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2017-01

GROM スタッドレスタイヤ

  • 2017-01-29 (日)
  • GROM

九州からkudomenさんがせとげち君とヒデヨシ君を連れて広島のスキー場へ来ている!ということで間に合えばよかったのですが、昼過ぎにスタッドレスタイヤが2本到着。IRCのSN22sというジャイロX用のスタッドレスタイヤです。IRCのカタログではSN22という扱いになっていますが、100/100の12インチのタイヤです。届いたタイヤのサイドウォールにはSN22sと書かれていました。組み替えて15時すぎから山へ行ってみました。

GROMのノーマル比でリアは3サイズダウンw ちょっと無理やりな感じもしますが、舗装道路でのパフォーマンスを期待しなければ、一般道の流れに乗ってそれなりに走れるハンドリングです。幅が100でも扁平率が100%のこのタイヤにするとタイヤ外径が大きくなるので、リアは少しだけハイギヤードに、フロントはフェンダーと干渉してしまいます。僕はフェンダーの前側の2点止めになっているネジ穴を一段上にあげて1点止めにすることでとりあえず回避しました。フォークが沈んだ際のエンジンとフェンダーとの干渉もありませんでした。

あ、今考えたら、90/90-12という設定もあるタイヤなので、フロントはそちらにしたらフェンダーの問題は解決かも。走り出した際もフロントのハイトがあがって切れ込み感の全く無い(というか全然曲がらない)ハンドリングになってしまったのが気になりました。90/90ならその点自然になるかもしれません。

雪道まで30分少々は一般舗装道路を走らなくてはならないことから、家を出るときの空気圧はフロントが1.5kgf/cm2、リアが1.8kgf/cm2でスタートして、エアゲージと小型ポンプを携行したものの結局そのまま走り切りました。この点、GROM遊びのパイオニアのかしやんさんはリアを1.0kgf/cm2以下まで落として走ったそうです。僕はオフロード走行の経験がほとんどありませんから、悪路でどのくらいが「食う」のかが全然わかりません。

狭い雪道で方向転換するのにフロントブレーキをかけて車体を押し込んでもスリップせずにフォークが沈む、これ絶対凍ってるだろうという上り坂でもリアタイヤがグイグイ車体を押し出す、少々スリップしてもグリップが回復する‥など、雪道や凍結道路でこれまでにバイクでは体験したことのないことが起こります。無茶苦茶面白いです。

ただ、基本的には横方向の力に対するグリップは弱いですから、GROMの動画の最後にも書きましたが、もし装着して遊ばれる際はくれぐれもお気をつけて、自己責任で宜しくお願いします。

GROM キタコSPLカムチェーンテンショナー

  • 2017-01-27 (金)
  • GROM

うちのGROMは以前カムチェーンテンショナーの取り付けを間違えて異音が出るというトラブルがありました。その件は僕の整備ミスが原因ではあるのですが、キタコさんからカムチェーンテンショナーの変形対策部品として、SPLチェーンテンショナーセットが発売されたので転ばぬ先の杖カスタムとして取り付けることにしました。アルミ削り出しのアームとテンショナーキャップのセットです。

左ジェネレータカバーを外します。サービスマニュアルにはまずエンジンオイルを抜いて‥という手順になっていますが、オイル受けを用意しておけばいきなり外しても大丈夫です。僕は車体を直立させて作業しましたが、車体を右側に倒して作業すればオイルもほとんど漏れないと思います。

フライホイールプーラーはGROM専用品です。こればっかりはフライホイールを引き抜く作業をする際迷わず購入するしかありません。

もげました。

ノーマルのカムチェーンテンショナーとアーム。シーソーのようになっているアームの右側を下からロッドが押し上げることでチェーンのテンションを自動で保っています。今回交換するのはこのアームとロッドの先端にある黒いヘッドパーツ。

