階段巡りと食事の会

雨なので珍しく車でお出かけイベント。呉にある水産加工会社直営の「海鮮市場し〜らすAQUA もみじ水産」さんがお刺身食べ放題の定食を提供しているというのであやのすけさん・彦衛門さんと行くことになりました。最初あやのすけさんの車で、という話でしたが、彦衛門さん所有のN-VAN +STYLE FUNの試乗も兼ねてN-VANで呉まで向かいます。

人気店なので9:30の開店に合わせて到着すると、食事は11時からということで、台帳に名前だけ書いて1時間半ほど呉界隈ツアーへ。

坂の町呉を象徴するような山肌に張り付くように並んだ家々の間に潜り込むのもコンパクトなN-VANなら全く気になりません。到着したのは100階段。以前両城の200階段を探しに行ったときにたまたま通りかかった100段階段は、こちらの方が一直線に頂上まで伸びることもあってなかなか強烈なインパクトがあります。今回は上まで登ってみました。

登る人の視点に近い見方で見るとこうなります。頂上がげんなりするくらいの遠さ、というか高さ。

100段階段は水平方向にいくつか枝道が伸びていてその先も階段になっています。階段の両側に並ぶ家の上水やら下水やらの配管がむき出しなのもこの環境なら仕方がない感じ。傾斜を調べてみたら42度!転がり始めたら止まらない角度の急階段です。

向かいの山も急傾斜の斜面にお構いなしに家が張り付いています。

そして自由度が高くないので、まさに「ひしめきあう」感じで家が並んでいます。

頂上付近、急に階段の整備が行き届かず落ち葉が堆積してしばらく使われていない感じになっていました。その先、家を撤去してできたちょっとした広場はがけ崩れの危険地域として再利用ができない空間になっていました。まさに崖上な感じなのですが、おかげで下界との距離感が近く、眺望も素晴らしい。

続いて、両城の200階段へ行ってみました。こちらは途中で折れ曲がっているのでどこが頂上なのか見通しが立たず、心が折れます。

振り返ると傾斜角度が途中から変わっているせいか、階段が見えなくなってる‥。

さて、11時前にお店に戻ってスムーズにテーブル席に通してもらいました。焼き魚の定食にお刺身食べ放題のコースで1880円。後で思いましたが、定食じゃなくても米さえあればお刺身食べ放題だけで十分でした。

刺身はバイキングになっていて好きなだけ取れます。中でも釜揚げシラスが‥最高に旨い!米を椀に少量盛って、シラスを山のように盛る。鰺のたたきを加えて専用醤油をかけて口に含むと、とにかく美味しい。飲み込んでもう一口。味はすでに分かっているはずなのに、また強烈に美味しい。こんなに「美味しい!」を連呼しながらご飯を食べたのは久しぶりです。とにかく美味しかったです。変に定食なんかにしておかずでおなかを膨らますよりは、シラスとごはんだけで十分。これはとても良いお店を紹介していただきました。

実は購入の直前まで考えたN-VAN +STYLE FUN、今回1時間近く運転させてもらっての感想。
うちにあるハイエースはもともと10年前にジムカーナのイベント機材とバイクを運ぶために買ったのですが、イベントを開催しなくなってからはツーリングの目的地までバイクを運ぶのと千葉の実家へ帰省するために使う車になっていました。普段使いにはちょっと大きく、重く、燃費が悪い。そこで今のうちの使い道ならN-vanでも、と真剣に考えていました。

実際に運転してみて、うちに帰ってすぐハイエースも運転してみての違いは、ハイエースの方が重いので落ち着いて走る。N-VANは小気味良いけれどちょっと落ち着きがない‥ということで長距離走った時の疲労感はハイエースの方が少ないだろうと感じました。
N-VANは着座位置が低くて乗り降りが楽、手軽に大容積の空間と一緒に移動ができる。ターボ車は平地を走った限りで出力には全く不満はありません。

それで一長一短が見えてきて、この先どうするか結構悩むかと思いましたが、ハイエースを運転してみて「まぁ、ハイエースでいいか」ということに落ち着きました。重さや大きさをネガティブに思って腰が重くなることを除けば特に困っていないので、これからそれに負けないよう積極的に持ち出そう、と思います。

帰り道、普段走らない地域なのでちょっとうろついてみたら、多肉植物専門店を見つけました。

こういう商売抜きにして自分の趣味の延長みたいな店があるのって、歴史のある都会っぽくて良いですね。

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