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お仕事 Archive

東北

諸事情が重なって、東北へ5泊6日の出張となりました。陸路で。
岩手県盛岡市へ行ってきます。無茶苦茶遠いです。

帰りの道すがら、金曜日の夜に東京ディズニーランドへ寄る予定。

東京出張+α 1日目

情報教育に関する研修のため、東京へ。昨年はBD-1を持ち帰った研修の今年版です。
主題の1つは、学習指導要領改定に伴って情報教科が従来の「情報A」「情報B」「情報C」(情報Aが情報に関して広く全般に学習、情報Bが情報やコン ピュータの仕組みを構造的に理解して活用、情報Cが社会と情報のかかわりについて理解し情報社会に参画する、といった内容)の3分野から「情報の科学」 「社会と情報」の2つに変わることについての解説。これまで情報Aが担っていたいわゆる「情報の基礎」を小学校・中学校で学習するものとして、高等学校で は従来の情報B・情報Cに該当する内容を主眼において学習するということになります。

もう一つの主題は、「情報デザイン」。「メディアの特性を理解して、効果的なコミュニケーションを、相手の存在を意識した上で発想する」というように情報を コーディネートする力を身につけさせることができる授業のススメ(に加えて、研修会を主催した団体が開催している情報検定を受験することのススメ)でし た。この指導の手引きの中で新鮮だったのは、

■主体的に考えないタイプ
問題意識を持たない→情報収集の時間を主体的に作らない→できない理由を先に言う→その場に合わせて適当に答えを出してしまう(解決策は場当たり的)

■考える習慣が少ないタイプ
問題を意識し即解決方法を考える→集まった情報から問題を捉える→収集した情報を整理せず解決策を考える→思いついたアイディアを解決策にする(表面的な問題を解決)

■考える鍛錬をしているタイプ(情報デザイナーとして必要な資質)
納得できる解決策を導き出す方法を考える→直接原因と間接的条件の分析に必要な情報を収集して、不足分は仮説で補う→原因と結果の関係から問題点を見出して情報を構造化する→柔軟な発想で解決策となるアイディアを考え検証して解決策を探る(本質的な問題を考えての解決)

といった、問題解決の姿勢についてのタイプ分け。
普段の自分の仕事も、場当たり的になってしまったり、表面的な問題解決に終始していないか、あらためて振り返る必要があるなぁ、と思ってしまいます。

研修後は中学時代の知人宅へお邪魔して、120インチのホームシアターでライブ鑑賞。最近、必要なものを伝えたり理解するためには、それ相応の必要 なスケールが必要であることについて考えたり実感したりすることがよくあるのですが、120インチとズビズバサラウンド環境はライブを鑑賞するのに必要な、まさにソレだと圧倒されました。

つづく。

抑止力

社会的によろしくないことをしないように自分を戒める気持ちには2つの種類があります。
一つは「見つかったら罰せられる」という思いと、もうひとつは「そんなことをしたら自分や他の人に迷惑がかかる」という思いです

「見つかったら罰せられる」という思いに期待してルールや制度をつくっても、「見つからなければ良いや」という思いが潜在する限り根本的な解決にはなりませんし、どこかに不安を抱えた集団になってしまいます。
「そんなことをしたら自分や他の人に迷惑がかる」という思いの集団が出来上がれば、ルールや制度は要らないのです。

生徒が掃除をサボのを防ぐために清掃後にサインをする台帳をつくりましたが、「見つかったら罰せられる」タイプの抑止方法なのであんまり良いものとはいえません。「見つかったら罰せられる」タイプの抑止方法はどちらかというと後手というか受動的というか対処療法的というか、その場での対応に過ぎないのです。「自分や他の人に迷惑がかかる」タイプの抑止力はもっと長い時間をかけて成長過程の中で陶冶しなくてはならない、根の深ーい自制力だといえます。はぁ。

ラストチャンス

ここ数年の僕の夏は、教員採用試験を受験するためにあったようなものでした。
受験し始めて早7年。広島県では6年続けて受験しています。その間いろんな出会があったり別れがあったり‥思えば県教委に僕の人生は結構翻弄されてきたように正直思います。そんな採用試験ももう年齢制限で引っかかるので(広島県に限れば)今年が最後。最後だからこそ思う存分挑んでいきたい!と思う気持ちは満々だったのですが、今年は例年になく超忙しくて、勉強量は過去最低だったように思います‥。解答は結構書けたように思いましたが、今振り返ってみると‥なんともダメダメな感じ。