ヨシムラのフルエキの場合、ロッドを下から抜こうとしたら引っかかります。エキパイを止めているボルトを3本抜いて、車体右側へエキパイを逃がして抜く必要があります。

ロッドを抜いてびっくり。半年前に新品に交換したカムチェーンテンショナーのヘッドが結構変形しています。走ったといっても大会と練習会にそれぞれ3回ずつ使ったくらいなのに。

この変形したヘッドは爪を立てて押せば跡がつくくらいの柔らかさのゴム製パーツです。キタコのテンショナーセットに付属のパーツと交換します。キタコ製のヘッドは硬質のプラスチックで、挿し込むだけでは根元までハマらなかったので、軽くプラハンで叩いて押し込みます。

カムチェーンテンショナーアーム。上の純正アームと比べて対策部品のキタコのアームはヘッドに接触する部分は肉厚になっていて、先ほど交換したヘッドパーツとより広い面で接触するような作りになっています。

今回純正アームの変形はありませんでした。

カムチェーンの通る穴に指を突っ込んで、ガイドローラーの磨耗も調べておきました。ローラー中央の凸部が削れてしまうので、機会のある度にチェックしておくと良いでしょう。

取り付け完了。蓋をしていっておしまい。外したアームとヘッドはもう1台のGROMのスペアパーツにします。

フライホイールを外してアームの状態をチェックするのはそれなりに道具が必要ですが、テンショナーのヘッド部の変形はロッドをエンジン下部から抜けば確認できるところなので、普通に乗っているGROMでも年に1回くらいは見ておくのが良いのではないかと思います。

Kabuto IBUKI Envoy

OGK Kabuto(バイク用ヘルメットのブランド名は単にKabutoになっています)のIBUKI Envoyというモデルを購入しました。これまで30年Araiヘルメット一筋で、フルフェイスのRX7RR5とジェットヘルのSZ-Ram4を今現在使っている立場からIBUKIを追加して約1ヶ月使っての感想など。

ちなみにこれまで使ってきたRX7RR5はフォルム・軽さが気に入っていて、SZ-Ram4は使い勝手・レスプロのマスクをしていても被れるので真冬でも全然寒くない(←かなり重要!)・メガネを着用したまま着脱できるという点が気に入っています。

◆IBUKIの良い点

  • 全部入りシステムヘルメットなのに、重さを感じない
  • インナーバイザーが便利、というより夜間クリアで走れるのが良い
  • メガネを着用したままの着脱が可能
  • 内装の密着度が良好
  • デザインに多少ガンダム風なメカメカしさがあるけれど、安っぽくはない
  • ピンロックシールド(曇り止めシールド)が標準で付属
  • 冬用グローブでも全ての操作が容易
  • 手持ちのAraiに比べてベンチレーションはかなり強烈に外気を取り込む

いまどき当たり前のようなのですが、耳の収まる空間には脱着可能なパッドがついていて、奥にはB+COMのスピーカーがぴったり収まる丸い窪みが用意されています。スピーカーを取り付けたことによる違和感は全くありません。
試着した時に気になったのは顎下にある伸縮素材のウインドシャッターが被った時に顎に当たるという点でしたが、ここに隙間があると走行中冷気が顎に流れるわけですから、触れていて正解なのだと思います。このウインドシャッターのおかげで、氷点下の連続走行でも寒さが緩和される‥というレベルではなくほとんど寒さが気にならないレベルで非常に快適です。もちろん取り外し可能です。
また、試着時に中央上部、おでこのあたりのヘルメットの張り出しが視界に見えてしまい気になるかと思ったのですが、これが使ってみると非常に良い!太陽が視界に入ってしまうような低さの朝や夕方、この張り出しをバイザーとして使うと眩惑されなくなります。スモークシールドのインナーバイザーがおでこの部分に内蔵されているので張り出しがあるのは仕方がない、という点がかえって使い勝手を良くしています。
Dリングのあごひもに慣れているとラチェット式のバックルが子供っぽくて最初は嫌でしたが、使い慣れると特に取り外しがワンタッチなのでとても便利に感じるようになりました。またDリングだとヘルメットを持って歩く時にDリングに指を通して持つのではないかと思いますが、そのような持ち方ができません。これも試着時にとても気になりましたがしばらく使ってみると不具合を感じなくなりました。
シルエット的にはアライからのスイッチでも違和感がなく、シールドの取り付けメカニズムはショウエイからのスイッチでも違和感がない、といった感じです。

