平日阿蘇ツーリング

「まともなツーリングなんてこの20年したことがない」という中Tさん@ZRX1200R と、先月も九州を走っているむしよめ@CB-1 と自分@TDM900 の3人で九州ツーリングへ行ってきました。目的地は中Tさんのご希望で、とってもベタですが「草千里」。

中国地方から九州入りするのに便利なスオーナダフェリーで、いつもどおり7時に徳山港を出港。


2時間後の9時に九州上陸。いつもどおり別府・湯布院を通ってやまなみハイウェイへ。


山間部はいまいち天気がパッとしません。九重は紅葉の盛りでしたが、お天気だったらもっと綺麗だったろうなぁ。


大観峰へ13時に到着。湿っぽい空気のおかげで見えるのはカルデラの底にある町並みまで。阿蘇の中心部の山々は見えませんでした。


気を取り直して阿蘇山上へ。途中の草千里は霧で全く何も見えませんでしたが、山上の火口は噴煙の合間にメロンクリームソーダたっぷりのお釜も見えました。いつもは夏に訪れるので緑もちらほら見えますが、秋は褐色になった植物が物悲しい雰囲気を増長しているように思えます。


あ、登山道のほとんどが路面改修されて走りやすくなっていました。山上の火口へ向かう有料の道路はその荒れ具合が別世界感を演出していたのに、綺麗になってしまうとなんだか興ざめ。


再び草千里。今度は草原全体が見渡せる程度に霧が晴れていましたが、中Tさんはいまひとつ消化不足気味。


内牧温泉の阿蘇ライダーハウスに荷物を置いて、おやつを食べにケーキ屋の味幸へ。ここのケーキは甘さ控えめで上品な味。冗談抜きで何を食べても驚くほどおいしいです。店内で食べるときはコーヒーのサービスあり。
のんびり1時間町湯に浸かって、地元の赤牛を食したあと、消灯時間までライダーハウスで他の宿泊者と話し込みました。


翌朝6時。管理人さんの「確実に雲海が見られます」の情報を聞いて大観峰へ登りましたが‥霧中。宿泊していたチャリダーの2人は自転車で上がってきましたが、結局1時間粘ったものの雲海は見られずに山を下りることに。


チャリダーの1組は、10年で88ヶ国をタンデムチャリで旅行してきたという夫婦でした。このチャリで麓から上ってきたというのもスゴイ。


宿を発っても空は真っ白‥だったのですが、雲の層を通ることで白い丸になった太陽が、たまにちらちらと見えていました。ということは、この雲の層はそれほど厚くはないということになるので、再び標高の高い山上を目指してみました。
予想通り、中腹より上まで来ると日差しが!


下界を埋め尽くす雲海。米塚が雲の中にぽつりと生えていました。


草千里もバッチリ。中Tさんもご満悦。


南側へ抜けて下山しました。この時期、ほとんどの草原がススキでいっぱいです。
前日の給油中に南阿蘇グリーンロードが良いという情報をもらったので、どれほどのものかと走ってみました。阿蘇はいつも北側中心で南側は手薄になっていたので良い機会でした。お勧めどおり、良い道でしたよ。一本道なのでそれぞれがフリー走行に。


外輪山を越えて熊本側は霧の中。南西の俵山からまた外輪の内側に戻ります。熊本向きに巨大な風車がグルグル回っていました。


その後ミルクロードを通って阿蘇をあとにしました。
池山水源に寄ってみました。夏は強烈な暑さと湧水の清涼さの対比も鮮やかでしたが、今の時期は落葉していたりして別世界感はいまひとつでした。


やまなみハイウェイの中でも標高が1000mを超えているあたりは紅葉が見ごろでした。


帰りは湯布院から別府まで高速で。時間に無駄のないルートです。


他の方が2回給油するところを1回で済んでしまうTDM900。ホント、スーパーツアラーだと思います。

フェリーの時間を1時間早く勘違いしていて、港には出港の1時間半前に到着してしまいました。
岸壁で軽くご飯を食べて、17時50分発のフェリーで徳山へ。20時に徳山を出発して21時には帰宅。

今回からGPSで拾ったルートをGoogleMapsで表示できるようになりました。これは便利!
ツーリング全体の写真はWEBアルバムに掲載しました。

6 Comments

おかぢむ

楽しんでますねぇ・・・・
ツーリング出来るバイクが欲しくなってきます。

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redlion

俺も4月に子供を連れてくるまで阿蘇を走ったよ。
バイクだと楽しそうだね。
しかし、熊本は旨かった。また行きたい。

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つがたく

阿蘇は晴れてればホントに開放感があっていいところですね。
温泉もたくさんあるし、ガス抜きしに行くにはいいところ。

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