九州GWの旅 2日目

いつもなら屋外泊初日は夜中に何度も目が覚めるのに、今回は朝までぐっすりと寝ていました。でも起きるのはいつも通りの5時台です。コーヒーを保温カップにいれて近所を散策した後、荷造り・出発です。

玄海町からひたすら南下して、佐世保へ入りました。昨年夏の九州ツーリングでの情報交換で、オススメの佐世保バーガーのお店を聞いていたので、朝食を食べずに訪れてみましたが、

オススメの1件目は朝からごらんの有様で、道に人と県外ナンバーの車とバイクがあふれていました。

店の情報は電話番号しかわからず、最初は現地で人に尋ねようと考えていましたが、いまどき当たり前なのかもしれませんがカーナビで電話番号検索をしてみたらあっさりと店舗がみつかりました。あんまりこういうナビの使い方をしないので、結構驚きました（笑）。

店を紹介してもらったときに「電話して注文しておくといいですよ」と聞いていたのでオススメ2件目の「Stamina本舗　Kaya」に電話をしてみると、電話注文はよくあるはなしのようであっさりと注文が終わりました。40分ほど時間があったので、自転車で佐世保の町をポタリング。

佐世保の市街からはちょっと外れたところにあるお店へ到着すると、こちらも先ほどの店ほどではないにしても人が並んでいました。到着が20分ほど遅れてしまい、冷めてベチャベチャになったハンバーガーの朝食かとおもっていましたが‥

でっかいハンバーガーはバンズもバリっとしていて歯ごたえ抜群。ホントね、肉もソースもものすごくおいしいんですよ。個人的にはチキンバーガーって得意じゃないのですが、ここのチキンバーガーは別格。
量がかなりあるので、食べ応え十分。かなりお勧めできます。

長崎に移動してグラバー園を見学しました。

長崎を「通過」ではなくちゃんと訪れたのはこれで15年ぶり、2回目ですが、初回は中心地だけの訪問だったので今回グラバー園は初めて訪れました。天気が良かったこともありますが、和風様式の織り込まれた洋館や緑がたっぷりの庭が猛烈にきれいなんですね。

急峻な斜面にあるので、眼下や対岸に広がる長崎の町をどこからでも眺望することができます。

マップを見た時点で園内は建物が多くて飽きるかと思っていたのですが、どの建物も展示内容に個性があって最期まで興味深く見ることができました。こういった歴史を押しとどめた展示ってどこまでが作り物かの判別が難しいですが、よくある「美観地区」に比べると昔をしのぶリアリティがかなり高く感じられる展示だと思えました。

ここでも車を郊外に停めて自転車出動なのですが、急斜面に建つ宅地には階段がたくさんあって困りました。

街中でみつけた彫刻（左）。昨秋神戸の異人館を訪れたときに風見鶏の館前に居た彼（右）と同じ方のようです。こうして「あ、ここにも」と見つけてもらえるのはパブリックアート冥利に尽きるのではないでしょうか。

平和公園も初めて訪れました。広島の平和記念公園は平坦な土地にあって、モニュメントとしての原爆ドームも慣れてしまえば平坦地に「置いてある」感じですが、長崎の平和公園、平和祈念像はたまたま地形的にそうなってしまっているのか意図しているのかはわかりませんが、広島に比べると高台にあってその気にならないと訪れがたい場としての雰囲気が強く感じられました。

その後中華街で食事をして、長崎を出発しました。

連休中好転が続くといっていた天気予報が、翌日から雨になるという予報に変わってしまったため、翌朝早いうちに雲仙を訪れることができるように雲仙市小浜町の温泉に入って、夜は国道沿いの公園で車中泊。この日も朝までぐっすりでした。って、ただ飲みすぎてるだけ？

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