◆IBUKIの気になる点

  • アウターのシールドがクリアしか販売されていない
  • 表面の半光沢の塗装が冬場の乾燥した手で持つと妙にツルツル滑る

表面の塗装はこの寒い時期とにかく指に吸い付きません。夏場はどうなんでしょうね。

チンガードが本体と一体化していないという点ではフルフェイスヘルメットの強度には叶わず、安全面においては

  フルフェイス>IBUKI>ジェットヘル

という関係になると思いますが、使い勝手という点では

  IBUKI≒ジェットヘル>フルフェイス

という関係。とにかくこれを使い始めてから、RX7やSZを被って出勤しようという気が起こらないくらい日々の使い勝手は良好で、購入前の期待を大きく上回る満足度です!見た目がどうしてもアライやショウエイじゃなくては‥とか、クリアシールドなんて‥というこだわりがある場合はしかたがありませんが、普段使いの実用性第一と考えるなら間違いなくおすすめできるヘルメットです。

GROM 雪山へ

  • 2017-01-25 (水)
  • GROM

年が明けて広島にも10年に1度のドカ雪が降ったので、山の様子はどんなもんだろうかとGROMで上がってみました。スパ羅漢へ向かう道の脇を流れる小瀬川はすっかり雪景色になっていました。

途中の林道の入り口。ノーマルタイヤでは雪の上で空転するばかりで全然前へ進めません。

でも、僕がGROMを購入するきっかけとなったかしやんさんのGROMは、今年も雪山を元気よく走り回っています。なんでこんなに雪道で前へ進むのかと伺ってみたら、ジャイロX用のスタッドレスタイヤを履かせているのだそうです。

いやー、楽しそう!
しばらくジムカーナしないから、競技用のホイールにスタッドレスを履いてみようかと、かなり気持ちが傾いています。

スパ羅漢は以前訪れた時もものすごく立派なツララが成長していましたが、この日も1mクラスのツララがニョキニョキ生えていました。道の駅の駐車場は、バイクが入ることを想定していないようで、除雪をほとんどしていないので出入り口付近が特に危険です。

スキー場までいけるかと思いましたが、少し進んだところで除雪がいい加減になっていて、路面にシャリシャリの雪が残っている状態になってしまったので途中断念。雪の壁は1mくらいですかね。

佐伯のヤマトも普段見慣れない感じになっていました。

雪山走れたら冬期のバイク遊びの幅、思い切り広がるなぁ。

雪の週末

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土曜日の朝、前夜から予報通り降り続いた雪が朝には数センチ積もっていたので、ベランダに積もった雪を集めて雪だるまを作りました。

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大人気なく雪だるまづくりに没頭してしまった‥。

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ムスメも大満足。

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車の窓にもうっすらと積もっていたので、今年はカーズ風の顔を描いてみました。

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日差しがあったので、1時間後には人相悪くなっていました。

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ハイエースもカーズ風に。Fitに比べるとフロントガラスが立ち上がっているので着雪が剥がれやすく、こちらは描きにくい。

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午後には九州からお客様がいらっしゃいました。実家から新居へ戻る途中に広島に立ち寄ったスピカさん。結婚してマイカーになったハイエースでやってきました。

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神出鬼没なせとげちくん付き。いつ会っても日本全国放浪旅をまだ続けているんじゃないかという気がしてしましますが、今は九州に定住しているようですよ。若いお客様は子供たちの餌食に。

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どういう顛末でこうなったのかわからないのですが、子供たちに大人気でした。

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翌、日曜日は土曜日に増して厳しい寒波の到来ということで、広島では市内で19cmも積もるという12年ぶりの大雪でした。

朝一番で近所のスポーツ公園の小高い丘へソリを持って遊びにいけば滑りたい放題!と思ったのに家族が乗り気じゃないようだったので、庭の雪を片付けるついでに何かできないかと考えます。

