれば到着する距離だったので、道中の近くのキャッシュに立ち寄りながら坂出に近づいていきます。お遍路で巡る88のお寺には、すべてキャッシュが置かれています。逆に言うとこの辺はお寺以外にはキャッシュが少ない‥。今回27F5D。

歩き遍路の人がお遍路の人向けに作られた、オープンエアで屋根だけの休憩所で寝ていました。すごいなぁ、完全な野宿です。ほかにも歩き遍路の人だけ食事が無料のうどん屋だったり、他の地域からすると四国はちょっと特殊な文化が普通に行き渡っている感じがしますね。

 

GROM 四国行脚4泊5日 その4

新居浜から隣町の西条の集合場所へ向かいます。前を走るバモスには、あの一本足の鮫顔の黄色い奴が載っています。

僕の生活パターンからすると、愛媛県の今治から香川県の丸亀までの間は訪れる機会がほとんどない地域なので、目に映る山並み町並みがとても新鮮に思えます。早朝で山には雲がかかっていますが、ミーティングの時間には晴れるでしょう。今日もいい天気になりそうですね。

じゃじゃーん。鮫顔の黄色い奴が車から降りてきました。僕はデコったカスタムにはほとんど興味がないのですが、MAVさんのこのGROMにはちょっと簡単に「ふーん」では済まされないやる気を感じます。以前のローダウンだった頃に比べて、モノアームになったマシンは断然走りに期待がもてそうです。

ちょっと時間があったので、お互いに試乗など。ジムカーナ専用GROMはパワーも出てるしギア比も無茶苦茶下げているから、クラッチつないだ瞬間の蹴り出しだけで「!」となりますよね。僕はこのマシンは普通のGROMとは別モノといつも人に言っていますが、MAVさんも乗られてみてカルチャーショックを受けていたみたいです。見た目が普通にGROMだから余計にね‥。

MAVさんの鮫顔一本足は、乗り味はいたって普通。これだけ全身見た目が変わっているのに、乗車して走っていると乗り手は全然それが見えないわけで、普通にバイクに乗っています、という感じでした。降りてあらためてギラギラと光っているバイクを見るとオイオイって感じしますけれど。

ミーティングは四国カルストの開催ですが、10台以上が西条市のコンビニ集合でスタートでした。ここでついに世界に2台のモノアームが全台大集結!お好きな人には堪らない夢の競演だわ。リアのモノアームは同じでも、ホイール・サイレンサー・リアショックまで違うそれぞれのカスタム。僕の知らない世界でしたが、もう完全にイっちゃっている人のGROMを眺めているだけでも面白いですね。

ガチャガチャグチャグチャとGROMが大集合です。

最初は別行動しようかとも思ったのですが、先頭のパパさんが結構な良いペースで走ってくださったおかげで、100km以上も走った割にはストレスなく四国カルストまで走っていけました。いや、なかなかすごいことですよ。大集団でも先頭はいつもどおりで走った方が後ろの方は絶対に走りやすいです。

ここでオプショナルツアー。四国カルストに到着して、近くのキャッシュを拾いに行こうとしたところ、ルゥさんとごっつさんが一緒に行かれるということで集団から外れて出発しました。僕が地図を見誤って10分ほど、と思っていたキャッシュの場所までは結構距離があって、その間のワインディングはかなりのペースで走ったのですが、お二人とも楽しそうについて来られるじゃないですか。ハイペースで走って目的地付近で入り込んだ道は、なんとなく車の轍はあるもののGROMよりも背が高く伸びた草むら。ルゥさんもごっつさんもその辺全然お構いなし。もう、ガンガンに走って無茶苦茶ですよ。ルゥさんがビデオを撮影してくださっていました。

頭のネジのトルク管理が出来ていない人たちの動画でした。1分30秒あたりからもうね、(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)‥って感じ。最高w。

すごい草むら。伏せて走ったら獲物から完全に見えない状態で近づける。

結局、草が茂りすぎていて先へ進むにも道が分からなくなったので折り返しましたが、戻ってくると全車草まみれです。笑うしかないw

帰りもちょっと遠回りしてガンガンに走りこんで天狗荘まで戻ってきたら、皆さん食事をされていましたが、我々は入場制限を食らって焼肉丼を食いっぱぐれてしまいました。

実は前回の阿蘇のミーティングでルゥさんとゴッツさんのマシンを見て、僕も左サイドだけバッグをつけるのを真似たのですが、ここでタナックスのツアーシェルケース付きの3台が揃いましたね。

総勢21台、だそうです。たくさん居たなぁという印象です。天気にも恵まれて、すばらしく気持ちのよいミーティングでした。

解散後、僕は先ほどたどり着けなかったキャッシュへもう一度、別ルートでアタック。見事GZへ到着。

モノはこれでした。状態はとても綺麗。

これまで四国のカルストというと姫鶴平のあたりだけ、と思っていたのですがこのキャッシュが置かれている大野ヶ原の辺りも牧草地&石灰岩のカルストが見られます。こちらの方が気取っていない感じです。

帰り道は直線だけでなくコーナリング中にも寝そうになってしまうくらいくたびれていました。頭が朦朧としているのにそれでもキャッシュを巡っていきましたが、バイクを降りて歩くことで頭が働くようになって随分助かりました。今回のツーリングでのジオキャッシュ発見数/訪問数の成績は27/29個という成績でした。

