690DUKE×GB250ツーリング

DUKEはタイヤを履き替えて、GBはキャブの調子を整えて2台とも状態がとても良いのに加えて、アシカさんがDUKEに乗りたいと言っていたのに加えて、土日で好天が期待できるのに加えて、家族の予定がそれぞれ入っていて一家離散の週末になることが金曜の夜に分かったので、突然四国へ渡ってアシカさんにこの2台を乗り比べしてもらうことになりました。土曜の早朝出発してしまなみ海道を走ります。

愛媛県某所アシカ秘密基地。アシカさん所用の間、GBのバッフルの固定が外れて変な金属音がするのを固定する作業をさせてもらいました。

少し時間が余ったので、試走も兼ねてジオキャッシング。でかいキノコ。

塩ヶ森という山の山頂付近駐車場。夜景がきれいなんだろうな。

山頂ならさらに景色が広がるだろうと徒歩10分ほど歩いてみました。アンテナ施設があるだけで展望は全くありませんでした。

まずはDUKEじゃない方でと言われるのでアシカさんにはGBにのってもらってスタート。乗り出しから「エンジン回る回る!」と、GB気に入っていただきました。下の川、仁淀川の源流になるそうで、ちょっと深いところは涼やかな暗緑色になっていました。

道の駅みかわ。ちょっとだけバイクをスイッチ。DUKEでアシカさんが車道に出た瞬間から「んだこりゃ〜!」「ひぇ〜!」「▼※凸○%#〜!!」インカムに悲鳴が聞こえてきました。

大川嶺へ上がります!

ぐいぐい標高を上げて森が切れる辺りまで来ると、空が近い。

山頂一帯にでかい風景が横たわってるんですよ。その向こうに四国の錚々たる面々の「高いところ」がずらりと並んでいます。

ここでドローン撮影会を開いてもらいました。映像はまた後日掲載。

帰りがけ、立ち寄った昭和な建物。町なかのアイスクリーム屋さん。

先っちょが豚の尻尾みたいになっている完璧なフォルムのソフトクリームだったのに、撮るのに手間取っていたらみるみる溶けて先っちょの輪っかがなくなってしまった‥。

オサレガレージのドアの家に来ました。

今日がお引越し日だというおーたか邸の新居を訪問です。広々とした土地にどーんと平家。なんと贅沢な‥!同じ建坪でも平家だと単純に空間的につながっている床面積が広大になるので、結果物凄く広い家に感じます。

お風呂へ向かう夏の夕暮れ。金色の光に照らされる田んぼと俺のGB。

この夜、アシカ邸に泊めていただくことになりました。カンパーイ!ビール2本であっという間にオチました‥。

翌朝、朝焼けの時間を狙って出発。松山あたりだと朝焼け夕焼けがほぼ確実に焼けるんだよなぁ。広島がやっぱり悪いんだろうなぁ。

山の重なりにだんだん隠れていく低地を横目で確かめながら標高を上げていきます。気温17度。メッシュジャケットにインナーでちょっと肌寒いくらい。

念願かなって早朝の石鎚スカイラインからUFOラインを狙う機会がついにやってきました。信州クラスのダイナミックさを西日本で感じることができる、貴重なルートのひとつだと思うのです。

‥と意気込んで午前6時前に到着したら、石鎚スカイラインのゲートが開くのは午前7時!暇つぶしにどこか走りに行くとしてもここまで一本道だから何度も同じ道走ることになっちゃうよ。

そこで、いつも一目散に石鎚へ向かってしまうのでスルーしていた面河渓をゆっくりと走ってみることにしました。何があるのか全く知らなかったのですが、なんとみんな大好き素掘りトンネル‥に見えるけれど、ちょっと内側をコーティングしている素掘り風トンネル。

これが連続しているんだな。

トンネルは一枚岩をくりぬいてあります。岩そのものも垂直の崖がはるか高くまで続いていて、なかなか見応えのあるところです。知らなかったなぁ‥ゲート待ちの間に仲良くなった山ガール(60代)の話によると、石鎚スカイラインができたのが1970年なので、それ以前は面河渓から登るルートがメインルートだったんだそうです。スカイライン終点の土小屋からなら山頂までの大した距離や標高差じゃないけれど、この高さから山頂って‥片道5時間コースだそうです。今は土小屋からバスが出ているので車を下に置いて登ることができるとか。

さて、ゲートを一番に通過してスカイラインに入るわけですから、対向車も来ませんし、前走車にも追いつきません。完全にマイペースで走り回れるのです。石鎚スカイラインはとても長くて路面がきれい、しかも石鎚山を左手に眺めながら走る展望は後半も終わり頃に開けるので、前半は走りに専念できる、それはもう最高によくできた構成になっています。とにかく車に追いつかない、というのが素晴らしい!先日の阿蘇はタイヤが終わり気味で気持ち良く走りきれませんでしたが、今回は‥自分史に残る快走!

