GB250 キャブ張り付き対策

GB、キャブレターのバキュームピストンが負圧でエンジン側に張り付くという持病をもっているそうです。エアクリーナーボックスから手を突っ込んで張り付いたピストンを押し上げてやるとカコンっと外れてしばらくは走れます。潤滑油やらシリコンスプレーやらをピストンに吹き付けてシュコシュコしたらさらにしばらく走れます。が、持病なので根本的な解決にはなりません。

走行中に張り付いた場合、クラッチを切ってレッドゾーンあたりまで回転を上げてやると、これでも一時的に解消していましたが、この日それでは戻らない張り付きが起きたので、根本的な解決をしてみることにしました。

分解手順の備忘録。キャブの取り外しの前にエアクリーナーボックスを固定している5本のボルトを外します。ここと、

こことここと、

この2本。これでエアクリーナーボックスを後方へ引けるので、キャブをインシュレーターから外せます。

キャブそのものはそのままの向きで横に引き出しにくいのですが、キャブの収まっている空間でくるりと回転させてやると、取り出しやすい向きがあるので、適当な向きで取り出します。

この縦筋がダメなのだそうです。なんで縦筋だとダメなんだろう。

今回この縦筋を消すのと、バキュームピストンをコーティングすることにしました。

キャブのボディ側は軽くペーパーをかけてピカールで磨きました。

ダイアフラムを養生テープでマスキング。

プラスチック部分にコーティングするのは、モリドライスプレー5510。速乾で二硫化モリブデンの膜をつくるスプレーだそうです。モノタロウで2490円。

こんな感じ。薄く何回か塗装しました。この状態では艶消しなのですが、擦ると金属質になります。擦れたところとそうでないところの状態が明らかに違うので、しばらく使ってみて分解したら、キャブレター本体とどこか強く擦れているのかも判断が容易だと思います。
これ、隠蔽力も強いし、プラモデルのメタリック塗装にもいいんじゃないでしょうか?

組み戻しまで平日仕事から帰ってきて寝るまでの時間くらいでできる作業です。

効果の程は‥抜群に良い!翌日400kmほど走りましたが張り付きはゼロ。また、ピストンの動きが滑らかになったからか、パワーが増えたわけじゃないのですがレスポンスがとても良くなってパワーが上がったんじゃないかと錯覚を覚えるくらい気持ち良く回るエンジンになりました。

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