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雪だるまをつくるのでは物足りないので、何をしようか‥と台所にあった子供用の踏み台に雪を詰め込んでみたところ、扇型のブロックがつくれたので、これを組んでイグルーを作ろう!と安易に思いつきました。

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このあたりまでつくって‥始めるんじゃなかった、と少し後悔。雪を強く詰め込まないとすぐボロボロとくずれてしまうので、踏み台に雪をギューギューに押し込む作業が意外と重労働です。

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おまけにこの同じサイズのブロックをこのまま幾ら積み重ねても、イグルーのようなドーム形状にはならないことに、3段目を組み始めたあたりで気がつきました。

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そこで底面が斜めになるように整形したブロックを積んで、だんだんアーチ状になるように作業を進めましたが、同じ幅のブロックではきれいなアーチにならないという点も問題に‥。

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最後は必要な形状のブロックを削り出して組み上げました。できあがるころには作業中にも降り続いた雪に覆われてブロックを組んだイグルーじゃなくてただのカマクラになってしまいました。

 

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入り口を整形して完成。でも、狭くてムスメも入れないようなサイズになってしまいました。

 

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そこの頃、ムスコはおとなり同級生と別の場所でカマクラをつくっていました。

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こちらは小学生が中に入れるサイズ。

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うちの庭のイグルーは、2時間もしたら、潰れてきましたが‥崩落はせずに高さが低くなっていく感じ。

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さらに1時間後。まだドーム形状を保っています。ドーム形状って強いのね。

雑貨

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2016年11月に府中町のイオンモールが大幅改装されて、全く知らないようなお店になっていたので家族と行ってみました。

フライングタイガーコペンハーゲンって僕は全然知らない雑貨屋さんだったのですが、妻がここは絶対!というので行ってみたら普段買わないようなものまで買ってしまったのでご紹介。まずは「3Dインプレッション」という立体型取り装置。最初はとりあえず手の平を型取りしてみますよね。その次はもちろん、顔でしょう!

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ピンの密度からあんまり凸凹を細かく拾うことは期待していなかったのですが、結構精巧に取れるもんです。

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細かい表情までひろってます。面白い。

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押し出されるピンの長さがもう少し長いと大人の顔もいけそうなんですけれど、この限られた条件で何をどう拾うかでセンスが問われます。

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見つけた瞬間、購入確定。ギアパズル。

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ムスメの楽しみ方は、ギアを組むだけじゃなくて、ひとつひとつのギアに名前をつけて楽しむというななめ上の遊び方。

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普段、将来的にゴミになるようなものには衝動的に飛びつかないようにしているのですが(※バイクパーツを除く)、フライングタイガー、ついつい手にしたものをカートに突っ込んでしまうアブナイお店でした。

NUDA900R プラグ交換

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24,400kmでやっとプラグ交換です。純正プラグのNGK LMAR8C-9、純正パーツとしてオーダーすると1本4000円近く。これがアメリカのamazon.comでは1本1500円少々で売られていて、2本+送料込みでも純正パーツとしてのプラグ1本分くらい。というわけで、2週間ほど待ちましたがプラグが到着したので交換することにしました。

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NUDAのプラグ交換はシートレールを外すところからスタートです。前後スタンドをかけていますが、今回はリアサスも抜こうと思っていたので、シートレールで車体を吊ることができないところをオイルパンにジャッキをかませて車重の支えとして支持しました。

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シートレールを外して吊り上げていきます。燃料タンクはシートレールマウントで、このタンクがリアサスのピギーバッグに引っかかってこれまで引き抜けないと思っていました。上に吊っていくとなんか抜けそうな感じ‥と思いはしましたが、どうやらこれでもまだ抜けないようです。

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燃料タンクが後方へずれた分、エンジンの上に載っているエアクリーナーボックスをずらすことができるようになります。これでシリンダヘッド部へアクセスできるようになったので、ダイレクトイグニッションのプラグキャップを引き抜こうと思ったら、予想通りこれでは抜けません。エアクリーナボックスをずらしてつくった隙間が足りないのです。