車へなんとかたどり着いて、あとは自宅までしまなみ海道を超えてひたすら走るだけ。

四国を離れる前、目の前に立派な入道雲。

三原の北側でゲリラ豪雨を起こしているのがこの雨雲のようです。しまなみ海道の橋を渡りながら、雲の成長と雨雲の移動を観察することで、ずいぶんとくたびれていた気が紛れました。

丸々4日間、こんな好き勝手やっても良いものかと思いもしましたが、今やらなければいつやるの?と思って楽しまさせてもらいました。走れるときに走っておかなくちゃね。
GROMだと、帰宅して振り返ってみると大冒険したつもりで実は大した距離は走っていなくて驚くことがあります。そのかわりストップ&ゴーを繰り返しながら、その土地をきめ細かく堪能するようなツーリングになっていることが多いです。僕の場合それでいいんじゃないかと。GWの九州も大冒険できる感じが魅力的だったけれど、今回の四国の密度の高い走りも風景もとても楽しくて、また間を開けずにGROMで訪れてみようと思いましたよ。

GROM 四国行脚4泊5日 その2

八幡浜市の諏訪崎自然休養林で2泊目が明けました。この日は全く予定を立てておらず、夕方アシカさんの自宅へGROMを拾いに行くまでの約12時間が自由な時間。うわ、12時間もあったのか‥早起きはなにかとお得です。

朝一ダート。

前夜飲んでいる途中、近くに「ねずみ島」という干潮時にしか渡れない島、いわゆるトンボロ現象がみられる島があるという情報をいただいたので、寄ってみることにしました。この日の午前の干潮のピークは5時過ぎ。

5時半ごろ到着‥すでに渡れない‥。

コーヒーを沸かしていると陽が差しはじめました。小一時間滞在して潮の満ち具合を観察してみましたが、この日は干潮のピークでも渡れなかったと思われます。渡れていても、渡ってはしゃいでいると島に取り残されていたと思います。

とりたてて目的地がないときはジオキャッシュを巡ると、それだけでその土地の人がオススメするスポットを巡る事ができます。

朝の交通量の少ない国道378号は、小さな湾に沿った気持ちの良いワインディングが繰り返し繰り返し続いています。途中で見たこの島、この向きだとコンモリと丸いのですが、奥に長〜い島でした。

キャッシュを拾いに四国西予ジオパーク。4億年前の地層が縦縞になって見られるという須崎海岸まで降りてみると、ちょっとGROMでアタックしたくなるような危険な歩道が続いていました。

行き着いた先には、本当に縦縞になった巨岩が海に突き刺さっていました。ここはこんな岩に周囲を囲まれた空間です。晴れているともっと異世界感が増したと思います。

この時期、朝一番で人が歩いて居ないところを歩くと蜘蛛の巣にかかる事が多いのですが、これはちょっとやられ過ぎ。

その後も岩山の山頂だったり、

柑橘畑の間を縫うように走る道が気持ちよく見下ろせる高台の展望台だったり、キャッシュを追いかけながら南下して、宇和島市を目指しました。

宇和島の街の中にあるキャッシュを一通り拾って、宇和島城へ。平地の街に囲まれた城山の麓にバイクを停めて、天守へ向かう段を一歩いっぽ登っていきます。木漏れ日が涼やか。だけど汗だく。今回もよく歩くなぁ。

天守へ到着。僕は左奥にまわりこんで石垣のキャッシュをホジホジ。

ところがキャッシュが見つかりません。完璧なヒントのあるキャッシュなので場所を間違っているわけではなさそうで、どうやらロスト‥。せっかくここまで来たのだからとしつこく石垣を探っていると、おばさんが2人「研究者の方ですか?」と声を掛けてくれました。そういう風貌、確かにしていますよね‥僕よりもムスコの方がよっぽど城の研究をしていますといったら、ぜひムスコさんに、と面白そうな全国のお城のガイドブックを2冊くれました。

宇和島駅前。宇和島といえば、おお、確かに闘牛。そんなことも忘れてキャッシュ探しに没頭してしまいました。

内子方面へ向きを変えて、点在するキャッシュを辿りながら進んで行きますが‥食事も摂らずに暑い中進んでいたので、クラクラのクタクタになってコンビニへ。バイクは全然くたびれていません。今回は人間が完全に負け。

トンネルの手前でバイクを停めてヘルメットを脱いだところで、白い商用車がトンネルの中に吸い込まれていきました。その音が‥やけに大きく響きます。思わずそんな音を出すような車だったかな、とトンネルを覗き込んでしまいました。

トンネルの中で「あっ」と叫んでみると、びっくりするくらい長い時間エコーが響く。これは面白い!

その後も電波の届かない渓流でキャッシュを探したり。

完全に山の中。幹線道路はかなり暑くて、時間がかかっても山の中のワインディングを走る方が断然楽しい。

ハイエースまで戻って来ました。

松山インターで降りて愛媛大会のときにいつも利用している温泉を目指します。なに?左折が赤で、右折が青?これはミスコーs‥事故の元じゃないの!?

預けて居たGROMを積み込んでアシカさんの 自宅近くのお店で晩御飯をいただきました。こういう、まともなご飯がもうとても久しぶりな感じがします。高速へ上がってこの日は宿泊。翌日はジムカーナの練習会&夜はGROMミーティングの前夜祭なので、しっかりと寝ておかないと!

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