それはそうと、来年以降に受験する方々のために、今年は試験内容をメモしてきました。出題文と全く同じではありませんが、意味合い的にはこんな感じの試験でした。

■平成21年 広島県教職教養試験問題
1-1-1.幅広い知識と教養を身につけ、…..を求める態度を養い、豊かな情操と…..を培うとともに、健やかな身体を養うこと。(教育基本法第2条1)
1-1-2.義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において…..に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の…..として必要とされる基本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。(教育基本法第5条2)
1-1-3.職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の…..に忠実に従わなければならない。(地方公務員法第32条)

1-2.学校教育法の改正に伴い、学校評価が規定されたが、具体的にどのようなものがあるか。3つ書きなさい。

2.教育基本法・学校教育法の改正において,教育の目標・義務教育の目標が定められるとともに学力の重要な3つの要素が明確に示されたが、その要素を3つ挙げなさい。

3.国語を中心とした言語活動の重要性が挙げられているが、各教科において重要な言語活動はどのようなものがあるか3つ挙げなさい。

4.障害を持つ生徒に対しては個別の指導計画を立てる必要があるが、どのような過程で指導計画を立てればよいか。簡潔に書きなさい。

5.食育の必要性を3つ挙げなさい。

6.生徒指導において身につけさせる要素として自己指導力が挙げられるが、生徒指導のどのような機能を使って身につけさせるか。2つ挙げなさい。

7.キャリア教育の必要性が叫ばれているが、現在の状況を課題を400字程度で書きなさい。

■平成21年 広島県情報教科専門教養試験問題
1-1.画像にはラスタ形式とベクター形式があるが、それぞれで三角形を描くとどのようになるか図を描きなさい。またそれぞれの特徴を書きなさい。

1-2.1280×1024ピクセルで24ビットカラーの画像の容量では、サンプリングレート44100MHzで、65536諧調の音声データは何秒録音できるか。小数点第2位を四捨五入し、計算式も書きなさい。

2-1.著作物を引用するためにはどのような点をクリアしなくてはならないか。5つ挙げなさい。

2-2.「コピーOK」「障害者OK」「学校利用OK」の3種の「自由利用マーク」の意味をそれぞれ書きなさい。

3-1.学習指導要領「第10節 情報」の情報Aの2の(4)の(イ)では「情報化の進展が生活に及ぼす影響」が挙げられているが、これはどのようなものか。また具体的にどのような学習指導をするか書きなさい。

3-2.学習指導要領「第10節 情報」の情報Cの2の(3)の(イ)では「情報通信ネットワークを活用した情報の収集・発信」挙げられているが、どのような点に注意して指導するか書きなさい。

4.電子メールについて学習指導する上でどのような指導をするか。5つ挙げなさい。

5-1.ネットワークにはピアツーピア型とクライアントサーバー型があるが、それぞれどのような特徴があるか。

5-2.OSIモデルのそれぞれの階層とその特徴を書きなさい。

6-1.通信のセキュリティには共通鍵方式と公開鍵方式があるが、インターネットにおけるセキュリティではどちらが良いか。良いと思われる方に丸をつけ、それぞれの通信方法の特徴を踏まえてその理由を書きなさい。

6-2.電子タグをすることはプライバシーの権利を侵す可能性がある。どのような問題があるのか書きなさい。

7-1.アルゴリズムについて。77、18、53、26の数字を昇順で並べ替えたい。交換法で行う際のプロセスを書きなさい。

7-2.6個の数字を選択法で並べ替える際のフローチャートを書きなさい。(開始から終了までの過程が中抜けで描かれているので、その中抜け部分をJIS規格に従ったフロー図で描く)

■平成21年 広島県情報教科学習指導案作成問題
問題解決の方法についての1時間の学習指導案を作成。

教職教養は問題量としては例年より少なかったように思います。専門教科は例年美術で受験しているので、情報教科での受験は初めてでした。過去に募集も1回だけだったので 対策という対策は立てられない状況でしたが、良問だったと思います。とりあえず終わった。ええ、すべて終わりました。ビール、ウマー。

ひろしま競輪場

普段なかなか入ることのない、競輪場のトラック内に入ってきました。
コースって自分が足を踏み入れてもよいのか躊躇してしまいます。慣れてしまえばズカズカ入ってしまうんですけどね。丸1日自転車競技を見て、帰りのバイクに乗ると‥エンジンの逞しいこと。バイクってホントに楽してる乗り物だなぁ、と思いかえす良い機会でした。