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というわけで、リアショックを抜くことになります。燃料タンク、エアクリーナーボックスをさらにずらします。

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プラグキャップを抜こうとしていますが、妙に長くて抜けません。いっそのことエアクリーナーボックスを外してしまえば良いのですが、補器類を外すのが億劫なのでこのままいきます。

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抜けました!新品のプラグを挿してみると、長いにも程があると言いたくなるような長さです。

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プラグレンチは持っていませんでしたが、14mmのディープソケットでプラグを回せることは分かっていました。プラグキャップの長さに合わせてエクステンションをジョイントしていき、特製プラグレンチを作ってプラグを緩めます。

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あんなに長い特製プラグレンチがこんなに深く刺さります。

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プラグの抜き取りはマグネットで。やっと抜けました。

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24,000kmご苦労様でした、のスパークプラグ。外観からは交換するまでもないような良い状態です。

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元どおり組んで試走しました。アクセルを開けた時のツキがシャープになったような気がするだけで、近所を徘徊するくらいではよくわかりません。

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NUDAのオーナーさんの情報でサイレンサーにクラック、という件もあったようです。念入りに見てみましたが、いまのところ平気そうでした。

たかがプラグ交換で、普段外さないところをあちこち外す羽目になりましたが、手の届きにくいところや外からでは見えないところを掃除しながら作業ができるので、ありがたいといえばありがたい‥でも頻度が高くない作業であってほしいです。

GROM 江田島ツーリング

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寒い冬でも、速度域の低いGROMで島ツーリングすることの楽しさを覚えて4年目。通勤マシンにはグリップヒーターにナックルガードもあるので、ゴツゴツしたウインターグローブじゃなく薄手のものでも冬場楽しく走れます。今日は丸1日お休みをもらって8:40分のフェリーで江田島へ渡って島ツーリングです。

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広島の宇品港から江田島・能美島行きのフェリーはいくつかの航路がありますが、今回は宇品から一番近い切串港行きのフェリーに乗りました。切串港に向かう途中、島を見ると山肌を一直線に横切っている道路が見えます。まだ走ったことのない道です。これは行ってみなくては!

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この道は江田島北西部の大須山を東西に抜ける道でした。途中「展望所」と書かれた登山道があって、地図上では頂上まで距離がありそうだったので遠慮したのですが、帰ってから衛星画像をみてみると展望所は道路からすぐのところでした。今度また寄ってみよう。

とりあえず走ったことのない道をつなぎながら、遠回りで海上自衛隊の第一術科学校を目指します。

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「車両通行止め」と書いてあってもとりあえず行けるところまでは行ってみます。ここは車は通れませんが歩行者・自転車なら通れる通路を確保してあるがけ崩れの現場でした。バイクで通って良いものか思案していると、向こう側から工事のおじさんが「やばいのぉ、って思ったら声かけてください」と言ってくれたので、遠慮なく行ってみました。

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無事通過。大きいバイクだと厳しい、GROMでもサイドバッグ付きだとアウトでしたね。

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今日のメインの目的は、海上自衛隊の第一術科学校の見学。年明け初めの最初の回なので貸切(マンツーマン?)かと思ったら、30人くらいの見学者が集まりました。県外からも結構な人数がこられていて、ここの人気と特殊性が伺えました。江田島の第一術科学校は日本に4つある海上自衛隊の術科学校の中でも、砲術・水雷・掃海・航海・通信等の艦艇術科などを学ぶための施設なのだそうです。それとは別に幹部候補生の教育も行われています。

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こちらは大正6年に建てられ、戦前の海軍学校のころにも使われていた、術科生や幹部候補生の入学や卒業の式典を行うための大講堂。ささやき声でも響く石造りの大きなホールです。

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幹部候補生の宿舎。こちらは明治26年の建物。講堂といい宿舎といい、明治大正の贅を尽くしたといった印象を受ける建物です。

