
どうにも指にあわない390ADV-Rのブレーキレバーとその操作感。
握り量が深く、カチッとした感じもありません。先日お借りした390DUKEが同じ(外観の)マスターやレバーなのにそれほど気にならなかったのは、対向4ポッドキャリパーだからなのかな、マスターのピストン径も違う?レバーのストロークも短くて完全にノーマルなのに操作感は許せる範囲でした。
僕の場合手が小さいのでレバーはできるだけ近づけたい、でも390ADV-Rのブレーキだとストロークが深いのでレバーをぎゅっと握りこむと指を挟んでしまう。
ということで、ショートレバー化しよう。
切って先端を丸めるだけでは車検に通るか不安なので、別途車検用に無加工の新品レバーも用意しようかと値段を調べてみたら、
KIT FR BR LEVER ASSLY [96213002000]
販売価格: 5,610円(税込)
と車検のためだけに用意するにはちょっとした値段なので、車検対応のショートレバーをつくってみます。

もう後へは退けない。

先端に金属パテでつくった球でもつければ簡単なのですが、あるもの利用でオリジナルのレバー端の玉を使うことにします。
ドリルで穴を開けて、L型ヒートンの軸を切った真鍮の棒を差し込んで、接着材を流し込んでくっつけます。

なんか、すごくいい感じ。

さすがに段差はできるので、ラインが揃うように切削。

ラッカー塗料で塗装。
ハンドルに取り付けて見える側にレバーと玉の位置をあわせているので、普段見えないこちら側のレバー先端部を削り込んで玉と切断面同士の位置合わせしています。

パテ埋めもしていないのに、言わなきゃ段差も分からないレベル。

見事にショートレバー化できました。

指2本掛けレバーにするならもう少し短くしても良かったかな。レバーホルダごと車体中央寄りに寄せることで調整してみます。
朝起きて、平日出勤するまでの1時間の加工でした。

帰宅後、クラッチレバーもショートレバーにしました。
クラッチはレバーを少し離したらクラッチがつながる(逆にいうと握りこんだらクラッチが切れる)位置が好きなので、通常の長さのレバーではクラッチを切るときは指全本掛けになります。でも、そうなるとアクセルターンなどハンドルを握りながらクラッチ操作もしなくてはならないときに、レバーは2本掛けにして中指と小指でハンドルを握ると、通常のレバーでは指を挟んでしまうのです。
オフロード系のクラッチは絶対にショートレバーが良い。

調子に乗って切り詰めすぎたら、レバーの裏側の肉抜き溝のせいで真鍮ピンが立てられなくなってしまいました。
そこで、先端の玉にも肉ぬき溝があるので、溝に重曹を詰めて瞬間接着剤で硬化させる作戦。初めて使ってみましたけれど、あっという間に固まるんですね。しかもむっちゃ硬い。
削って塗装して、完了です。
国産車はこういった感じで自分に合わせたポジションを作り上げていくことにも慣れているのですが、このバイク、いまいちいろいろしっくりと来ないです。操作系がしっくりこないと乗っていても楽しくないので、何とかしていきたいところです。
【後日追記】
芯の入っていないクラッチレバーの先端の玉は、ラフロードを走っていて力がかかってしまったのか、ぽっきりともげてしまいました。
持って帰ってよくよく観察してみると、レバーにも玉にもトンネル状の空洞が。トントンしてみると中から硬化していない重曹の粉が出てきました。なるほど、中まで固まっていなかったのね。
あらためて、真鍮釘をその穴に差し込んで今度は少しずつ重曹+瞬間接着剤で固めていき、気になる箇所を成形し直して今度は強度のある接着をしたつもりです。車検に対応できれば‥なんて程度ではダメですね。力のかかるところだからしっかりとした改修が必要なところでした。



ワタシもDuke690Rの時、国産のように定番レバーが使えないので結構悩みました。結局、CRC(だったかな?)のレバーがいい感じだったので、ブレーキクラッチともに変えた覚えがあります。
>たらさん
社外品で手ごろな価格のものが出回ってくれればいろいろ加工も楽しめるのですが、同型のマスターを付けた車両用でもなかなか見つからなくて。もう少し待ってみます。
眼から鱗でした
立ちゴケしたりして折れたレバーは
捨ててたんですがこういう活用方がある
とは!有難う御座います。
>中島さん
コメントありがとうございます。
折れたレバーは角を丸めてそのまま予備パーツとして車体の目立たないところに縛り付けておくといざという時に使えますね。
先ほど記事を追記しましたが、玉のところは硬化剤だけで接着するのはダメでしたので、補習の際は軸になるものをお使い下さい。