石鎚山ってむっちゃ尖っているかと思ったら、先の尖り具合が見る角度によって違うのね。

中四国最高峰はかなり遠方から見ても飛び出しているし形に特徴があるので、とても見つけやすい山です。

峠の土小屋のロータリー。誰もいないのかと思ったら結構車が停まっていました。夜間封鎖されるスカイラインそのものはここから麓の西側の入り口までで、東側の瓶ヶ森方面からは車が入れるようです。

瓶ヶ森へ向かう道も、なんと一台も車に追いつくことなく完全にマイペース。というか、交通量がほとんどありません。

8時前のこの時間帯、結構穴なんですかね。UFOラインも全然車に追いつかず峠を越えました。対向車も10台程度でした。こんな涼しくて道も景色も最高に良いルート、市街地から1時間ほどで来ることができるんですからこの界隈の人、幸せすぎです‥。

東から来ると、深い谷底から山頂までまっすぐ続くどデカいスケールの緑の壁の風景がいきなりバーンっと広がって、思わずうわっと声が漏れる箇所があります。今回そのまま寒風山トンネルまで抜けずに途中でUターンして戻ってみましたが、西から来ても東とはまた違った広がりでいきなりコーナーを曲がると壮大な空間が開けるのでうわっとなります。UFOライン、深い谷底まで続く圧倒的な緑の量、山々のつくるスケールの大きな四国の風景。雲をかぶることも多いようですが、晴れていたら遠くまで山並みを見渡せて、気分爽快!

石鎚から寒風山トンネルまでを東西に走るのが一般的なルートだと思いますが、途中から南に抜ける道が1本あって前々から気になっていたので今回はそれで下山しました。途中にある「大瀧の滝」という、頭痛が痛いみたいな名前の大きな滝。

こちらは路傍の小さな滝。

みんな大好き素掘りトンネル。こちらはほんとに岩盤くり抜きっ放し。

仁淀川に架かる沈下橋を行ったり来たりしてみました。

四国らしい風景‥って思っていましたが、地元広島を走り回ってみると結構同じような沈下橋架かっていました。

川の高さに近い道を走っていると、山肌に張り付くように連なっている集落が面白いので潜り込んでみました。低地に横に広がるのではなくて、この辺り上へ上へと家並みが続く特徴的な風景が見られます。

上へ上へ。面白い。橋が見えますが、メインルートの川沿いの県道はあの高さ。

遠方にもおんなじような集落が。この上方向に伸びるつくりだと各集落間の連絡、大変でしょうね。

見事な急傾斜の段々畑。田んぼにするには流石に狭いので、お茶植えてるのかな。

この日、早朝の石鎚スカイライン〜UFOラインも目的地のひとつでしたが、鳥形山の展望所もメインイベントのひとつ。

これ、3ヶ月前の4月末に鳥形山を南側、高知の方から見たときの写真。あまりの不自然さに、うわ何だこりゃ!?となった奴です。

この露天掘りを北側から見下ろすことができる展望所を地図で見つけて、絶対に行ってやろうと思っていたところ。山頂へ向かう道の途中、山をくり抜いて山の南側へ抜けられるトンネルがありました。

採石現場右上の方の、山の中を突っ切っている直線のところがおそらくトンネル。

どこに展望台への入り口があるのか案内がなくてわかりません。目星をつけていた鳥形山森林植物公園のあたりなのですが‥さすがにこの森に飲まれた階段ではなさそう。

とりあえず一番奥まで走ってみるとゲートで封鎖。入り口どこ?

途中スルーした神社の入り口。展望台とは書かれていないのですが、地図上では神社の先が展望台なのでこれを登ってみることにしました。

樹間に石灰岩がゴロゴロしているトレイルを10分少々歩いていくと、小さな神社が見えてきました。

なかなかポップな神社です。

下を向いて歩いていたら、いきなり階段が登場して驚いた。ゴールです。

期待に胸躍る瞬間。

ドーン!!‥って、あれ?それほどどーんってほどでもなかった。確かにスケールはでかいのですが、高知側から見るほどのインパクトがないのは、端から端までつながっていないというか、

細切れで採石現場が見えるからですかね。

かえろ。

こちらの山も、ところどころで白い石灰岩がのぞいています。秋吉台も美祢からあのあたりにかけて一帯が掘っても掘っても石灰岩のエリアですが、このあたりもかなり広いエリアが石灰岩でできているんですね。なだらかな丘陵を牧草地にすれば四国カルスト、掘り込んでいけば採石場。

そこから一気にアシカ邸へ戻りましたが、この日8時間のツーリングの行程の9割5部が緩急様々なワインディング。四国ってほんとすごい、もう腹いっぱいです。

再び2台ででかけて近くの棚田を案内してもらいました。

丸い田んぼ、かわいいな。

こちらの山もあちらの山も、田んぼが山の斜面の奥へ奥へと連なっています。標高の低いところは気温35度とかになっていましたが、ここはちょっと標高を上げただけの場所なのに穏やかで、茂った稲を風が渡っていくのが見えます。なんでもないところなのですがとても良いところでした。

4時間くらいかけてのんびりうちにかえったら、麦茶が喜びのハグ(ハグハグ)。

夏の暑さが殺人的になってきたのでツーリングらしい夏ツーリングを今年はしないかと思いましたが、思いがけず無茶苦茶楽しめる夏ツーリングができました。今回、それほど標高を上げなくても下界が35度とかになっているのにひたすら快適に走れたのが印象的。自分のバイク乗り比べもできて、とても充実した土日のトランポツーリングでした。

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