SEROW キャッシュ設置ツーリング

とびしま海道はジオキャッシュのおかげで人が足を運ばないようなところへも足を運ばせてもらってちょっとだけ詳しくなれましたが、何度か通って自分なりに見つけた名所をご紹介しようと新しくキャッシュを仕掛けに行くことだけを目的に訪島してみることにしました。前日までに、色んなタイプのコンテナを用意。

「ゼブンイレブンに、7時11分集合で」と連絡するだけで2月だというのに当たり前のように集合できてしまうあやのすけさん。先の土曜日の島巡りにつづいてまたお付き合いいただきました。

安芸灘大橋を渡って下蒲刈島へ。下蒲刈島はほぼ全島みかん畑で、島の地形にあわせて迷路のように何層にも作業農道が重なるワインディング天国。

いろは坂もびっくりのインスタントラーメン。

なみおと岬というところ。ガードレールのない道の先はすぐ海で、島の形か海の底の形の影響か、目の前の海面は全く潮が動いていない面と、川のように轟々音を立てながら流れる面がはっきりと分かれていてとても面白い。

前々から訪れてみたかったしげ島。

こういうの見ちゃうと行ってみたくなるでしょ。

島といっても道路から陸続きで渡れる岩の張り出し。あやのすけさん、オカリナくらい持ってくればよかったね。

下蒲刈島には砲台跡があります。広島湾を防衛するために各所に設置された対艦船用のカノン砲は実戦で一度も使われることがありませんでしたが、ここの砲台は対空砲で、呉空襲にやってきた米軍機に対して2基4門の12.5cm砲を200発程発射したとのことです。

山かげに設置される対艦船の砲台と違って、山頂に設置されています。

何度か訪れているのですが、他の砲台跡を訪れた後にここへやってくると、砲床の見応えがまた違いますね。

コーナーを曲がるといきなり広がる風景。

とびしま海道は、開発はしたけれど全然流行らなくて廃れる一方の施設が各所に見受けられます。飛空美る丘(ひくびるおか)もそのひとつだと思います。

尾根伝いに歩道が整備されて、高台から海を眺めながら散策できる良いところ。晴れていて青い空と海の風景が広がっていたら、なお良いでしょうね。

県民の森にある呉市かまがり天体観測館に新設されたキャッシュを獲りに来ました。

この日、何故か出先でばったりと出会うことの多い彦衛門さんも1時間程の時間差でこのキャッシュを訪れていました。全くなにも伝えてないのに九州の道端で出会ったり、彦衛門さん、怖いな。

新しい映えスポット探し。

海に一枚岩が張り出しいてるんですね、ココ。

海沿い流しながら、「お!」と思ったところに突っ込んでいくスタイル。

とびしま海道は狭い海沿いの平地から一気に山、という地形がほとんどで、やむなく往来を確保するためにループ状に道を通した箇所がいくつか見つかります。そのうちのひとつ。今回はこれらを巡ってキャッシュを仕掛けてきました。

オンロードで、コケました。なんでこんな何でもないようなとことろでコケる羽目になったかというと‥

道路と路肩との境目が、微妙に高さのある段差で、先の凹みで車体を振ってUターンをしようとこの段差に全く気づかずかなり浅い角度で突っ込んでいったら、フロントタイヤが乗り越えられなくてハンドルをとられました。全く気持ちの準備ができない不意の転倒だったため、右手の親指の甲側を地面に突いてしまって、外傷はないものの内出血して腫れました。この後、フロントブレーキがほとんどかけられなくなりました。

ここはグーグルマップにも載っていない豪快なループ。こういの見つけるととても嬉しい。

とびしま海道のループ道を巡りに巡ってキャッシュを仕掛け、愛媛県に入った島の展望台で昼ごはん。

あやのすけさんがダメ人間になるものを焼き始めた。いやダメ人間だから焼き始めたのかもしれない。

岡村島まで来ると、四国本島がものすごく近く見える。

帰りに6個目のループにキャッシュを設置して、メイミッションをコンプリートです。

下蒲刈島まで戻ってきて、蘭島閣美術館あたりの文化的なエリアにキャッシュが置けないものかと周辺を散策。

このあたりは江戸時代から国内や海外からの瀬戸内海の船の往来の際に立ち寄る街として賑わっていたようです。今でも船を乗りつける雁木という階段が残っています。このつくりなら潮の満ち引きに関わらず船から乗り降りや荷下ろしができますね。

本州へ戻ってきてもう1箇所、以前から気になっていた橋から見える廃ビルのような建物を訪れてみると‥生きてる郵便ポストやプロパンガスのボンベが並んでいてバリバリ人が住んでいる建物でした‥。その近くにある安芸灘から、初めてみるアングルの安芸灘大橋。
太陽は終始こんな感じで薄ぼんやりとしていましたが寒くもなく、日中はむしろ1枚脱ぐくらいの気温でとても良い冬ツーリング日和でした。

今回広島市街から安芸灘大橋へ往復したルート。
一般的に広島からとびしま海道へ向かうには、海沿いの国道31号線を走ります。この区間は交通量も多く追い越しもできない区間が長くて我慢の苦行区間だと思っていましたが、今回郷原〜阿賀の自動車専用道路の無料区間を利用することで、渋滞やらストレスやら全くない状態で広島市街と安芸灘大橋を結ぶことができました。とても良いです。非常にオススメ。

1 Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です