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入り口に「幹部候補生学校」の表札が掛かっています。

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戦艦陸奥の第4主砲。術科の勉強用に、陸奥の砲塔を取り替えるために外したものをこちらに設置したそうです。陸奥はその後、岩国沖で爆発して沈没しています。

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先ほどの東西に長い宿舎の側面には幅100m以上ある廊下を見通せる通路があります。日の差し方など条件が揃ったらもっと絵になる箇所でしょうね。

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当時のお金で1本1000円だったという柱の並ぶ教育参考館。施設見学の時間の大半はこの中の展示物を見て回る時間になっています。明治期の海軍の創設から戦後に至る歴史に伴う人物・出来事などを自分のペースで見学できます。

知覧の特攻平和会館はこれでもかというくらいの特攻隊員の遺書や手紙が展示されていて圧倒されてしまいましたが、こちらでは各都道府県出身の特攻隊員の写真や手紙が見やすく展示されていて、平均年齢で20歳にも満たないという特攻隊員の決意や家族への気遣いなどを直筆の書簡から知ることができます。みな達筆なことにも驚きます。

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屋外展示のひとつ、特殊潜航艇。特攻用ではないのですが、戦果も生還も難しかったとのこと。

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他にも日本海軍が世界に誇る酸素魚雷や、

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建造はしたものの使用されなかった特殊潜航艇「海竜」のスケルトンモデルなどの展示があります。

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集合/解散場所の江田島クラブの2階にも現在の会場自衛隊に関する展示物があるので、早めに受付を済ませても時間をもてあますことがありません。中でも目を引いたのが、屋外に向けられた測距儀!測距儀というのは、戦艦大和の艦橋のてっぺん付近についているアレ。砲塔の左右に張り出したアレ。昔から覗いてみたくて仕方がなかったのですが、これはちゃんと屋外の風景を見ながら距離を測ることができます。

左目の視界で対象物を見て、右目の視界で上下にずれて見える対象物がぴったりと揃うようにダイヤルで調整すると、距離がわかるというもの。面白くて、外のいろいろなものまでの距離を測りまくってしまいました。

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3インチ砲のカットモデルは炸薬の量に驚きました。これに火が点くなんて、薬莢内は大変なことになるんですね。

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艦対空ミサイル、シースパローや無人標的機の展示なども。

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第一術科学校に思わぬ長居をしてしまいました。次の目的地は、江田島最高峰の宇根山(野登呂山)。地図を見る限りでは山頂まで車道が続いているかのようでしたが、山頂の手前300mほどで舗装道路が終わっていて、最後は徒歩で登ることになっていました。

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帰ろうかと思いましたが、ここへわざわざ来た目的もあるので歩いて登ります。それなりに急な傾斜道を10分も歩かないうちに、山頂が見えてきました。

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山頂付近のものすごく古そうな八角形のコンクリート柱には「天測点」と書かれたプレート。天測点は全国48箇所(現存43箇所)の天文測量のための観測点ということを以前何かで知ったのですが、その中のひとつが江田島にあるということで訪れてみました。

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そのすぐ脇には三角点を示す標柱。

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全国974箇所、広島県内17箇所の一等三角点のうちのひとつだそうです。

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天測点や三角点があるということは、以前は開けていたはずなのですが、その後景観の望めない山になったそうです。現在は南の海側が整備されて、しまなみという言葉がぴったりの風景が開けた場所になっています。

が、天測点や三角点マニアの方以外にはこれといってお勧めというような山ではありませんでした。

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来た道を戻ります。ハンモック吊り放題だわ。

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途中の登山道路からは江田島湾と江田島越しの呉の街並みが見渡せます。ここはなかなか良い眺め。

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初めての道をつないで走りながら、ふと水平線付近を見ると、蜃気楼が。夏場は見ることがありますが、こんな寒い日でも見られるんですね。

 

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能美島と倉橋島をつなぐ早瀬大橋も普段見慣れないようなアングルから。このあたりもかなり深い道まで走りこんだと思っているのですが、まだ開拓しきれていません。

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古い方の音戸大橋をくぐって思い出しました。音戸渡船!