私学教員適性検査

高等学校や中学の教員になる道は、公立学校の場合は県の採用試験、私学の場合は各校の独自の公募を探すか、各県の私学協会が開催する私学教員適性検査を受けて登録しておく、という方法があります。今日は広島県の私学教員適正検査の日。問題用紙には「東京私立中学高等学校協会」と書いてあるので、多分全国統一の試験日なんだと思います。

主要教科は専門教科の試験(80分)と、一般教養&教職教養(50分)の2つの試験が課せられます。美術や情報といった「主要じゃない」教科は専門教科の試験のかわりに、小論文(字数制限なし・80分)が課せられます。
今年の小論文は、「授業時数を増やすことで学力向上が望めるのか、ということについてあなたはどのように考えているか」という課題。自分の回答の論旨は「昨今の学力観は知識量を指すのではなく自ら学び、自ら考える力をも含むものへと変化した。そのため授業時数を追加するなら知識量を増やすために使うのではなく知識を教養に昇華するために費やす、または個に応じて発展的な内容の学習に充てる・時数を増やすのではなく平素の授業で得た知識を体験や経験で裏づけするための時間として土曜や夏休みなどに課題を課す、といったことで確かな学力の向上を目指す。ただし、教育の目的である「人格の完成を目指し、社会性をもち、健やかな身体をはぐくむ」=「個人と社会の幸せを獲得する」点を重視した計画が必要である」でした。
一般教養&教職教養は、例年時間が足りないくらいの問題が出題されます。今年はいつも以上に問題数が多い(記述で、しかも論述の問題が多かった)年でした。面白い問題として、

『ある池の中に、ツルとカメとゲンゴロウが合計30匹いる。足の数の合計は112本。カメはゲンゴロウより2匹多いことがわかっている。ツルは何匹か。

1.和算の解法を使って、文章で答えを出しなさい。
2.代数を使って問題を解きなさい。
3.二つの解法の違いと共通性を踏まえながら、教科指導にどうつながっているか、思うところを50字程度で書きなさい』(平成20年度私学教員適性検査より)

というものがありました。最近は答えを導きだすだけじゃなく、解釈の過程を言葉で表現したり、問題そのものを教科指導と結びつけて考えたりと幅広くものの考え方を問われる課題が増えています。良い傾向だと思います。ちなみにツルは12羽です。お暇な方は解いてみてくださいね。

とりあえず長くて暑かった試験週間おわり。ちょっとガス抜きします。

採用試験2次2日目。

2日目は午前:集団討論(1時間) 午後:面接A(30分)/面接B(15分)/模擬授業(15分)。

集団討論のテーマは「保護者や地域の信頼を得るために、あなたはどのような行動をとるか」です。
問われているのは「信頼を得るための行動」なので、そこを主軸に「信頼を得るために~をする」という話をしていかなくてはならないと思うのですが、6人ではじめた討論は軸がしっかりと定まっていなかったように思います。革新的な意見は必要ないのかもしれませんが、細かな施策について良い悪いといった話になりがちで、それでどう信頼につながるという根拠があるのか、といった話にはまとまらなかったのが心残り。

面接Aは3人の面接官がそれぞれ教育時事や事前に提出している自己PRの中から突っ込んだ質問をしてくるのですが、こちらは面接官が突っ込んだ話のできる方々だったので、ほぼ自分の伝えたいことはじっくりと話せました。割と時事ネタの多い面接ですが、うちは普段から教育時事についての会話があるヘンテコ夫婦なので、想定外の質問にもうまくトレンドを織り交ぜて話すことができました。
面接Bは経歴などについての事務的な内容です。自分の場合、職歴の長さが尋常じゃないので(笑)、その追跡と確認に時間がかかってしまい、面接官は2人居たのですが突っ込んだ内容の質問役の2人目からの質問はほとんどナシ。ちょっと残念。

で、模擬授業。これまで自分は高等学校美術での1次試験は2度通っているので、勝手知ったる模擬授業のはずだったのに‥中学校美術の模擬授業はなんと道徳の模擬授業!ひょーっっ!すっかり美術の模擬授業だと思ってた!観点やらさっぱりわかんねーっ。
資料として「仲の悪くなってしまった友達に、自分から挨拶してみたら?と祖母に諭され挨拶をし続けたら、友達が挨拶をしてくれてハッピーエンド」な内容の教科書のコピーを渡され、1時間分の指導案の作成と、導入部分の15分の模擬授業です。
ま、伝えるべきところは「挨拶の意味」や「挨拶の力」ですからそれが伝えられる授業を組み立てればOKなわけですが、あれでよかったのかどうかは自己評価しようがない感じでした(<道徳の指導案の書き方がわからない)。最長15分のところを9分くらいで自分から切っちゃったし。
ちなみに生徒役の先生方が3人いる前で授業をするのですが、「ハプニング」が起こるのが恒例になっています。今年は一人の生徒役が授業中に気分が悪くなって突っ伏してしまう演技でした。

