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ツーリング Archive

GROM 2017初宮島

タナックスのツアーシェルケースを両サイドに付けると、ケースそのものの幅もあるので、左右の張り出しはこれまでにないものになります。このくらい幅があれば、これまで積載時の見た目の問題もあって使ってこなかったテントを積んでも、それほど嫌な感じがしません。まぁ、ハンモック泊の方が楽しいから、天気に問題がなければハンモックで行くんですけれど。

というわけで、宮島へ。リアシートに載っているのはこれまたポールの幅の問題があってあんまり出番のなかったタープです。

いつもの浜に到着。いつもの‥といいたいところですが、この日は外国人の家族のテント、日向にテントを張って椅子に座って炎天下の元で読書をしているおじさんのテント、ズビズバ音を鳴らしながら釣りを楽しんでいる2人の釣りおじさんのテントがすでに砂浜に設営されていました。広い場所なのでお互いものすごく距離をとっています。

僕はハンモックなので浜じゃなくて、道路と浜の間になる場所を陣取りました。

設営完了。静かにビール片手に読書を‥と思ったのに、人がいるし、音楽うるさいし。

奥のオレンジ色のテントは読書おじさんのテント。あの日差しの元で直射日光を浴びながら読書をするとか、なにかの修行でしょうか。

焚き木を拾いにでたところ、道を挟んで向かいに壕にしては天上の薄い穴倉を発見。覗き込んでみたいけれど、見てはいけないものを見てはいけないので、スルー。

ほんの数分宿営場所を離れて焚き木拾いしてきただけなのに、ビールのつまみにと開けたばかりのイカフライの袋が散乱して、中身がなくなっていて、近くには悪びれた風でもない鹿が数匹‥。

気を取り直してチョコレート&ウイスキーに切り替え。

時間的にはかなり余裕をもって来て、こちらでのんびりと思っていたのに、木を集めたり適当な長さに切ったりしていると夕方の空気が漂いはじめました。んー、ダラダラしにきたのに何忙しなく働いているんだろう。

ビーチの流木を集めていて気がついたこと。潮の満ちひきによってつくられたと思われる帯が段階的にあるのですが、一定の間隔で漂着物のコロニーが出来上がっています。

ポツーン、ポツーンと。面白い。どういう仕組みでできあがるんだろう。

僕の調べたところによるとグンバイヒルガオと思われる植物が、浜に地図のような模様を広大に描いていました。これも面白い。

能美島と宮島に挟まれた水道、大きな船が結構な頻度でグオングオン低音を響かせながら往来しています。読書おじさんは日が沈んだらテントにもぐりこんでしまいました。

釣りおじさん。もう一人の連れの方が居るテントで音楽全開。

日中暑いくらいなのに、日が陰るとすぐに寒くなります。焚き火スタート。暖を取るのを目的に、小さめの火を維持しながら熾火をつくります。

ある程度太い木が熾火になったところで、肉時間。ネギマ考えた人、ホント天才。最高に美味しい。

500mlのビール3本と、スキットルのウイスキーを半分ほど消費したころ、焚き火のそばでウトウトし始めたのでハンモックへ移動。

朝、いつも通りの時間に目が覚めて、明けていく空を眺めていました。この時期は空気に黄砂なのか水分なのか何なのかわからないけれど、不純物が混ざっているようで、光が拡散して僕の好きな空になりません。もっと独立して浮かんでいる雲に日が差して桃色になる朝焼けが好き。

そういえば明け方、釣りおじさんのテントの方からおじさんの「うわ」という叫び声がしたので何かと思ったら、食材の管理が甘かったのか鹿が群がっていました。明るくなって見てみたら、釣りおじさんの一人は普通のテント泊でしたが、もう一人は四つ足の屋根になっているテント下でコットにシュラフというオープンエアスタイル。で、鹿に群がられたのだと思います。それは怖いわ。

ここで事件です。朝食の準備でも、と思ってトップケースを開けようと思ったら‥あれ、確か昨晩カバンをケースに入れて蓋を閉めた(=ロックした)ような‥。カバンに鍵が入っていたんだっけ?わー、酔っ払っていて鍵を閉じ込めた!?ということで、GIVIのトップケースをこじ開ける作業が発生しました。これが全然開かない。なにせ便利な道具は全部ケースの中なので、手持ちの道具を駆使して‥といってもアルミ製のペグなんかじゃ全然歯が立たない。ツーリングネットのフックが硬いスチールの軸入りなのでこれらを使って、なんとか開きました。ロックの機構部分は大したことなさそうなのに、かなり手強かった。GIVIのケースに対してちょっと信頼度が増しました。

で、カバンを取り出したら、その中に鍵はありません。もしかしたら‥とまだ吊ったままのハンモックの中のシュラフを弄ると、ジャラジャラ‥とズボンのポケットから落ちたと思われる鍵束が出て来ました。やっぱり酔っ払っていたようです。無理やりこじ開けたものの、幸いケースのロック機構は破損していなかったようでした。

落ち着いて朝ごはん。

100円ショップのシリコンカップを加工して作ったドリッパー、コンパクトに潰せるし使い勝手も悪くない。愛用の保温カップとシリコンカップの蓋の外径が全く一緒なので、かろうじて載るけれどちょっと不安定なのが気になるくらい。

屋根になるタープ部分をかなり横向きに引っ張って開放的な状態で寝ましたが、もう寒くはありません。気持ちよく眠れます。

というわけで、朝7時台のフェリーに乗るために荷造り&出発。ツアーシェルケースは積載量も使い勝手も素晴らしく良いですね。これまでなんだかんだとトップケースへ荷物を割り振って、キャリアの積載制限量ははるかに超えた重さになっているんだろうな‥という不安がありましたが、今回から両サイドにかなりのものを収められるので、トップケースの負担が大幅に減りました。気持ちの上でもとても楽になれます。

今回の野宿を動画にまとめてみました。
こうして短い尺にでも動画であちこち訪れた行動を記録してまとめておくのは悪くないですね。

GROM 阿蘇ツーリング

はじめてのGROM×阿蘇。

僕が阿蘇へバイクで通い初めて今年で25年になります。最初は大きなバイクで雄大な風景の中を走るだけでも満足していましたが、ここ数年は湧水地や阿蘇の周辺探報など、あの地域の一層下へ潜り込めるようなツーリングをしています。そこへGROM投入。これまでの経験から、あのスケールの大きな地域をこんな小さなバイクで楽しめるんだろうか?今回もNUDAにキャリアを取り付けて‥と最後まで悩みましたが、今回は5月3日に阿蘇でGROMミーティングが開催されることもあって、GROMで阿蘇ツーリングをすることに決めました。

午前0時半に家を出て、徳山港まで1時間、車での移動です。

午前2時発のフェリーにもかかわらず、バイクが結構並んでいます。4時に大分県の竹田津港に着いて、それから1時間少々走れば夜が明けてきますから、1日をたっぷりと有効に使える行程です。

GROMだと風景がゆっくり流れるので、NUDAでは気がつかないものに目が止まって、ついつい寄り道してしまいます。幅1mほどの水門とか。バイクから降りるのが異様に怖かった‥。

気になるものを見つけたらすぐUターンして撮影できるのもいい。ゴミを捨てるな案山子。ゴミ捨てしたら呪われそうな、尋常じゃない恐ろしさ‥。

時間はたっぷりあるので、たっぷり時間をかけて進みます。

阿蘇のGROMミーティングに先立って、「GROMで林道ツーリング」というイベントが用意されていたので、集合場所の湯布院に到着。ちょっと早かったので、金鱗湖をぐるり1周散策してみました。朝の金鱗湖、とても気持ちが良いです。

何気なく湖に流れる小川に手を突っ込んでみると‥温かい!そのまま全裸で飛び込んでも寒くなさそうな温度の湯が流れています。さすが湯布院‥。ここは掛け流しにも程があるような足湯になっています。驚いたことに人の体温よりも温かい川の中を20cmを超えるような魚が群れになって優雅に泳いでいました。金鱗湖にも手を突っ込んでみましたが、湖の水自体も温かいんですね。

朝霞台まで登ってみようと走っていたら、別府方面からのGROM4台とすれ違いました。林道ツーリング主催のかつおちゃん御一行!サクっとUターンして、追走。動画はかつおちゃんの。

集合場所のローソンへ到着すると、あれよあれよという間にGROMがワラワラ集まってきました。総勢12台。中にはコテコテにカスタムされたマシンも。

というか、日本一コテコテとも呼べるMAVさんのローダウンGROMも含めて、これ全部林道走るの‥!?

ぜぇ?さんのGROMのシート下のダートっぷりに、みんな絶句。でも、正直いうとこのくらい無茶苦茶できるGROMが1台欲しい‥。

出発!MAVさんのGROM、小せえ‥!

びゅいーん。

何気に全部GROMという、なんとも言えない森の中の光景。

ダート自体は全体的にガレてないフラットダートで、バイクが直立していれば全然問題のない道でした。

最深部到着。駐輪方法がおかしいひとがいますが、街なかならいざ知らず、ここなら許される感じです。

ダートの終点は深い森の中の広場になっていました。色別に並べて記念撮影。ドラマチックで絵になる光景です。

センター(付近)をとらせていただきました。

楽しさの伝わる動画。ホント無茶苦茶楽しかった‥!
それにしても僕の走りのなんと安定していること。ダートでも地蔵が乗っているような走りです。動画はぜぇ?さんの。

かつおちゃん。企画ありがとう!

震災で破損した朝霞台展望台は補修を控えて完全に立ち入り禁止になっていたので湯布院を眺望することはできなくなっていましたが、この雨乞岳林道の入り口からは朝霞台よりも高いところから湯布院の街を見下ろすことができます。とても良いところを教えてもらったなぁ。

みなさんおくつろぎ。

道の駅ゆふいんでGROMミーティングの第1会場へ向かうみなさんと一旦お別れです。

これまで走ったことのない道=幹線道路じゃないから莫大な時間のかかる道 を伝って阿蘇を目指します。夢吊橋をほぼ真横から見渡せる展望所発見!