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というわけで、橋を渡らずに渡し舟で本州へ戻ります。大人100円+バイク200円の300円かと思ったら、バイクにライダー込み料金設定でした。タンデムだと300円。多分。午前5時半~午後9時までというのはなかなか気合の入った営業時間です。

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本州と倉橋島の間は泳いで渡れそうな距離ですが、ここ「音戸の瀬戸」は急流で有名な難所。500mほどの狭い水路、その前後はブラインドのS字になっています。おまけに広島~松山間の最短路ということもあってかなりの交通量。

浮き桟橋で直前に本州側へ行ってしまった渡船を待ちますが、浮き桟橋自体かなり揺れています。

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時刻表というものはなくて、対岸にお客さんが現れたら渡船が戻ってきます。写真では左から右へ潮が流れていて、舟が斜めにドリフトしまくりながら浮き桟橋へ近づいてきました。

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接岸、といっても船の側面を浮き桟橋に押し当てるのに、船頭さんがロープで引っ張っているだけ。隙間から海が見えるような状態で、バイクを甲板に載せます。これならNUDAでもいけるかなと、「バイク」というのがどのくらいの排気量までを指すのか聞いてみたところ、船上で方向転換できるものじゃないと困る、ということで最近は250ccもお断りしているとのことでした。やぶへびでした。

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船上ではバイクを固定するわけでもなく、前後方向に乗下船のための開口部がありますから、ギアを入れたうえにブレーキレバーを握っておかないとちょっと不安。

流れる潮に抗いながら、対岸まで1分少々。こちらもロープを引くおじさんの腕力でGROMの運命が決まってしまいます。

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アレイからすこじま」に寄りました。ここからはかなりの近さで海上自衛隊の潜水艦を見ることができます。今日は年始なこともあってか、8艇も浮いていました。

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帰り道ついでに、灰が峰へ。遠くは四国から近くは眼下の呉市街だけでなく広島の市街地までも見渡せる展望です。新しく設置されたキャッシュをゲット。

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8時半スタートの16時終了といった感じで、さらに途中2時間半も第一術科学校見学を込みにした距離を稼ぐようなツーリングじゃなかった割には楽しめました。写真を撮りませんでしたが、GoogleMapsの衛星画像で見つけた沖美町のオレンジラインだったかオレンジロードも、実際走ってみると抜群に楽しい道でした。江田島、冬の間にもう一回いってもいいかな。

元旦

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新年あけましておめでとうございます。今年も細々と身の回りのことを書き連ねて自分への備忘録として記録していこうと思います。

今年の正月の日の出は、広島で7時16分。朝焼けを楽しむために30分くらい前から家を出て地御前の海岸線へ。寒い時期は地表近くにモヤモヤしたものが溜まって、朝焼けや日の出が曖昧になりやすいのですが、今年の元旦は対岸の島の向こう側に溜まった雲の上はすっきりとした空が広がっていました。朝焼けいとしてはあんまり面白い空じゃないのですが、キリッとした日の出が期待できそうです。

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日が昇るまでに阿品へ移動して、昨年の正月も写真におさめたヨットと一緒に初日の出のショット。

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自宅でおせち料理の朝食を食べて、昼過ぎに妻の実家の実家の庄原へ新年のご挨拶のために移動して、お昼もおせち。ナルキは餅を食べているのかと思ったら正月からピザを食べていました。

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歩いて丑寅(うしとら)神社へ向かう途中の交差点。これは迷うだろう‥五叉路の表示ですが実際は六叉路で、どれが自分の進路を示す標識なのかわかりにくいですからね。

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実家の実家は山間部の田舎の大きなお家で、10畳以上もあるような廊下にも石油ストーブが点けっぱなしになっています。日当たりのよい縁側の高級マッサージチェアとか薪ストーブの置かれた離れの書斎とか、家土地に余裕がありすぎて、街なかに住む僕たちとはちょっと違う昔の田舎感覚を楽しむことができるところです。

 

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