終わってしまえばとりあえずひと山越えたという感じで、ヘンな気持ち悪さでいっぱいです(気持ちのやり場に困る感じ)。試験までの準備はさておき、例年になく楽しいと思える採用試験でした。

で、今週末は私学の試験、あと他に私学をもう1校出願しようと思っているので‥なかなかスカっと開放的な気分になれません。

中学校美術を受験した他の受験者のみなさん、妻を待たせていたので試験が終わってから自分はさっさと帰ってしまったのですが、挨拶もできずにスミマセン。ゆっくりのんびり開放的な気分に浸ってくださいね。お疲れさんでした。

採用試験2次1日目。

なんともいえない緊張感の中、広島県教員採用試験の2次試験が始まりました。

2日にわたる2次試験の初日は、適性検査と実技(校種・教科によって内容が違います)。
適性検査は、内田クレペリン(いわゆる性格検査)だけだと思ったら、YG検査もありました(こちらも性格検査)。YGは質問に答えていくタイプなので精神的に楽ですが、内田クレペリンは受けた人はわかると思いますがひたすら単純計算を続ける性格検査で、かなり消耗します。2次試験では恒例とはいえ、かなりしんどい(つーか、年とると更にしんどく感じる‥)です。

午後は実技でしたが、今年の中学校美術の実技問題は「あなたが中学生に伝えたいこと」というテーマで、(多分)B3の画用紙1枚支給で自由に表現、という課題です。製作意図などを記述する原稿用紙も渡されて、3時間20分で製作し、最後に一人5分程度のプレゼンをする、という内容でした。
例年制限時間内に2課題というのが恒例でしたが、1次試験の傾向が変わったのに併せて、2次も傾向がかわってきました。とはいえ、試験としては良問だと思います。出題にあたって、変なコストかからないし。

なんかゴミゴミしながら淡白な作品になってしまいましたが、自分は「一番」というテーマで、誰でも何かで一番になれるし、そのことを自己肯定の糧として、自信をもって生きていこう!といった内容にしました。ま、描きたいもの(描きやすい)ものを描いたに過ぎないんですけどね‥。

1次通過は6人で、そうなると採用は1人か2人なんですが、受験者全員、変に仲良くなってしまったので、明日の集団討議も気持ちが楽になりました。明日の鬼門は個人面接かな。

指導の仕方

図書館で勉強していたら、向かいのテーブルに4人の中学生が座って教科書やノートを広げました。それはいいのですが、最初遠慮がちにはなしていたひそひそ話がだんだんエスカレートしてきて、さらに男の子が飴を舐めはじめて甘い匂いが漂ってきました。
ここで誰も注意しないとこの子達は今後も同じことをするだろうと思い、「図書館内で今どうしても話さなければならない話なら仕方がないけど、それ以外の話なら外で話しなさい。飲食禁止なのは分かっているでしょう?飴は匂いがするから(口から)今出しなさい」といつも仕事で生徒を指導する感じで言ってみました。

すると、その子たちは居辛くなってしまったのか、勉強道具を畳んで帰っていってしまったのです。失敗したなぁ‥と思いました。

君らに居て欲しくないわけでもないし、全てを否定しているわけでもないということまでは、用向きだけ言うのでは伝わらないんですね。
決してワルっぽい子達じゃなかったし、本来は彼らは集まって宿題をしようという目的で来ていたはずです。それをぶち壊してしまって‥スマン悪かった。でもおじさんはひとつ勉強になったぞ。

長い夏

今年の広島県の教員採用試験は傾向は絞りやすかったものの難しかったというのは以前に書いたとおりです。例年解答欄を埋められないことはなかったのですが、今年は1問空欄のまま回答を終えました。にもかかわらず、1次試験通過の通知が。しかも夫婦揃って(笑)。やっぱ、今年の試験難しかったつーことですね。

これまで5戦3勝とそれなりに割りの良い1次試験ですが、2次に受からなければ意味がないんですよね。2次は徹底的に人物評価なので、2次で落とされ続けると人格否定されたようでかなり複雑な気分になります。

適正検査(内田クレペリン)、集団討議、面接(例年2種類)、模擬授業に加えて美術は実技試験。

試験まで1週間。夏を乗り越えるために、あともうひと踏ん張り必要です。

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