昨年も立ち寄った黒川温泉近くの蕎麦屋でお昼。

だいたいこんなサイズの道ばかり走って、ほとんどバイクとも出会わず外輪山へ到着。

そこからカルデラの底へ降りられる細い道を探して降りて、雨に降られてまた登って‥とかやっていると第2会場の集合時間に間に合わなくなりそうに‥。

北山レストラン近くの駐車場で、GROM23台が大集合です。もう誰が誰だかわかりません。ここで前日から阿蘇入りしてすでに連泊体制でいつもの鍋の平キャンプ場にテントを張っている彦衛門さんと合流。「つがたくさんが来られても大丈夫なように、ハンモック吊れる木をキープしておきました」と言ってくださったので、今晩はそちらへ泊まることにしました。

寄り道せずにキャンプ場へ‥と思っても、スルスルと引き込まれてしまう道が多くて‥。

集合会場へ向かうのにこの道を登ってきましたが、カルデラの底へ降りるのもこの道で。

あちこち寄り道したい気持ちを抑えて、夕方のゆったりした時間を過ごすためにキャンプ場入り。彦衛門さんはキャンプ場の中でも一番大きな木のあたりを抑えてくれていました。さすが心得てる!

夜の部スタート。ボイルしたソーセージを直火で炙ってパリパリにして食べる。これが最高に美味しい!金属フォークで刺して炙ったというのに、そのフォークを唇に当ててしまって火傷してしまいました‥。

たくさん喋ってたくさん飲んで、気持ちよく就寝‥。

2日目。

5月の阿蘇は、ハンモックで寝るにはちょっと寒い‥と思っていましたが、これまでの経験から肩や足先を冷やさなければ十分寝られることが分かっていたので、今回は銀ロールマットを適当な大きさに切ったものをハンモック越しの外気温に直接触れてしまう肩に当てて寝たところ、これで寒さを感じることなく朝を迎えることができました。

が、朝の冷え込みは火がないと辛いくらい。昨晩の残りの薪に火をつけて暖をとりながら、ゆっくりと朝食。

どこかへ行かなくてはならないという義務も目的もないので、霧雨が降っていたということもありますが大抵6時には出立する僕にしては珍しく9時までダラダラと食べたり飲んだりしていました。

南阿蘇側から阿蘇の山上へむかう登山道の入り口にある阿蘇白水温泉瑠璃さん。立派な構えからお高いんでしょう?とずっと思っていましたが、入湯料300円。秘密基地みたいな立体的な構造がとても魅力的な良いお風呂でした。

モンベルの直営店のある道の駅で、赤牛のロコモコ丼。日差しがありがたい。

ケニーロードをGROMで走っても面白くもなんともないだろうと思っていましたが、今回は震災で南阿蘇の生命線になったこの道をどうしても走ってみたくて、久々にやってきました。

ケニーロードが外輪山を超える峠付近で、枝道発見。九州自然歩道と書かれていて、一応車も通ったような轍がありますが、豪快に茂っている木々の様子を見ると車の往来はほぼ皆無の様子。凸入です。

ベタベタに外輪山の山肌を舐めるように道が続いています。これはいい。

 

自然歩道を降り切っても、見たことない風景がいくつも見られます。ガイドで案内されていないけれど、これはなかなか良いところなのではないだろうか。

前日ダートで巻き上げた粉のような汚れに雨が祟って、見るも無残な汚れ方。これは軽く水洗いでもしなくちゃ、と湧水の湧き出る交差点をめざしていたところ‥

あれ、この丘というか塚、もしかして登れる?という発見をして寄り道。

写真でみるとこんなところ。

大草原でした。こんなところにバイクで入っていけるなんて。

尾根が頂上まで続く道になっているようなので、塚を取り巻く道を辿って入り口を目指します。

あら、残念‥。

でも徒歩ならOKのようです。ほほー、これはこれは‥。恐ろしく気持ちが良い。

頂上には「二辺塚城址」の碑が、おそらく震災で崩れたのでしょう。そのままになっていました。

スケールは大きくないですが、プチ冒険といった感じで楽しめる。

この丘。内牧から国道を走っていると必ず目に止まる丘ですが、とても楽しめました。大きなバイクじゃ寄り付きもしないようなところです。

ダクダクと湧水が溢れる交差点で、軽く洗車。実はいつもお世話になっています。

阿蘇神社周辺の湧水を汲んで、キャンプ場へ戻ることにしました。

鍋の平キャンプ場、こうして地図で見ると阿蘇の根子岳にかなり肉薄した山の中だということが分かります。

彦衛門さんも僕もこの数年こちらのキャンプ場にお世話になっているので、管理人のおじさんとは顔見知りになってしまいました。薪も火持ちの良い硬い木を譲ってくれましたが、うちの小さいストーブに入りきらないので、薪割りです。モーラナイフを叩き込んで切れ目を入れて‥

レンガタガネを打ち込んで薪割り。でも、かなりの労力が要ります。楽しいけどね。

この日は結構くたびれていたようで、二人とも火のそばで寝落ちしてしまうくらい。21時には就寝。

3日目。明るくなってきても二度寝三度寝して6時に起床‥ですから9時間もハンモックから出ることなく寝ました。僕は家では二度寝できないのですが、ハンモックだとできてしまいます。そのくらいハンモックの寝心地は最高。

この朝は寒くなく、火を使う必要がありませんでした。持参していた組み立て式のネイチャーストーブ、実用性よりファッション性の方が強いんだろう?と思っていたら、2人が暖を取るには十分の能力がありました。これはこの時期の屋外泊には必携だ‥でもキャンプ場なら良いけれど、人目がありそうな場所での野宿だと炎を昇らせるのはちょっと厳しいか。煙も出るし。

前日苦労して割った薪、朝使わなかったので大量に余ってしまった‥まぁ、薪割り楽しかったからいいか。

気になるものがあったらすぐUターン。いいなぁ、GROM。

この日は19時に港に着けば良いという日程なので、枝道にもガンガン入っていきます。治山工事用の道は牧草地を突っ切っていました。

牛って、丸いのね。

南阿蘇側から峠を超えると‥なにこれ!と叫びたくなるような風景が広がっていました‥絶句。絶景。

もう爽やかすぎて。言葉にならない。撮影場所はここ。GROMじゃなければ気がつきにくい道だなぁ。

いつもはこの道を気持ちよく切り返しながらバビューンと駆け抜ける道なので、こんな撮影ポイントの枝道には気がつきようもありません。

いろんな写真を撮りましたが、今回一番のお気に入り。トコトコと、ただ走るだけの道。

昨日の丘の草原よりもさらに広い草地へ入り込めるところをみつけて入ってみました。

もう、今日はここにずっと居ても良い感じ。

コーヒーセットを取り出したら、荷物の中に未開封のチョコレート発見。これは嬉しい!

稜線まで走ってみたり。

GROM、面白い。本当に面白い。

もう打ち止めだろうと思って居たら、外輪山の外側でまたゲートのないコンクリートの道を見つけたので入ってみます。

ああ、もうだめだ。草、草、草、草、草。トコトコとどこまでも走っていける。

根子岳にかかっていた雲も晴れて、まー気持ちの良いところ。

谷あいに轍があるのでトーレスしてみると、これがまた丘の間を縫うようにどこまでも続いていて‥

その先は外輪山の縁まで続いて居ました。これはまた新鮮な風景。その先にも下りの道がつづていて、さすがにフル装備では戻ってくるのが困難そうだったので‥ここは荷物をおろして凸入。山奥の露天風呂にスッポンポンになってこっそり入っていく感じ。

その終着点。もうこの先は無理。絶対に無理。

斜度70度くらいの絶壁。いかにも阿蘇の外輪山の縁っぽいところ。

で、草原を突っ切ってきたものだから、なんと帰り道が分からなくなってしまいました。

360度似たような風景に囲まれた中で本気で迷子。どっちを向いても草原の丘。谷あいの轍をトレースしてきたことを思い出さなかったら、本当に抜け出せなかったかも。

長湯温泉、いわゆる炭酸の泡の立つラムネ温泉。なかでも河原に堂々と設置してあるガニ湯は、4年前の2013年に訪れて入湯をあきらめた開放的な露天風呂です。んー、入りたいなぁ‥と眺めていると、写真を撮っていたご夫婦が「入られるなら写真撮りますよ」と背中を押してくれたので‥

入りました。憧れのガニ湯。しかも真昼間。

お湯は黄濁しているので、入ってしまえば恥ずかしさも何もありません。ぬる湯で長湯できます。ゴボゴボとカニの形をした石からお湯が吹き出ているのですが、飛沫が携帯に付着して水分が飛ぶと濃い斑点ができるくらいいろんなものが濃い濃いに混ざっているようです。

考えてみればこれまでに三朝温泉の河原の露天風呂にも入っているわけですから、何を今更という感じもします。ただ、この天気の下、スッポンポンでうろうろするのが犯罪に相当しないのかどうかが心配にはなります。今どき沿道から見た人が「マジ大人が昼間から露天入ってるしー(笑)」とか写真付きツイートしかれかねませんし。

九州ツーリングの土産は、唐揚げがうちの定番。「からあげ一筋50年」に期待してテイクアウト。

別府湾。綺麗な湾形が、いつ見ても素晴らしい。写真じゃ全然伝わらない。

僕が勝手にスイカ割りと呼んでいる、国東半島縦断コースで今回のツーリングもおしまい。長湯温泉から港まで、3時間ほぼ全線ワインディング。素晴らしいぞ、大分県!

すおーなだフェリーは車優先で、バイクだと予約もできませんし、その時の混雑具合で乗船の可否が決まるので、GWということもあってちょっと早めに到着しておきました。別ルートを走ってきた彦衛門さんとここで合流。

無事徳山港に到着して、ハイエースに積み込んでお気楽帰宅コースです。

帰ってからのお楽しみ‥でもこの唐揚げ、無個性で普通で残念でした。

初めての原付での阿蘇ツーリング、期待度は80%だったのですが、帰ってみれば満足度300%な、過去を振り返ってみてもこれまでにないくらいの素晴らしいツーリングでした。これまでビッグバイクで走った道を避けることで見えてくるのは、もう冒険といって良いくらいの阿蘇の魅力的な道と風景。次回もGROMで!と思える楽しさで‥この発見は儲けもんです。

今回持参した荷物で必要十分と言った感じですが、もうちょっとゆったりと積みこめる積載能力は欲しいところ。次回までに検討するのはサイドバッグの容積アップかな。

GROM 角島方面ツーリング

GORMミーティングが山口県北西部の角島で開催されるということで、それにあわせて彦衛門さんに声をかけてツーリングへ出かけてみました。今回は秋吉台近くの道の駅みとうからの早朝スタート。みとうのシンボルはこのかわいい大仏様です。奈良の大仏に使われている銅のほとんどはこのあたりの銅山で掘られたものをつかっている、というつながりだそうです。

秋吉台の長者原へ裏道を使ってアプローチ。高台に上ってみると、野焼きが終わって短い丈の草に覆われたカルスト台地を真一文字に横切るカルストロードを見渡せる素晴らしい大パノラマが広がっていました。これは草原が緑になったらまた是非来てみよう!

