SuperCub PilotMOTOGP 第1印象

ミシュランPilotMOTOGPを履いて、試走に出てみました。

タイヤの剛性が上がるとこうもバイクの印象が変わるのか。印象は普通にオンロードバイクに乗っている感じです。カブのグレードが上がったというよりは、正直残念ながら非力なオンロードバイクになってしまった、という感じ。車体、ブレーキ、足回り、もっと頑張らないといけない部分が見えてきて、タイヤの性能に追いつかない、という印象です。

コーナリング時の車体のロールが重くなりました。今までのカブが機敏すぎたので、これは僕には悪くない印象です。しっかりとしたタイヤでゴロリと転がる、この辺もカブっぽくなくてオンロードバイクっぽい感じ。

ハンドリングとグリップ感は抜群に良いです。普段より少し高めの空気圧、前後2.1kg/cm2で乗り出しましたが硬く感じたので、徐々に抜いて行きました。抜いてもタイヤの剛性感があるので腰砕けになる感じもなく、接地感と食いつき感が増してよりハンドリングに安心感が出てきます。

上り坂で登りません。タイヤが1kg近く重くなった影響だと思います。バネ下で転がさなくちゃいけないものが前後で1kg増って、カブには重いです。ただ、重心が下がったという印象というか安定感は増しました。重さだけでなくタイヤの剛性のせいかもしれないけれど。

これまで履いていたビジネスタイヤと比べると、乗ってみてびっくりするのは断然MOTOGP。短距離走るなら断然MOTOGP。ただロングツーリングとなるとこれまで履いていたタイヤでも全然悪くない。カブはいろんな用途で使うのですが、どこにフォーカスさせるかタイヤで選べるんだな。まぁ、どっちでもなんでもできちゃうんだけど。

雪が残っていたのでスタッドレスの感覚で突っ込んでいったら、さすがに食わずに流れました。

雪面の上り坂で停止してしまって再発進はできないかと思ったら、ツルツルなタイヤなのにそろりそろりとアクセルを繋いでやると意外と前へ進むんですね。雪に残ったタイヤ痕がカワイイ。

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