雨+車+ジオキャッシング

朝7時に東広島の競技場へ匠騎を送り届けて、迎えに行く13時まで時間があったので近所でジオキャッシング。本当だったら車にバイクを積んで‥と思っていたのに生憎の雨だったので、FITで巡ることになりました。

吾妻子の滝。割と街なかにあるのに結構轟々と流れる立派な滝です。

由来。大抵看板に由来が記してある場所に行った時には後で読み直すために撮っています。

「かご松」の碑。今ではなんでもない道沿いですが、実は昔の街道で、西国の大名が参勤交代の途中でここに立っていた大きな松の辺りでかごを下ろして休憩されたということから「かご松」と呼ばれていたとのことです。現在は松も枯れ、また西日本豪雨災害で一帯が流されてしまったので、一時的に石碑は別の場所に避難して道を復旧させて石碑を戻した、と散歩中のおばさまが言っていました。確かに、石碑の基礎との接合部のセメントが新しいです。復旧工事の跡をまだ自然が隠しおおせてなく、いろいろ剥き出しな感じでした。

国道2号線のバイパスの脇にある三永の石門。もともと100m東にあったものを昭和53年、国道の拡張にともなって移転してきたそうです。もとはこの穴を国道が通っていました。

由来。700ピクセル幅だとちょっと読みにくい。西条と竹原の分水嶺になる場所にあった石門で北と南をつなぐ水路が上を通っていた、アーチ技術は秘伝であったなどなかなか由緒をたどると面白い石門です。

久々にナノサイズのコンテナ。

首なし地蔵。ここはキャッシュがあったわけじゃなくて通りすがり。こういう史跡を訪れて、その由緒を頭の中の時系列に収めていくのが楽しみのひとつになったのはジオキャッシングのおかげじゃないかと思います。

お地蔵様はよく見えませんでした。お堂に上がり込んで覗き込むのもどうかとおっもって近寄ったのはここまで。

半日新しいFITに乗って普段バイクで走り回るような幹線道路から外れた道をひたすら走ってみましたが‥休日の自分の移動用の乗り物という感じが全然しない。これまでうちでFITに乗るときは「FIT使うよ」と言うのではなく「FIT借りるよ」と言っていたのですが、これからもそうなりそう‥。

あらためて移動している最中の時間も楽しめる乗り物として、バイクは優秀だな、と思わされます。昔に比べて目的地間を移動するための道具として使うよりも、道中の文化や史跡に立ち寄り触れながら、という走り方が増えてきたので余計にそう思います。

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