朝早く、しかもまだ気温も低いのでカルストロードはほとんど誰もいません。ま、スタートした時点の気温、2度だったしね。

途中ジオキャッシュを拾いながら、1時間少々で角島到着です。集合場所は橋の向こうですが、橋を渡る前に定番の高台に上がってみたらところ‥思わず口の端から声が漏れてしまうくらいの、これまでに見た中では最高にクリアな海!作り物のようなムチャクチャな綺麗さです。

あれあれ?ドリーム50のトネ君が、なんと広島から自走で来ていました。すごい。若い。

橋の向こうの駐車場には、もうほとんどの皆さんが集まっていらっしゃいました。今回は割とライトカスタマイズなマシンが多かった中で、一番ひど‥すごかったのは高知のかつおさんのオフロード仕様GROMかな。

参加された方から僕のバイクを指差しながら「これ、つがたくさんのGROMの仕様に近いですよね」と声をかけられましたが、僕がつがたくです。

単一車種ミーティングでよくある一列横隊。一番手前がGROMじゃないけれど。

角島の中央部へ食事へ向かうみなさんと別れて、僕たちはアドベンチャーモードへ。

角島から青海島へ向かう途中の妙見山展望台へ。展望台というからには海景が期待できるのではないかと、公園から徒歩で山頂へ向かいます。

山頂からは360度のパノラマ、とまではいきませんでしたが、海側に開けた展望所があって望遠鏡も無料。

覗き込むと、元乃隅稲成神社の鳥居が見えました。

滅多に来ないところですから、折角の機会なので端っこを攻めてみようと、西に転進して一番端の俵島を目指します。

途中、崩れないか不安な感じの桟橋があったりして。

半島の端まで来てみました。南側を見ると、角島大橋。全く期待していなかったので驚きました。

すみません、僕と一緒に走るとこういう道走る機会が必ず訪れます。

半島(といってもこの辺りの地名は「油谷島」なので、もともと島だったのかも)の先にある俵島はいかにも渡れそうな感じでしたが、徒歩の道も含めて島までの道が繋がっているわけではありませんでした。冬至のころは角島の後ろに陽が沈む位置関係なので、冬の夕刻写真を撮りに来るのも良いところなのではないでしょうか。

続いて、本州最北西端の川尻岬へ。展望所から海まで降りる道がありましたが、その先岬の先までいけるのかどうかは挑戦しなかったので分かりませんでした。とりたててすごいところでもないので、一度来ればもういいかな、って感じ。

この日は本当に海が穏やかで、海に波頭一つ立っていません。いつもの日本海らしくない。

潮溜まりは、小さな宇宙になっているんでしょうね。

青海島の手前の長門市仙崎は金子みすゞさんが住んでいた地域なので、町は金子みすゞ一色。かまぼこが特産らしく、かまぼこ板を使ったモザイクアートが以前1年半前に訪れた時よりも増えていました。

陽が暮れると寒くなりそうなので、明るいうちに車まで戻ろうと、その途中に寄った長門湯本温泉。ここも以前訪れたときに、また是非入湯したい!と思った温泉なので、入ってみました。

入湯料200円。単純アルカリ泉のぬる湯で、湯船に浸かると最初は肌がヌルヌルするのにそのうちキュキキュキになります。だいたい僕は烏の行水なのに、ここは20分も浸かっていましたよ。なんか、長湯したくなるとても良い雰囲気のお風呂なのです。

共同浴場はここともう一つあるそうですが、そちらは掛け流しじゃなくて循環方式。熱いお風呂に入りたい人はそちらへどうそ、とのことです。

というわけで、夕日になる手前の陽を浴びながら再びカルストロードを貸し切り状態で走って、ツーリング無事終了しました。

200kmほどのツーリングだというのに、天気・時間・ペースの配分も良く、新しい風景にも出会えたし、お風呂も良かったし、キャッシュも10箇所ほど巡ったし‥で、とても充実した内容でした。このあたり、また来てもいいな。

GROM しまなみ海道ツーリング

1週間ほど前、うらいけさんから電話。「いなだん、O高君としまなみ海道ツーリングしようと思うんですが、どうですか?私はカブで。」

ということで、広島に住むO高君@PCXと、うらいけさん用のGROMも積んで今治北の糸山展望台の駐車場に集合しました。

今回はいなだんが白いGROMを購入した記念ツーリング。

今更ご紹介するまでもないように思いますが、しまなみ海道は高速道路になっている橋に歩行者・自転車と原付バイクの通行ができる側道が用意されていて、原付は橋の規模に応じて50円〜200円で隣の島へ渡ることができます。

そのため小銭をジャラジャラと持ち歩く必要があるので、これまでは事前の準備だったり財布がパンパンになったりと全然スマートな感じじゃなかったのですが、サンライズ糸山でチケットを売っているということをO高君が教えてくれたので今回はそれで。50円チケット10枚の500円分が1束。向島までの全ての有料の橋を渡ると丁度500円なので、往復分、2束購入して橋へ向かいます。

今回は超雨女のいなだんvs晴れ男の僕の戦いだったのですが、僕の勝ちですね。

グオングオン‥うらいけさんと二人きりでバイクごとエレベーターに乗る日がくるとは思いませんでした。

馬島。橋がでかすぎて標準的なカメラでは収まりきらないって奴です。

あれは?と、うらいけさん。

なんかボーボー燃えています。野焼きですかね?とうらいけさん。

ここにさっき買ったチケットをちぎって入れるんだよ、と初めてしまなみ海道を原付で走るいなだんにO高君が教えてあげています。

あ、うらいけさん、まだ見てたんですか。

来島海峡を渡って、大島の亀老山展望台。天気が良いと、道中のワインディングも含めて本当に最高の場所です。

橋桁の土台になっている無人島、見近島の無料キャンプ場。いなだん、トイレへ向かうものの、なんと鍵がかかっていて使えないという。大変だ!次の伯方島へ急ごう!

伯方島でラーメンでも、と思ったら開店時間には早すぎたので、島を一周。開山公園の展望台からは生口島と大三島にかかる多々羅大橋を真横から見ることができます。

11時営業開始の伯方島の塩ラーメン店、さんわさん。あっさり系だけど軽くない、不思議なスープのラーメンです。

いなだん、おいしさに箸と震えが止まらない‥。

いや、ほんと美味しかったです。

アイスを舐めながらいなだんの後を不審者のようにツケるうらいけさん(そして、それをツケる僕)。

ああ、波打ち際で彼女が変なことをやらかす、ってことがわかっていたんですね。さすがの師弟コンビ。気持ち良さそうな写真が撮れました。

この伯方島のビーチ、海水が真水のように綺麗です。気持ちよく海遊びができそうです。

普通のアイスもここの海水に浸けたら伯方の塩アイスですねーっ、とかいう話をしているわけじゃなく。O高君の食べているのはチョコレートアイスに見えるけれど、実は揚げ物。

いいんだよ。と慰めてもらっているうらいけさん。今期こそA級に上がってください。

次の島、大三島。ジオキャッシュを見つけてはしゃぐ二人。

ここから見えるなんでもない集落も、とてもかけがえのない素晴らしいものに見えてしまう‥。綺麗な海は大切にしたいです。

天気も良いし、日差しのおかげで寒さを感じることがありません。

「真昼のぉ〜蜃気楼〜♪」 浮島現象は夏に見られるものだと思っていたら、冬の風物詩なのだそうです。瀬戸内海は島が多いのでツーリングなどで移動し続けていると結構な確率で水平線上に浮島現象を見る機会に恵まれます。

若者たちはそんなものも心に響かない様子で、ヘルメットを脱ぐとリードを外した犬のようにビーチに駆け出してはしゃぎまくり。

「まってーっ、O高くぅん」「あははは、いなだん、こっちこっち」

若いって‥別に憧れないけど。

おじさんたちはメットも脱がずに寄せては返す波の音に悠久の響きを感じて悦に入っています。「僕たち、長いこと地元で闘ってきたね‥」「うん」

「これからは、仲良しだー!」「おー!」

今日の良き日を、記念撮影。

近い将来、こうやってヘルメットも脱がずに将棋盤を囲むことになるんでしょう(‥闘いは終わらない)。

大三島にはなんとダム湖があります。湖の周遊道路は路面も道幅もよろしい感じのワインディング。ちょっとした寄り道にオススメ。上の写真は湖に突き出した岬の東屋へ向かう道ね。

多々羅大橋は橋の柱のところでバイクを止めて、柏手を思い切り3回打つこと。面白い現象を体験できます。

ジェラート、食べる前から先にカジるのやめてくれ。

因島大橋。ここ、SSで300km/hとかで突き抜けたらかなりSFアニメっぽい遊びができそうです。

有料の橋を渡りきって、一応のゴール、向島の高見山展望台。展望台に登った瞬間眼前にペターーーーッと広がる海の平板さに感動感激。ものすごく遠くまで見渡せる天気です。

デュワッ!うらいけさんと二人でウルトラセブンに変身

本当に天気の良い日で、展望台のおじいさんが年に3回あるかないかの眺望だ、と展望台に登ってくる人を捕まえては語っていました。どこまでも青い青い海。目の前の視界いっぱいに愛媛から香川、下手したら徳島までの山の稜線が‥や、地図で確認したら眼前の山の稜線は高知県も含んで居ます。まさに四国を一望。剣山らしき山に冠雪しているところまで見ることができました。信州ならいざ知らず、瀬戸内海に居ながらこういうダイナミックな風景を見る機会はそうそうあるものではありません。

良きライバルと、心に残る思い出。

今治へ戻るために、夕日に向かってひた走ります。

 

日の入りを狙って大三島のカレイ山展望台へ。日が陰り始めたとたん、猛烈に寒くなってきました。ここは夕日を拝むのにはイマイチな場所でした。

複雑な水路をつくっている島々を遥か遠くまで見渡すことができるところ。

というわけで、いなだんGROM納車記念ツーリングは気持ちよく終了しました。B+COMを使って通話しながらのツーリングでしたが、通信中一番使われた言葉はいなだんの「頭痒い」でした。

