
pebble スマートウォッチ。
pebbleは2012年ごろにクラウドファンディングでスタートしました。今となっては知る人ぞ知るという存在ですが、2015年に発売になったアップルウォッチ以前に存在していたスマートウォッチです。
アップルウォッチの登場で母数の多さからスマートウォッチ≒アップルウォッチになってしまいましたが、pebbleは必要十分な機能どころかスペックに現れない魅力たっぷりの非常に優れたスマートウォッチでした。
僕はシンプルで軽くて思わずニコっとしてしまうようなギミックのあるUIに惚れて、2016年ごろにアメリカのamazon.comから直輸入で3機種5本くらい買いました。
表示にはEインク(一度表示したら次に表示を変えるまで電力が不要)を使用しているのでバッテリーのもちが非常によく、この小ささ薄さで1週間近く充電しなくても使えます。僕の使い方ではスマートウォッチって基本的に時計の機能のほかは、携帯の通知を確認すること以外ほぼほぼ使わない機能なので、バッテリーが1日ももたないアップルウォッチには全く食指が動きませんでした。
その後pebbleはFitbitに買収され、FitbitはGoogleに買収され、pebbleの資産はGoogleピクセルウォッチへと引き継がれて行く‥と思っていたのに、高画質多機能化の代償にバッテリーライフは2日程度で高価格という食指が全く動かない製品が出来上がってしまいました。
そこに、2025年pebble復活のニュースが!
pebbleの権利を持っているGoogleが、プログラムをオープンソース化したのです。pebble創業者のエリック・ミギコフスキーさんはpebbleの商標もGoogleから取得して、正式にpebbleの名前で数量限定ながらも再生産・再販!
で、オーダーしたのですが、10月中に発送と言われていたのに連絡のないまま月末を迎えています。
携帯向けのpebbleアプリもこの事業に合わせて新しくなりました。そこで手持ちの古いpebbleを充電して新しいアプリにペアリングしてみたところ‥動くじゃないですか!震えました。嬉しい。バッテリーも満充電で4日くらいはもつようです。←1週間もちました!
ただ、問題が。

古いpebbleは両サイドのゴム質のパーツが経年劣化して、操作ボタンがめり込むという問題を抱えているのです

こうなるともう、ボタンとしても機能しません。これが理由でうちのpebbleは現役引退して現在に至っていました。
新しいpebbleプロジェクトが動き始めた情報を追いかけていたところ、このサイドパネルのパーツが社外品として販売されていること、また3Dプリント用のデータが公開されていることを知りました。

これは、波に乗らなくては!
と経年劣化したゴムを剥がします。もうゴムというよりは固形のりのようになっています。

以前使っていた他のpebbleHR(ハートレート)、ここまで剥がして2台処分しちゃったんだよな。捨てなきゃよかった。

戻るボタン側も。最後にパーツクリーナーで拭き取って綺麗に剥がし終わり。

試しに手持ちのPETGのフィラメントでプリントしたものをあててみたところ、形にはなりましたがPETGでは伸縮性がないのでボタンとしては機能しません。そこでTPUのフィラメントを調達して出力しました。
こちらはゴムのような弾性がありますが、柔らかすぎて仕上がりが壊滅的にぐしゃぐしゃ。使い物になるのか?

リューターで本体側とサイドパネルを整形しまくりました。

復活!その羽目心地と使い勝手、近年稀に見る感動!

必要最低限を楽しく実現したスマートウォッチ。携帯電話と同様に、皆が必要としない機能を持ち歩くために電力と重さとついでに価格を犠牲にした製品が多い中、もう、本当にこれでイイじゃん!?って思うのです。

カラーEインクのpebble roundも見つけました。こちらも新しいアプリに登録してファームウェアのアップデートをして使ってみたら、ちゃんと動きました。pebble round は大変おしゃれでこれまた非常に良いモデルなのですが、薄さの代償にバッテリーのもちが2日間ちょっとなのです。ノーマルのpebbleが1週間バッテリーがもつのに、roundは頻繁にチャージしなくてはならない。そこに当時1日もバッテリーがもたないAppleウォッチが登場してきたのです。当時全く気持ちが揺れませんでした。
新しくオーダーした俺の白いpebble、バッテリーが1ヶ月もつそうです。いつ届くかなぁ‥。
【追記】
これを書いた翌日に新しい白pebbleの発送通知がきました。けれど、この古い黒pebbleでもかなり毎日満たされています。10年経っても良いものは良い、大きさ・軽さ・UIの勝利です。



コメントを残す