STRAIGHT バイク用タイヤチェンジャー

ストレート バイク用タイヤチェンジャー。ほぼ同じ形状の旧モデルもありましたがマイナーチェンジしたようです。そこに期待して購入してみました。手組みのタイヤ交換で特に困っているわけでないのですが、手組みはある意味力技になる工程なので、これを使うとそれが改善するのでしょうか。

組み立てには13mmのメガネレンチやソケットが必要です。
タイヤに合わせて各部の位置合わせするのに14mmのラチェット、4mm・6mmのヘキサゴンレンチが必要です。

また、ビードブレーカーとタイヤレバー1本が別途必要。

タイヤがともまわりしないように本体からストッパーになるバーが出ていますが、金属なのでホイールに傷が入りそう。

ウエスで養生しましたが、元からゴムでも巻いてある仕様なら良いのにな。

そのバー、安心してタイヤが回転する負荷を受け止めさせていたら、簡単に歪んでしまった‥。これはいただけない。

この日、外したり嵌めたりを8回繰り返しました。3回目くらいからこのバーに負担がなるべくかかりにくい作業方法が分かってきましたが、何も考えないと全力で負荷をかけてしまうパーツです。

チェンジャーの要、マウントヘッド。これにも不具合がありました。

そもそもチェンジャーで交換する練習用と思っていたホイールなので傷は気にしないのですが、製品の精度と強度が高くないので操作中にマウントヘッドが綺麗に軸に対して垂直水平を保ちながら回転していないのか、一部でリムにヘッドがゴリゴリと接触してしまうのです。

そんなことにならないようにヘッドの裏には傷防止のためにエラストマーのパーツがついています。でもヘッドの形状が良くなくてアルミ部分がリムに触れていました。一旦外してヘッドを整形しました。

クリアランス確保。

コツさえ掴めば問題なくタイヤ交換できるようになります。そのコツを掴むまでにパーツが歪むなどいろいろトラブルが起きて、コツを掴むためのコツが必要になるというのは困りものです。コツのひとつに土台のパーツが動いて作業しづらいというのもあります。床に固定できてしまえば良いのですが‥。

タイヤを外して嵌める交換作業自体は5分くらい。実際に作業するとなるとホイールごとに可動パーツの位置調整が必要になるので、適切な位置を見つけるまでの試行錯誤に一番時間がかかるかもしれません。

17インチは試していませんが、12インチでも女性だとちょっと厳しいかも。万人にお勧めするかといわれると、やや微妙な商品でした。

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