さて、僕はその後松山へ移動して、アシカさんとGROMミーティングです。なんか、恐ろしくオシャレな夜のカフェでお食事。嘘みたいな中庭。

ドアを開けた瞬間、思わず「やりすぎだろう‥」とオシッコは漏れずにため息が漏れるトイレ。これは、住めるわ。

提供される食事がまた、このギャップ‥。すごいです。美味しいし。

ネジマキ カフェ
愛媛県東温市志津川1557-1
089-993-7626
(火曜定休)

この後、うちのGROM2台とも乗ってもらいましたが、ヘルメットの中でニヤニヤしているんだろうな、というのが容易に想像できるような走りをされていました。

いや、大変充実しました。遊んでいただいたみなさま、本当にどうもありがとうございました。

GROM 江田島ツーリング

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寒い冬でも、速度域の低いGROMで島ツーリングすることの楽しさを覚えて4年目。通勤マシンにはグリップヒーターにナックルガードもあるので、ゴツゴツしたウインターグローブじゃなく薄手のものでも冬場楽しく走れます。今日は丸1日お休みをもらって8:40分のフェリーで江田島へ渡って島ツーリングです。

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広島の宇品港から江田島・能美島行きのフェリーはいくつかの航路がありますが、今回は宇品から一番近い切串港行きのフェリーに乗りました。切串港に向かう途中、島を見ると山肌を一直線に横切っている道路が見えます。まだ走ったことのない道です。これは行ってみなくては!

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この道は江田島北西部の大須山を東西に抜ける道でした。途中「展望所」と書かれた登山道があって、地図上では頂上まで距離がありそうだったので遠慮したのですが、帰ってから衛星画像をみてみると展望所は道路からすぐのところでした。今度また寄ってみよう。

とりあえず走ったことのない道をつなぎながら、遠回りで海上自衛隊の第一術科学校を目指します。

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「車両通行止め」と書いてあってもとりあえず行けるところまでは行ってみます。ここは車は通れませんが歩行者・自転車なら通れる通路を確保してあるがけ崩れの現場でした。バイクで通って良いものか思案していると、向こう側から工事のおじさんが「やばいのぉ、って思ったら声かけてください」と言ってくれたので、遠慮なく行ってみました。

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無事通過。大きいバイクだと厳しい、GROMでもサイドバッグ付きだとアウトでしたね。

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今日のメインの目的は、海上自衛隊の第一術科学校の見学。年明け初めの最初の回なので貸切(マンツーマン?)かと思ったら、30人くらいの見学者が集まりました。県外からも結構な人数がこられていて、ここの人気と特殊性が伺えました。江田島の第一術科学校は日本に4つある海上自衛隊の術科学校の中でも、砲術・水雷・掃海・航海・通信等の艦艇術科などを学ぶための施設なのだそうです。それとは別に幹部候補生の教育も行われています。

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こちらは大正6年に建てられ、戦前の海軍学校のころにも使われていた、術科生や幹部候補生の入学や卒業の式典を行うための大講堂。ささやき声でも響く石造りの大きなホールです。

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幹部候補生の宿舎。こちらは明治26年の建物。講堂といい宿舎といい、明治大正の贅を尽くしたといった印象を受ける建物です。

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入り口に「幹部候補生学校」の表札が掛かっています。

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戦艦陸奥の第4主砲。術科の勉強用に、陸奥の砲塔を取り替えるために外したものをこちらに設置したそうです。陸奥はその後、岩国沖で爆発して沈没しています。

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先ほどの東西に長い宿舎の側面には幅100m以上ある廊下を見通せる通路があります。日の差し方など条件が揃ったらもっと絵になる箇所でしょうね。

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当時のお金で1本1000円だったという柱の並ぶ教育参考館。施設見学の時間の大半はこの中の展示物を見て回る時間になっています。明治期の海軍の創設から戦後に至る歴史に伴う人物・出来事などを自分のペースで見学できます。

知覧の特攻平和会館はこれでもかというくらいの特攻隊員の遺書や手紙が展示されていて圧倒されてしまいましたが、こちらでは各都道府県出身の特攻隊員の写真や手紙が見やすく展示されていて、平均年齢で20歳にも満たないという特攻隊員の決意や家族への気遣いなどを直筆の書簡から知ることができます。みな達筆なことにも驚きます。

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屋外展示のひとつ、特殊潜航艇。特攻用ではないのですが、戦果も生還も難しかったとのこと。

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他にも日本海軍が世界に誇る酸素魚雷や、

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建造はしたものの使用されなかった特殊潜航艇「海竜」のスケルトンモデルなどの展示があります。

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集合/解散場所の江田島クラブの2階にも現在の会場自衛隊に関する展示物があるので、早めに受付を済ませても時間をもてあますことがありません。中でも目を引いたのが、屋外に向けられた測距儀!測距儀というのは、戦艦大和の艦橋のてっぺん付近についているアレ。砲塔の左右に張り出したアレ。昔から覗いてみたくて仕方がなかったのですが、これはちゃんと屋外の風景を見ながら距離を測ることができます。

左目の視界で対象物を見て、右目の視界で上下にずれて見える対象物がぴったりと揃うようにダイヤルで調整すると、距離がわかるというもの。面白くて、外のいろいろなものまでの距離を測りまくってしまいました。

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3インチ砲のカットモデルは炸薬の量に驚きました。これに火が点くなんて、薬莢内は大変なことになるんですね。

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艦対空ミサイル、シースパローや無人標的機の展示なども。

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第一術科学校に思わぬ長居をしてしまいました。次の目的地は、江田島最高峰の宇根山(野登呂山)。地図を見る限りでは山頂まで車道が続いているかのようでしたが、山頂の手前300mほどで舗装道路が終わっていて、最後は徒歩で登ることになっていました。

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帰ろうかと思いましたが、ここへわざわざ来た目的もあるので歩いて登ります。それなりに急な傾斜道を10分も歩かないうちに、山頂が見えてきました。

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山頂付近のものすごく古そうな八角形のコンクリート柱には「天測点」と書かれたプレート。天測点は全国48箇所(現存43箇所)の天文測量のための観測点ということを以前何かで知ったのですが、その中のひとつが江田島にあるということで訪れてみました。

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そのすぐ脇には三角点を示す標柱。

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全国974箇所、広島県内17箇所の一等三角点のうちのひとつだそうです。

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天測点や三角点があるということは、以前は開けていたはずなのですが、その後景観の望めない山になったそうです。現在は南の海側が整備されて、しまなみという言葉がぴったりの風景が開けた場所になっています。

が、天測点や三角点マニアの方以外にはこれといってお勧めというような山ではありませんでした。

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来た道を戻ります。ハンモック吊り放題だわ。

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途中の登山道路からは江田島湾と江田島越しの呉の街並みが見渡せます。ここはなかなか良い眺め。

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初めての道をつないで走りながら、ふと水平線付近を見ると、蜃気楼が。夏場は見ることがありますが、こんな寒い日でも見られるんですね。

 

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能美島と倉橋島をつなぐ早瀬大橋も普段見慣れないようなアングルから。このあたりもかなり深い道まで走りこんだと思っているのですが、まだ開拓しきれていません。

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古い方の音戸大橋をくぐって思い出しました。音戸渡船!

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というわけで、橋を渡らずに渡し舟で本州へ戻ります。大人100円+バイク200円の300円かと思ったら、バイクにライダー込み料金設定でした。タンデムだと300円。多分。午前5時半~午後9時までというのはなかなか気合の入った営業時間です。

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本州と倉橋島の間は泳いで渡れそうな距離ですが、ここ「音戸の瀬戸」は急流で有名な難所。500mほどの狭い水路、その前後はブラインドのS字になっています。おまけに広島~松山間の最短路ということもあってかなりの交通量。

浮き桟橋で直前に本州側へ行ってしまった渡船を待ちますが、浮き桟橋自体かなり揺れています。

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時刻表というものはなくて、対岸にお客さんが現れたら渡船が戻ってきます。写真では左から右へ潮が流れていて、舟が斜めにドリフトしまくりながら浮き桟橋へ近づいてきました。

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接岸、といっても船の側面を浮き桟橋に押し当てるのに、船頭さんがロープで引っ張っているだけ。隙間から海が見えるような状態で、バイクを甲板に載せます。これならNUDAでもいけるかなと、「バイク」というのがどのくらいの排気量までを指すのか聞いてみたところ、船上で方向転換できるものじゃないと困る、ということで最近は250ccもお断りしているとのことでした。やぶへびでした。

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船上ではバイクを固定するわけでもなく、前後方向に乗下船のための開口部がありますから、ギアを入れたうえにブレーキレバーを握っておかないとちょっと不安。

流れる潮に抗いながら、対岸まで1分少々。こちらもロープを引くおじさんの腕力でGROMの運命が決まってしまいます。

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アレイからすこじま」に寄りました。ここからはかなりの近さで海上自衛隊の潜水艦を見ることができます。今日は年始なこともあってか、8艇も浮いていました。

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帰り道ついでに、灰が峰へ。遠くは四国から近くは眼下の呉市街だけでなく広島の市街地までも見渡せる展望です。新しく設置されたキャッシュをゲット。

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8時半スタートの16時終了といった感じで、さらに途中2時間半も第一術科学校見学を込みにした距離を稼ぐようなツーリングじゃなかった割には楽しめました。写真を撮りませんでしたが、GoogleMapsの衛星画像で見つけた沖美町のオレンジラインだったかオレンジロードも、実際走ってみると抜群に楽しい道でした。江田島、冬の間にもう一回いってもいいかな。

GROM とびしま海道ツーリング

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無性に海岸線をGROMで走りたくなって、江田島でもよかったのですが抜群に天気が良い朝だったのでとびしま海道へ。早朝から走るのには寒い季節になってしまったので、10時くらいにスタートできるように安芸灘大橋の入り口までGROMを運んでスタート。ホントなら日曜日に彦衛門さんと来るはずだったのに‥ゴメン。

