実家帰省とゴミ出しツーリング

今年の夏は妻方の実家の実家、庄原へ。

今年の夏は、と書きましたが、例年僕以外の家族は庄原へ行っているのですが、その間僕が九州やら四国やらをフラフラするのが常です。今年は短いながらも九州へ行ってきたので、僕も家族と庄原へ、「何が起こるかわからないので」セローをハイエースに積んで向かいました。

パーキングエリアのこの遊具で遊ぶのが定番になってしまったムスメ。

定番といえば、道の駅たかのの「カフェレストランそらら」のバイキングランチを食べるのがうちは定番なのですが、流石にコロナウイルス感染症の影響もあってバイキングでは営業しておらず、プレートランチとなっていました。

携帯のカメラのポートレートモードでムスコを撮ってみましたが、人物だとかなり普通に仕上がるんですね。

普段人物じゃなくてバイクとか物とか撮ることが多いので、その度にうまく撮れなくてこんなもんかと思っていたのですが、いや、人物は綺麗。

カフェレストランそららさん、地元庄原産の食材を使われています。

バイキングじゃなくて残念に思っていましたが、食べ終わってみると素材の野菜の味をしっかり残した調理で量も十分満腹になるだけあって、満足感高かったです。

庄原到着。超良い天気。

ムスメが河原にビーチグラスを拾いに行きたい!というので、このクソ暑いのに気でも狂ったのかと思いましたが、一緒に行ってみて自分が炎天下の中、石積み遊びにハマってしまいました。

石積みを生業としているアーチストは、石を持った瞬間に重心がわかるそうなのです。僕ははじめカッコ良いアンバランスな形状で積んでやろうとチャレンジしましたが、全然ダメ。そこへムスメが「タマゴでも塩が数粒あれば立てて置けるんだよ」とヒントをくれました。そうか、石の上に砂を撒いてみよう。

これで抜群に収まりが良くなって、まるっこい石でも重ねて載せられるようになりました。さすがに殺人的な暑さの下だったので長居ができませんでしたが、今度人生に行き詰まった時にでもどこかの河原で挑戦してみます。

翌朝。自宅では燃えるゴミの日。

「ゴミだしてきて」とツーリングのお題をいただきました。前夜、九州のるぅさんから広島へ行く用事があるのでついでに寄っても良いですか?とご連絡いただいたのもあって、僕だけ先行して帰るということになりました。

通り道、三次の雲海を見下ろせる高谷山に「霧の海 展望台」があるので寄ってみました‥が、どうも自分自身も雲の中な感じです。

30分くらい粘って空が青くなってはきましたが、ゴミ出しの時間があるので長居ができず諦めました。

結構見通しのきかない道が続いてペースが上がりません。

霧が晴れ始めたあたり。なんだか自分の周りの風景がとてもシンプルな色調でうっとりする感じ。朝は良いですね、朝靄がいろんな物を隠してくれるので余計なこと考えずに風景を楽しみながら走れる。

トンネルを抜けたところで不意打ちの雲海。千代田の街を覆う雲海が高速道路の高架が額縁になった絵のように見えました。

朝、ここを走ることなんてないものなぁ。ゴミ出しに感謝。

今、割と行きたいところ。

旧可部線の安芸飯室駅の駅舎を使ったカフェ。

裏手、単線のホームが残っています。ここにテーブルが並んでいる写真も見られました。ちょっと涼しくなってから来るかな。

ゴミ出しレーシング、完走。間に合いました。

この日、たまたま九州からるぅさんご夫妻が広島に来られていて、うちに立ち寄りたいと言われるものですから、広島らしい物を持って帰ってもらおうと元祖もみぢ饅頭の高津堂さんに。観光の方が足を運ぶラインからちょっと外れにあるんですが、他店と違ってもちもちでぺちゃんこという特徴のあるもみじ饅頭です。

同じ道を通るのは嫌なタチなのですが、今日に関しては今朝通った道をほぼ逆トレースするルートで。朝雲海が見えて魅力的だった千代田を見下ろす道。普段からここ良いな、と思っていたのですが、雲海がある方が圧倒的に魅力マシマシですね。

ここも朝不思議とシンプルで魅力的に見えたところ。昼の風景はホント何でもないね。

山間部でも概ね35度とか36度とかの中、水冷服を着て走る分には約3時間の道程で人間の方が水分補給しなくても良いくらいでした。水冷服、効果あるんだと思います。

三次名物滑走路。いや、今勝手に名前つけました。

朝と同じところをめぐるシリーズ、霧の海 展望台。ここは眼下に雲海がなくても、江の川の流れる平坦な三次の市街地を見下ろせてとても良い風景が楽しめます。多分今朝のただの雲の中が一番楽しめなかったんだろうな‥。

任務完了。こうして往路復路でセローとGBを乗り比べてみると、どちらが楽しいと言われても甲乙付け難いことがわかりました。セローの方がいろんな道走れるけどね。GBで車の少ないオンロードをダーっと走るのもなかなか捨てがたい楽しさなのよ。

この後、ゴミ出し指令を出した妻の計らいでビールを飲んでも良いことになったので、帰りの車の運転はお任せしました。脳裏に浮かぶ言葉は「飴と鞭」。

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