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この3年間で、もう何度目のとびしま海道なのかわからないくらい走っています。しまなみ海道もとても楽しいですが、あちらは1日で走破しようと思うと規模が大きすぎてどうしても一つひとつの島を探索する密度が薄くなってしまいます。とびしま海道はその辺が手頃なサイズ。とはいいながら訪れる度にワインディング天国の下蒲刈島では新しい道を見つけてはもぐりこむようにしています。

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どの島にもみかん畑がありますが、下蒲刈島は本当にどこもかしこもみかん畑で、島中の山肌に沿って軽自動車用といった感じの道がうねうねと分かれ道だらけの迷路のように這っています。この島は面白い。ただ、これまで走った中では今回一番道が荒れていました。路面が悪いのではなくて、大雨で流れた土砂や岩がそのまま整備されず放置されている感じです。

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行き止まりの道も結構あります。なぜかGPSがうまく自車の位置を拾わなかったので、適当に走っていたら何度か行き詰まりました。本当に島中が立体迷路。

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ビーチへ降りてきました。水がものすごく澄んでいます。

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日差しもあって、もうすぐ12月という季節ですが気持ち良いです。真冬装備なので寒さを感じることもありません。

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地図では抜けられる道でも、もう使われていなくて自然に廃道となってしまっている道もいくつか。これまで走ったことのない道を選んで行けるだけ行ってみるとこういう道に突っ込んでしまいます。

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木漏れ日なんだか落ち葉が積もっているんだかがよくわからないような道を延々と走ります。幹線道路じゃなくて、1本山に入った道がとてもおもしろいのです。

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海岸線から見上げて見つけた展望台へ道を探して登ってみました。とびしま海道はその昔頑張って展望台などを整備しまくって観光客の呼び込みを狙っていた様子があちらこちらでみられるのです。残念ながら思ったほど人が集まらなくてそのまま放置されてしまったような展望台がたくさん見つかります。

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ここは展望台じゃなくて道外れの砂岩の丘なのですが、県民の浜を見渡す海景が心地よいのでいつも寄っているところ。

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振り返って風景もとてもダイナミックなところです。

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県民の浜からみた砂岩の丘。上の方のモコモコした岩が転がり落ちてこないのが不思議なくらいの地形です。

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平成の名水100選にも選ばれている「桂の滝」。入り口に原爆献水碑と書かれた石碑がたっています。広島県内の名水の出るところには、ところどころでこの献水碑を見ることがありますね。

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滝、といっても水が垂直に落ちているわけではなく、山肌をだらだらと流れている水を滝と呼んでいるのではないかと思います。おそらく飲める水が湧いています。

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今回はとびしま海道の一番奥の島となる岡村島を1周してみました。驚いたのは岡村島から結構はっきりとしまなみ海道の来島海峡大橋が見えるし、その右側の陸地は今治ですよ。近い近い。

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岡村島からみた大崎下島。街並みよりもその後ろに折り重なるように続くワインディングが気になる!

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小島、という島。丸い。

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岡村島に架かる橋は広島県と愛媛県の県境になっています。しまなみ海道の多々羅大橋とこの橋だけが、陸路で愛媛県と広島県の県境をまたぐことができます。

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下蒲刈島の御手洗地区は古くは江戸時代からの風景が残る風景として平成6年に重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。オランジーナのCMのロケ地として昭和の香りただよう特徴のある色の床屋さんが登場しています。

コマンタレブー。

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2年前に訪れた時はとても良い写真が撮れた草原も、曇りがちな初冬だとそれなりに寒々した風景になってしまいます。

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下蒲刈島は江戸時代の海上交通の要衝として栄えた歴史があり、現在は松濤園で朝鮮通信使の資料などをみることができます。入ったことないけれど。

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また、蘭島閣美術館という和風建築の豪華な美術館もあります。こちらは忘れてしまうくらい昔に何かの特別展があった時に一度訪れたことがあります。その当時は島々を結ぶ橋がかかっていなかったので、島巡りという楽しみ方はできませんでした。

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安芸灘大橋が見えるところまで戻ってきました。7本の橋でつながるとびしま海道はこの橋だけが有料。原付は50円。これが125ccを超えるバイクは軽自動車扱いで560円になってしまうので一気に敷居が上がります。

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松濤園の前で買ったたこ焼きはとてもボリュームタップリ。申し訳程度にタコが入っているのではなく、しっかりとした大きさのブツ切りのタコが入っていて食べ応えがありました。

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とびしま海道には現在15個のジオキャッシュがあります。それぞれを巡るだけでとびしま海道の要所を抑えることができる、とても良い配置です。豊島の中央の展望台のキャッシュを獲ればコンプリートなんだけど、再設置されたということで訪れたら今回も見つかりませんでした。

何台かバイクを見ましたが、ほとんどの人が海沿いを走っているだけです。この島々は生活道路のようなところに恐ろしいほどの魅力と面白さがあるんですよ!とお伝えしたかったのですが、ここでこうやって呟いていたら誰か気がついてくれるかしら。

GROM 国道439号ツーリング

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国道439号、別名「酷道ヨサク」。徳島市から高知県の四万十川河口まで、四国のど真ん中を横断する全長350kmの国道です。以前から気にはなっていたし、GROMに乗り始めてからはいつか走ってみようと心に決めていた道。今年になってうらいけさんや悪いムーミンやらが走って「やばい」「酷かった」と口を揃えて言うものなのでますます走りたくなってきたのですが、広島からだと徳島側の端も四万十川の端もアプローチがやや面倒なので諦めかけていました。

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と、そこへよく考えたら尾道出張が‥。出張の続きで夏の休暇もとっていたので、もともとは一旦家に帰って九州へ行こうと思っていた休暇だったのですが、尾道スタートで船で香川へ渡って、帰りはしまなみ海道で尾道まで帰ってくるというルートで走ることにしました。

野宿装備でも荷物は全部バッグ・ケースの中にしまって走りたい派なのですが、直前にリアキャリアのステー部分にクラックを見つけてしまったので、ケースの重さを少しでも軽減するために濡れても良い荷物をリアシートに載せています。結果、ケースの北半球部分が空になったので、ツーリング中の荷物の増減に柔軟に対応できて助かりはしました。

というわけで、ハイエースを尾道に置いて、夕方仕事を終えてから岡山の宇野港まで一気にGROMで移動。

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尾道からぴったり2時間、狙っていた便の出航4分前に港に到着して、香川県の高松へ1時間の船旅です。瀬戸大橋ができる前は中国地方から四国へ渡るメインルートのひとつだった航路。

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本州と四国をつなぐ瀬戸大橋を真横から見ることができます。この時間の船にこだわった理由は、

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夕照の瀬戸大橋が狙えると思ったからです。もう少し日が傾いてくれたらよかったのですが、時期的には9月初旬〜中旬くらいがベストなのかな。

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高松に到着したら港の近くで入浴して、そうしたらちょうど暗くなる時間になるので泊地を探してさっさと寝る‥という予定でしたが、この船はたった1時間の航路だというのに無料のお風呂が設置されていました。もちろん利用させていただきます。船と一緒にゆったりと揺れる湯船に浸かるのは、子供の頃長距離フェリーに乗って入浴ときのことを思い出されてとても懐かしい思いでした。

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高松では市街地で寝られるロケーションを見つけてハンモックを吊って、20時台には潜り込みました。出張と幹線道路2時間の行軍と船での入浴とで疲れていたのか、あっという間に寝てしまいましたが‥市街地は気温が下がらず暑さで何度か目が覚めました。風通しをよくしたり冷却ボディタオルを使うなどして睡眠時間だけは十分に確保。

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1日目の経路。国道2号線を延々2時間‥この時期はかなり辛いです。


翌朝5時半出発で高松のキャッシュを2つ拾ったあと、背骨のように四国の東西をつなぐ国道439号に向かって南下していきます。439は総長350kmといっても、その距離全てが国道439号なのではなくて、特に徳島側でそれよりも若い番号のいくつかの国道と被った状態になっています。本来なら起点の徳島市からアプローチして全線制覇したいところなのですが、GROMで全行程350kmという距離がどの程度の難易度なのかがつかめなかったので、今回は国道439号線が他の番号の国道と被らなくなる剣岳の分岐の少し徳島寄りへアプローチすることにしました。

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その経路にあった阿波の土柱。世界三大土柱の中でも最大といわれていますが‥25年ぶりに訪れてみた感想は、25年前と同じく「はぁ‥。」でした。その筋の勉強をして見に来ないと、日本三大がっかり名所以上にがっかりすること間違いなしです。

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今回の439ルートを事前に調べていて特別に注意しなくてはいけないと思ったのは、標高1000mを超える峠越えが2箇所ある点です。剣山付近にある見ノ越峠(約1300m)と439きっての難所と言われる京柱峠(約1100m)。ここを超える時間帯や天候を読み間違えるととんでもないことになりそう。実際、つい先日見ノ越峠をGROMで越えたアシカさんによると霧と寒さと悪路と急傾斜でもう堪らなかったとのこと。
ガソリンスタンドの場所と、そこを通過する時間にも注意しなくてはなりません。検索でガソリンスタンドを把握しておいても、田舎だと休業・廃業しているのはよくある話なので、スタンドそのものの生き死にが燃料が5Lしか入らないGROMでは死活問題となります。幸いアシカさんに見ノ越峠手前の生きているスタンドの場所を教えていただいていたので、その点は安心して臨めましたが、439へ入る手前で1Lしか給油できなくてもなるべくマメにスタンドへ寄ることにしました。

ここでまた問題なのは、小さなスタンドではハイオクの扱いがないということ。ついでにカード払いもダメだとか。僕のGROMはハイオクじゃないとエンジンが本調子にならないので、これは困りました。

ちなみに僕のGROMでは今回のツーリング全体を通して50km/Lくらいで走っています。後半も走行距離が100kmを越えたら給油、というつもりで走ったので、ガソリンの残量が不安というようなことにはなりませんでした。

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さあ、ここからが439と重複した国道だ‥と勘違いした分岐。ちょっと引き返します。

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右側の道からやってきたのですが、ほぼ180度折り返す分岐を見逃して通り過ぎていました。ここからが僕の今回の439(438号との重複区間)の始まりです。

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439の単独区間となる見ノ越峠からのスタートというルートも選べたのですが、438号との重複区間をわざわざ走ったのはこの「国道を覆うしだれ桜」が見たかったからです。夏場はただの日除けにしかなっていませんが、春は並木になっているこのしだれ桜は見応えがあるでしょうね。真上から降り注ぐ桜吹雪の中を駆けてみたいです。

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路面にはステンシルで国道名とナンバリングがされていました。高知へ向かって数字が増えていっていましたが、最終的には100を超えた数字のところもありましたので、何が基準になっているのかよくわかりませんでした。

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見ノ越峠手前の最後のガソリンスタンド。最初見逃して通り過ぎてしまいましたが営業しています。

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この手前のスタンドでたっぷりガソリンを入れておいたので、1Lも減っていません。このスタンドはスルーして峠へ向かいます。

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峠まで概ねこんな道幅、こんな路面が続きます。比較的走りやすい。大型バイクでも楽しくはないかもしれないけれど走破するのは全然問題ない感じです。

GROMの4速ミッションだと4速では登らず、3速では回りすぎてちょっと走りづらい傾斜が延々続いています。正直5速どころか6速のミッションが欲しいと思いました。

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峠が近づくと、周囲は山しか見えなくなります。斜面の角度がきついからか、かなりの規模で沢崩れが起きています。

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自分が走ってきた道を振り返ってみると、過去に道路が寸断されるほどの崩落があったのがわかります。

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補修跡が大規模な集合住宅みたい。

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アップ。これを人の手でやったのかと思うと、また作業のためにこんな山深いところまで毎日通ったのかと思うと本当にご苦労様です。

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1300m越えの見ノ越峠、午前中の早い時間だったので寒さは覚悟していましたが‥晴れていたおかげで薄手の防寒防水ウェアを1枚羽織るとちょうど良いくらいでした。

峠を超えるといよいよ439の単独区間がスタートです。

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かずら橋。話の種に。

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もともと現地の方の御普段用の橋として何本か架かっていたそうなのですが、現在は数本が残るだけ。枕木のような歩道部分は安全措置が何もされていないので、結構スリリングですね。

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倒木が苔むしている。こんな風景が延々と続いて京柱峠へ向かいます。

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京柱峠から。この峠は冬季閉鎖になるとのこと。

峠を下ってからのガソリンスタンドも、ハイオクを扱っていませんでした。結局このツーリングでは439沿いで立ち寄った3箇所のスタンドでレギュラーのみ、という状況でした。足の短いハイオク仕様のビッグバイクはちょっと厳しいですね。

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朝からひたすら走って温泉に入ったらクタクタになってきたので、モミモミ。

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ここで439から外れて四国カルストへ上がってみました。稜線が高知県と愛媛県の境界になっています。
実はこの日中に四国カルストまで来られるとは思っていませんでした。そろそろ夕方なので宿泊場所を決めなくてはなりません。以前から四国カルストの姫鶴平のキャンプ場が気になっていたので、せっかくですから一応チェックに行ってみます。

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尾根筋を走る四国カルスト。残念ながらガスっていて視界数百mといったところ。

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牧草地なので、牛が放牧されています。

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石灰岩のむき出しになったカルストらしい風景。

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カルストといえば中国地方に住んでいると秋吉台、となるので、そのスケールからいうと四国カルストは「ちっちゃ」と思ってしまいます。姫鶴平に到着すると、視界はさらに悪くなりました。

これから山を下って泊地を探す時間でもなくなってしまったので、装備が軽装なのが心配でしたがここに泊まることにしました。木が全く生えていないので、東屋にハンモックを吊って良いことを確認してキャンプ代、200円を姫鶴荘で払います。

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吊り終えたとたん、遠雷ともに雨が降り始めていきなり暴風雨。ハンモックの中で過ごしていたら近くのテントの人が東屋に避難してきたのでハンモックから出てその方と話をして過ごしましたが、見える範囲のほんの数百メートル先に落雷が始まってこれまで遭ったことのないような恐ろしい状況になってきました。

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当初20分ほどで通り過ぎると思っていたゲリラ豪雨は1時間半に渡って、雷をバンバン落としながら居座りました。尾根筋での落雷は本当に恐ろしいです。

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嵐が去ると勢い良く天候は回復していき、青空が覗きはじめ‥眼下の山並みは谷間にたっぷりと雲を溜め込んで、面白い風景になっていました。寝る直前防寒インナーの上にカッパを着てその上にポンチョまで羽織っても寒い。こんなところで泊まるとは思っていなかったので、マット類を持って来なかったのが悔やまれる‥というか朝を凍えずに迎えられるのでしょうか。

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2日目の経路。豪快に四国を横断。


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3日目。

背中が寒いかと思いましたが、シュラフに包まっていると極端に寒いと思わずに朝を迎えることができました。5月の阿蘇よりも気温は高かったようです。
僕は2つ持っているヘネシーハンモックのうち、今回ウルトラライトバックパッカーを持って行きました。標準タイプのエクスペディションよりもポール間が短くても吊れるタイプです。それでもこの東屋ではツリーハガーを普通に使った吊り方では柱の間隔が短く、工夫をしてギリギリ吊れるという状態だったので、エクスペディションだとここに吊るのは厳しいんじゃないかと思います。
まだ空が暗いうちに外に出てみると、星は出ていたものの本が読めるくらいの明るさの満月の夜で、満天の星というわけにはいかない状態でした。5時半頃、周囲が明るくなってあらためて外へ出てみると、雲海が広がっていました。

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朝焼けを撮ろうとカメラを持ってトイレへ行くと、その間にガスが上がってきて視界数mほどになってしまいました。折角の朝焼けの時間が台無しになりましたが、ガスは20分ほどで晴れて周囲の風景が一変。風はありますが、凍えるような寒さではありません。

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テントサイトの状況。雲海が見えます。

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日の出前、東の空一帯が赤くなる時間にはギリギリ間にあいました。

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そして、日の出。

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キャンプ場は周囲より高い山の稜線にあるので、北も南も見下ろすことができます。こちらは南側。まだ穂の出ていないススキが夏と秋の被った時期を伺わせます。

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北側の雲海。折角この時間に四国カルストにいるのですから、さっさと機材を片付けてカルストロードを1往復。

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見事に晴れ!

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カルストと雲海。

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さらにカルストと雲海。

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十分堪能しました!山を降ります。さようなら、四国カルスト!

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山を下っていく途中、当然なのですが雲海の雲の溜まっている標高へ降りていくわけで、周囲がもやもやとなっているゾーンを通過することになります。

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GPSで自分の位置を把握して走っているにも関わらず、道に迷いました。

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でも、おかげで先ほどまで稜線で見ていた風力発電機を、下から見上げることができました。

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439に復帰。四万十川の河口を目指します。

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トイレに行きたい!と我慢しながら走っていたら、ありがたいことに青空便器が‥でもさすがにちょっとこれは‥。

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そこからもうしばらく走っていると、公衆トイレがありました。用を足して外にでたら、あらあら、ここは‥

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津賀ダム!25年振りくらいに訪れました。

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発電所もセットで設置されています。発電に使われた水は四万十川の流れにのって海に運ばれます。

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四万十川を乗り越えて、最後の河口へ向かう山越えへ。

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概ねこんな感じ。

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平地の田園地帯では立派な2車線になって、中村市街につながっていました。この看板が最後の国道439号の表示で、奥の信号で国道54号と接続して439は終わります。

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終着点の交差点。

ここからさて、どこへ行こうかと地図を見てみると、見慣れた文字が並んでいたので寄ってみました。

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津賀。

本当はくろしお宿毛線の古津賀(こつか)駅。

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単線で、電車が停まるのは1時間〜2時間に1本。でも滞在していた数十分の間に特急らしい列車が2本通過していきました。

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古津賀駅には439でみた青空便器よりも少々マシな青空便器がありました。

ここまできたら普通は足摺岬あたりを巡って帰るのでしょうが、この日は夕方から松山でGROM乗りのアシカさんと飲むことにしたので北上することにしました。

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沈下橋に寄ったりしながらしばらく四万十川沿いの国道441号を走ります。この道も439ぽい感じでセンターラインがない部分が多いのですが、道幅も若干広く起伏もないので、ペースを上げて楽しく走れます。

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沈下橋は下流ほど立派で、上流になるにつれて細く生活感のある橋になっていきます。

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道の駅で、牛すじ丼など。前日のお昼も道の駅で牛すじ定食を食べましたが、そちらは牛すじが2切れしか入っていない名ばかりの牛すじ定食で、こんにゃく定食と呼んだ方が良いくらい。ここの牛すじ丼はたっぷり牛すじが載っていましたよ。

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四万十川の支流に入ったところの沈下橋。壊れた突端まで行ってみようと思ったら、橋の手前で通行止めになっていました。

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松山までの途中にある内子という町でいくつかジオキャッシュを拾います。最初はこれ。鉄の塊にマグネットでくっつけてあるって‥まぁ、見つけましたけれど。

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内子座という歌舞伎劇場。ちょうど上演中で、周囲に出待ちなのか人がたくさん居たので、ふらふらーっとさりげなくキャッシュをゲット。

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町の広い範囲で古い景観が保全されていて、時間があればゆっくりと散策し甲斐のある街並みになっています。今回はキャッシュを巡ることで要所を押さえるに留めます。

一通りのキャッシュを発見して松山へ向かう前にカプセルホテルに電話してみると、「当日枠が早い者勝ちでまだ少し空いています」ということでした。急いで松山へ向かいます。この日の夜、twitterで愛媛のGROM乗りの方から「夕方内子にいませんでしたか?」といった旨の連絡をいただきました。実は尾道でも「つがたくさんのGROMみました」と連絡をいただきまして‥中国地方と四国では悪いことができないという事が身に沁みました。

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当日枠が残り3枠のところ、寝床確保。夜はアシカさんと町へ繰り出して、疲れているはずなのに妙なテンションでアシカさんの終バスの時間まで飲みました。

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3日目の経路。四万十川の河口から松山まで150km。GROMで100km走るということがその程度疲労してどの程度時間を費やすのものなのか、ということがつかめてきました。


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4日目、日の出の時間にスタートで伊予鉄道の梅津寺駅へ。ジオキャッシュ拾いにきたんですけどね。

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キャッシュの説明文によると、この駅は東京ラブストーリーのロケ地ということでした。最終話の「バイバイ カンチ」と書かれたハンカチが結ばれていたのは、ここだったんですね。

ハンカチのシーンは19分45秒あたりのところです。

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駅の周辺風景。

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鎌倉時代の門など。こちらもジオキャッシュに導かれてきました。

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さて、しまなみ海道を通って尾道へ向かいます。今年は本当によく来るなぁ、しまなみ海道。

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しまなみ海道だけでも十分立派なツーリングルートだというのに、今回はとても贅沢。ただ通るだけ。

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朝から本当に飲まず食わずで走って、日も高くなって気温も上がってきたので缶コーヒーでも‥と思ったら、ホットを買ってしまいました。この先橋の通行で小銭が必要になりますから、アイス買い直しましたよ、500円玉で。

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身近島のキャンプ場。日曜日の9時前、テントが一張りぽつーん。

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まっすぐ帰らず、大三島の未発見のキャッシュを巡ります。この辺り、ホント、テンション上がる!

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急傾斜地にヘンテコな美術館がいくつかあります。

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多々羅大橋。もうバイク降りるのが面倒くさいから乗車のまま写真撮ってます。

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因島北部の大浜海水浴場。フラッグが大量にはためいていて、気持ち良さそう。

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その近くに「灯台記念館」というものがあります。灯台付近にキャッシュがあるので、歩いて寄ってみます。

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夏の日差しの下では直視できないくらい白く眩しい灯台。

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そこからは普段見ない角度から因島大橋を仰げました。

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向島から尾道へは無料の橋で渡れますが、旅気分を高めるために福本渡船で締めます。

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始発が6時。22時10分の終便までの間、「ひんぱんに運航」と書いてあります。

実際、尾道側へ渡った船はすぐ折り返してきましたが、それでも自動車が5台くらい載っていました。バイクと人とで80円。橋を経由すると結構な遠回りなので、単純に向島へ渡りたいというなら車でも気軽に使ってみようかというような値段設定です。

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このツーリング前、尾道に2泊しているのでなんとなく「ただいま」という感じ。本州まであともう一息。

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車にGROM積み込んで自宅まで1時間半。お昼過ぎに無事帰宅することができました。

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4日目の経路。

今回のツーリング、メーター読みで4日間の走行距離745kmでした。このマシンは昨年の12月に購入して現在までの総走行距離4500kmなので総走行距離の16%が今回のツーリング分になってしまいました。

「長距離の酷道」というかなり厳しい環境を走ることになることを覚悟して臨んだ今回のツーリングは、宿泊装備のGROMでこれだけの距離を走るのが初めてなこともあって、これまでになく事前に全体像が掴みにくいものでした。439を走り終えてみると、確かに自動車で全線を走ろうと思うと道幅も狭くガードレールもない区間が多いので大変な行程になりそうですが、バイクだと事前に考えていたほど酷い道でもなく、全くもってミニバイク向けな大変な充実感・満足感・達成感が得られる道だと思いました。ダート区間はほぼ皆無です。
350kmの全行程を1日で完走するには、早朝どちらかの端からスタートしたら、夕方反対側へ抜けられる、という感じ。なので、両端に宿泊場所を確保できていないと一気に1日で全制覇というのはちょっと難しいと思います。標高差も1400m近くあるので、バイクの場合ウェアや天候への配慮も必要。文中にも書きましたが、ハイオクを扱っているスタンドについては事前にストリートビューなどで確認をしておくと良いでしょう。

今回の僕はかなり恵まれた条件と環境で、またいつか逆ルートで走ってみたいと思うくらいの満足度がありました。条件を整えられるなら、是非ミニバイクのみなさんにチャレンジしてもらいたい道です!

2016年実家帰省2日目-東京早朝徘徊など

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目が覚めたのは午前3過ぎ。これは「早朝の東京へお行きなさい」ということなのでしょう。

というわけで、午前3時半に家を出て寄り道(ジオキャッシング)しながら4時半ごろに都心到着。広島より約30分ほど夜明けが早い東京は、8月だというのに広島の夏至に相当する午前5時前に日が昇るのです。

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自分が関東に住んでいなかった期間に建築されたものは、どうもすんなり受け入れることができません。スカイツリーもそうだし、レインボーブリッジも未だにそう。でも、毎年東京の変わっていく様子と見続けていると、「これが東京だ!」という状態はありえなくて、常に大きく変わり続けるのが東京の姿だということが、最近になってやっと受け入れられるようになりました。

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変わらないものもありますね。この時間は雷門も貸切。目の前に交番もありますが、お咎めなし。

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変わっていくものに、僕の趣味も。
交番の裏にこんなサイズのジオキャッシュが‥これは驚きました。取り出す時よりも、元に戻す時が、どう見ても不審物を押し込んでいる状態なのでドキドキです。

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朝焼けや日の出の写真を撮ろうと思っても、どこへ行っても建物が高くて空が広く開けていません。高い建物のないところ‥そうか、皇居だ!と皇居の西側まで走ってみましたが‥こちらは木が茂っていてダメで、結局丸の内あたりまで走ってきてしまいました。

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目的地がないのでウロウロと。走ったことのなさそうな道を選んで赤坂方面へ。霞が関は本当、ビルが壁。

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東京は坂の街。

赤坂あたりで路地に入って、いわゆる「赤坂の料亭」を探してみましたが、行き当たりばったりで見つけるのは難しい感じです。幹線道路は信号停止が多くて全然進んでいる気になれないのに、路地だと自分の意思で走ったり止まったりができるので、太い道よりも細い道の方が走っていて面白いです。

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赤坂とか麻布とか乃木坂とか。どのあたりが乃木坂なんだか全然わかっていませんでしたが、過去に走ったことある道でした。

この辺りに住んでいる方々を「市井の人々」と呼ぶのはどうにも似合わないようにも思います。でも、普通に個人の家があるんですよね。僕はどうもその土地土地の人の生活を眺めて廻るのが好きなようです。

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高台から見た乃木坂あたりの街並み、妙に既視感があるな‥と思ったら‥そうだ、この水曜日に見たシン・ゴジラだ。

それに気がついたら、都心部をもっと客観視してみたい気分になって、海へ向かうことにしました。

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坂道自体は広島でも見られそうな風景なのですが、その奥に変なバランスの建物が生えているあたりが東京。

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この朝は主に東京ウォッチングメインでしたが、幾つかジオキャッシュを巡っているうちに、そういえば‥カンボジアへ持ち出されて、イギリスへ渡って、日本に帰ってきた僕のトラッカブルアイテムが収められたキャッシュを見つけようと、虎ノ門ヒルズ森タワーまで来ました。ここに新しくできた環状二号線の虎ノ門トンネルを走ってみたかったのですが、原付は走っちゃダメということで‥これは残念。

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ベイエリア。勝どきは集合住宅が乱立して、橋が架かりまくっていて、僕の知っている20年前の勝どきとは全く違った雰囲気の街並みになっていてビックリ。

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やー、シン・ゴジラを見てからの東京駅〜芝公園あたりの風景見るのは言葉にできない感慨深さ‥。映画の世界では、僕の今いる位置、生存不可能ですね。

実家にもどったのは8時半。ちょうど家族が起き出して朝食の時間です。朝から5時間の東京周遊でしたが、もうね、週末の朝羅漢と同じ時間を過ごしたのとはまた違った密度・充実度合いです。

ちなみにこの日はムスメが朝からゴロゴロしていると思ったらゲーゲー吐いて、妹家族がやってきて、夕方からIKEA新三郷へお出かけして、とあれこれ密度の濃い1日でした。

GROM しまなみ海道GROMミーティングツーリング

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しまなみ海道の真ん中より今治側、伯方島と大島にかかる橋の袂に「見近島」という小さな島があります。この島は自動車で降りることができず、徒歩か自転車か原付か船でしかアプローチができません。島には気持ちの良さそうな無料のキャンプ場もあって、しまなみ海道ツーリングをしながら一泊するのなら一度は訪れてみたいところ。上の写真は橋の原付道からのもの。

今回3連休3日目の月曜日の朝8時にしまなみ海道の今治側の付け根、糸山公園に集合でGROMミーティングがあるということで、広島からだと宇品発の当日始発の船では間に合わないことから周辺で一泊‥となるともう見近島のこと以外思い浮かびませんでした。同じくGROMerでキャンパーの彦衛門さんを釣ってみたところ、「しまなみ海道は初めてだし見近島には是非!」ということでご同行いただくことにしました。

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1日目、尾道まで2台のGROMをハイエースに積んで行ってスタート。その日1日カッパを着る事はありませんでしたが、生憎の曇天で路面ウェット。先を急ぐ旅でもないので、ここでは原付で楽しむ尾道のディープな世界を紹介させていただきました。急傾斜地に無造作に立ち並ぶ家々や神社仏閣の間を縫うように自転車や原付なら通れる道が走っています。僕の経験から一番深いところまで登れる道へ入ってみました‥と、いきなり間違えて階段に阻まれて行き止まりになっていしまったところ。

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間違ってはしまったのですが、結構坂を登った全く目立たないところであるにもかかわらず、ふと脇をみると古民家を改装したパン屋さんがありました。こういうのが尾道の懐の深い面白さのひとつです。

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軒先にはiPodタッチ(もしくは使い古しのiPhone)を埋め込んで「ネコノテニユカリノアルCD ゴジユウニオキキクダサイ オノミチミヤゲニモサイテキ」とかかれたプレーヤーが。ひなびたオシャレさ満開。

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ここが迷路のような傾斜地の原付道の一番深い終着点。原付同士でも絶対離合できない、雨でドロドロの急傾斜の道を登ってきました。夜なんか絶対に無事にここまで到着できる気がしません。あんまりの酷さに、走りながらなぜか笑ってしまいます。

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あんまり道が狭いので、民家の敷地をお借りしてスイッチターン。

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おまけに猫の足跡のある階段。

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海まで降りて、そのままスルリとノンストップで渡船に乗船。向島まで110円。

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向島は他に行くところがないのでついつい高見山展望台に来てしまうのですが、中腹以降は霧中で、下界の展望はありませんでした。晴れていれば大パノラマなのに、とても残念。カッパを着なくて良いだけマシか‥。

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下山して時計回りのルートは通行止めでした。

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因島へ渡ります。消失点の先の先まで続く因島大橋の原付/自転車道。

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因島は素通りして生口島。町の肉屋さんのコロッケを食べながらジオキャッシング。

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大三島で局地的な雨が通り過ぎたので、雨宿りついでのお昼ご飯にジャコ天とタコ唐とノンアルビール。オヤジ的チョイスですね。

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大三島は時計回りに1周しましたが、半分ほど回ったところでついに青空と日差しが!晴れたシーサイドラインはなんとも言えない気持ちの良さ。

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ここはビーチサイドの古い小学校跡地の校庭を解放しているのか、ファミリーデイキャンパーで賑わっているところでした。即席ではつくれない、とても良い雰囲気のところでした。

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大三島で入浴して、伯方島で買い物をして、見近島でのんびり‥という予定でしたが、あんまりにも天気が良くなったので、もったいないから橋めぐり・島巡りを続けることにしました。

伯方島、船折の瀬戸のキャンプ場の広くないテントサイトはいっぱい。とても気持ちの良いキャンプ場です。

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早い時間に宿泊場所を確保して買い出しや入浴に出かけて行くのは彦衛門さんのスタイル。普段の僕なら荷物を抱えたままあれこれ済ませて、夕方宿泊場所入りするのですが、見近島ではすでに10張ほどのテントが並んでいたので、この日は間違いなく彦衛門さんスタイルが正解です。宿泊場所の設営を済ませて、必要な荷物だけの身軽な装備で今治まで入浴のために移動開始です。

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しまなみ海道ツーリングのハイライトは、大島の亀老山展望公園でしょう(<晴れていれば)。信じられないようなスケールの風景にかかる橋を見て「よく架けたたな‥」と驚いたり呆れたりすることができる場所。

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そんな驚きの橋を、四国上陸を目指して走ります。第一・第二・第三来島海峡大橋は走っても走っても‥という感じがします。

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GoogleMapsに載っていた今治上陸後最寄りの「千鶴温泉」は廃業されていました。ので、次点の「大黒湯」へ。昔ながらの銭湯で400円。すぐ近くに大きなスーパーもあるので、近隣で宿泊する際の便利さは抜群です。

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すっきりさっぱりと見近島へ戻ってきて、冷たいビールを飲みながらGROMの整備‥前日に取り付けたハイスロの具合が今ひとつだったので、あり合わせの工具で外してしまいました。

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早い時間に「あとは寝るだけ」の準備が終わって暇ができるといろんな遊びができていいですね。僕もこれからはガッつかずにもう少しゆとりのある行動をしてみよう。

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19時過ぎのキャンプ場からの日の入り風景。雲がオレンジ色に焼けて終わりだと思って他のキャンパーの方と談笑していたら‥

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見事に桃色に雲を染めて、日が沈んでいきました。スマホを日の入り関係のアプリから、星座関係のアプリに切り替えです。

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この日は場を乱すような声や音を立てるキャンパーは皆無で、皆さんそれぞれのエリアで必要なだけの光や声で酔っ払って行っている様子でした。うちの夜の部は22時前のお開きです。話題は‥なんだっけ。暑くも寒くもない良い夜でした。

今回マットレスなしでハンモックの生地に直接寝ましたが、平年よりも涼しい夜にもかかわらず夏用シュラフを軽くかけるだけで朝までしっかり眠れました。夏の平地で寝る分には、荷物をものすごく減らすことができますね。

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翌朝、5時10分の日の出の20分前くらいに東の空の開けたところへ‥ということで、大島のカレイ山展望台へ登ってみました。ここからは眼下に橋の載る見近島を見下ろすことができ、島々に囲まれた水路が迷路のようになっているのがよくわかります。

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スケール感がかなり実際とは違って見えて、島も海もつくりもののジオラマのようです。

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「しまなみ」の名前の通り、島に島の重なった風景が遠くまで続いています。

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日が昇る前はしまなみを主体とした風景を撮っていましたが‥

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太陽が覗くとそれを意識した構図にせざるを得ません。慎ましくデリケートな色合が魅力の風景であっても、太陽が出るだけでガラリと主役が交代してしまうようです。僕は「日の出」よりも日の出る前の「朝焼け」が好き。

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キャンプ場へ6時前に戻ってきて撤収開始。家族連れが居るようなキャンプ場だと5時台の行動は物音をたてないように気を使いますが、ライダーとチャリダーだけのここではもうほとんどの人が行動を開始しているので気兼ねなく撤収ができます。

20張くらいのテントのうち、3割が自転車・7割が原付という感じ。

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時間があったのでキャンプ場の近所を散策してみました。キャンプ場に降りてくる道の先にトンネルがあって、その奥にジオキャッシュがあるのでそちら側は行ったことがあるのですが、実は反対側にもう一つトンネルがありました。

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トンネルの先は橋桁の見えるビーチになっています。こちら側は潮の流れがあるので、泳ぐのは危険かも。

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GROMの人、GROMを持っている人、GROMを買おうとしている人、いろんな人から声をかけられます。みんな原付なのでなんというか変な派閥感のようなものがないのが良いです。

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8時集合のGROMミーティングへ出発。きっとデコデコでオシャレカスタムなGROMがいっぱいで、ウェット路面を走ってドロドロなマシン2台ではとても場違いなのかもしれませんが、長距離を走るのに徹した「ツーリングカスタム」としてはとてもよくできた2台だと思うので、ドロドロも演出として考えればちょっと前向きになれました。

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糸山公園展望台からの来島海峡大橋。逆光で少し霞んでいるせいで、限られた色合いの風景がとても幻想的。

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橋の自転車道が自動車道と別れてグルグル巻きになっているところ。僕は自転車道のジオキャッシュを拾うために、3月だったかな、雨の中このグルグルをテクテク歩いて上がっていきましたよ。

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展望台から見えるこの小さな島は「来島」。来島海峡の名前の由来となった島ってこんなに小さい島なんですね。自家用車持っている家、なさそうですね。バイクも必要なさそう。

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しばらく待っているとGROMが三々五々集まってきました。なんかスゴイの来たよ‥。

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ワンメイクオフ会でよくある風景。

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この3台は異彩を放っていました。個人的には一番手前のkyokueiさんのGROMが走りを感じさせる系のディメンションを崩さずに綺麗にコーディネートされていて好き。跨るとピカピカすぎて似合わないって言われたけど。

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GROM十数台で尾道方面へ向かいます。今回来島海峡大橋を2往復したよ。片道200円だから800円とか払ったわけだ。

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この後GROMミーティイング一行は第2集合場所の「多々羅しまなみ公園」へ。僕たちは馬島へ降りるので来島海峡大橋の途中でさようならです。

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第二来島海峡大橋と第三来島海峡大橋をつなぐ橋桁は馬島という島に載っています。この島へバイク用エレベーターで降りて少しだけ観光&ジオキャッシング。馬島ではアウトライダーの表紙になりそうな写真が誰でも撮れます。

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この島にいる限り、橋の存在を無視することができない‥写真じゃ伝わらないものすごいスケール。

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橋まで戻って、通行料の賽銭投入中。

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寄り道して大島南側の長いワインディングを走り切り、次の島へ‥と走っていると、亀老山展望公園に寄ったGROMミーティング御一行と再び合流することになりました。僕たちは寄り道するので、また橋の上でさようなら。

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道の駅「はかたSCパーク」で伯方の塩ソフト。かつてキング・オブ・ジムカーナがここでソフトクリームを舐めていた姿を思い出しながら、ペロペロ。

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大三島の多々羅しまなみ公園へ向かう途中の小さな島。この島は15〜16世紀、石垣で囲まれた海城だったそうです。このようなしまなみ海道の名所・名勝は、ほとんどすべて仕掛けられているジオキャッシュを巡ることで知ることができました。しまなみ海道に散在するジオキャッシュを集めて回ると、しまなみ海道の見所は余すところなく巡ることになるのです。バイクで流すだけのツーリングに飽きたり物足りなさを感じたら、しまなみ海道のキャッシュ巡りが是非オススメ。

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多々羅しまなみ公園で三たび御一行と合流して多々羅大橋をバックに記念撮影。

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この後、GROM集団を構成するメンバーになって尾道まで移動して、尾道ラーメンをいただいて僕たちは広島へ帰りました。16時に帰着という健全な2日目でした。

2日間の走行距離300km弱。の割にはもうお腹いっぱいで、僕も彦衛門さんも大満足なツーリングでした。しまなみ海道は、海や空を見ながら橋を繋いで島巡りをするだけでも十分気分良いのに、今回はキャンプや展望台巡りやGROMワンメイクミーティングと、内容テンコ盛り。自転車でも十二分に楽しめるしまなみ海道のいろんな拠点間の距離は、ミニバイクだとあっという間に次々と巡れる距離なので満足度‥というか満腹度が普通のツーリング以上に高くなるのだと思います。くたびれたけど、くたびれた分以上に楽しいツーリングでした。

今回の忘れ物:虫除けと蚊取り線香。夏のツーリングだということそのものを忘れていました。

NUDA 朝カン

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最近うちから20分ほどの道の駅スパ羅漢あたりで走るか、泊りがけのロングツーリングに出かけるかの二択で、NUDAでは日帰りのショートツーリングをほとんどしていません。今朝は日本海までは行かないまでも、中国山地を走ってみようと、朝4時過ぎに出発してみました。適当に走っていると近くにまだ未発見のキャッシュのある八幡高原あたりまで来たので、ちょっと寄ってキャッシュを見つけてみました。

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今日2個目のキャッシュはひたすら山道を登った頂上付近。芸北国際スキー場の一番高いリフトの終着点でした。

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周囲を見渡すと眼下に緑の黒々とした山が見下ろせます。この辺りでは一番高い山のようです。冬、雪山になった風景はまた格別でしょうね。

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匹見から中国地方を代表する酷道488号を久々に走って家へ帰ろうと思ったら、匹見の手前で通行止の標識が‥これはえらく遠回りして帰らなくちゃなりません。以前GROMで雪の積もるこの道を越えようとしたらその時も通行止でしたが、この道2年くらい通行止のままなんですね。もう直す気ないのかな。国道なのに。

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久々に聖湖の周りを囲む道へ入ってみました。昔走ったときは、2度目はないな、と思うような道だったように思いますが、1.5車線ながら路面もよくて交通量もほとんどない快走路になっていました。20代のころは暇があったらよくこの辺を走り回っていましたが、今は路面が良くなっていたり大きな農道が通っていたり、ずいぶんそのころとは違った印象の道が増えています。

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羅漢にも寄って常連さんに挨拶して、9時過ぎに帰宅。ムスコはまだ寝ていました。

5時間走り回ってジオキャッシュも見つけて走行距離250km。この時間帯のツーリングは家族に迷惑もかからないし、1日の充実度が1.5日分になって良いですね。

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