
普通にツーリングの途中に立ち寄った、というような感じの午後の徳山港。
最近GWに阿蘇へ行こうと思わなくなりました。まずなにより人が多いのと、連休を思い切り阿蘇に突っ込むと時間を持て余してしまうのと、野焼きが終わって若葉のカーペットに山が覆われるのにはちょっと早いのかな、というのが主な理由です。この時期の阿蘇のベストシーズンはGW後〜6月初旬だと思っています。
ここ最近は11月とか3月に阿蘇を訪れていましたが、そろそろ新緑の綺麗な時期にも訪れてみたいな、と思っていたところGW翌週の土曜午後から月曜まで2.5連休がとれたので、阿蘇へ、というよりは阿蘇までの道程を楽しむツーリングへでかけてみることにしました。

16:40徳山港発のフェリー。この時間に出航すると大分県上陸は19時前になります。

こんな青々とした空の下で武田津行きのフェリーに乗っているのは新鮮だなぁ。
港を出てすぐの左手の山の上、ドルアーガの塔、いやY’sのダームの塔のような雰囲気の煉瓦造りの塔は明治期に作られた亜鉛工場の煙害を緩和するために建てた煙突です。近くで見ると崩れ始めていて、なかなか他でみることができない魅力を放っています。

その煙突のある半島の先に橋でつながる粭島の沖合にある島、粭島からは灯台しか見えませんでしたが、なにやらコンクリートの構造物がくっついています。

殺風景な構造と朽ち方からして、戦争時代の遺構だろうと調べてみると、徳山海軍防備隊第三見張所という、徳山湾の入り口を見張る監視所の跡ということでした。
九州への行き帰りってどうしても暗い時間にフェリー、ってことが多いので、こんなものに気が付けるのもこの時間の便ならでは、です。
徳山港は、戦前の昭和13年(1938年)に海軍の燃料基地として要港指定を受けた、軍港に次ぐ重要な港でした。この海域にはすぐ隣に人間魚雷回転の基地になっていた大津島があります。

フェリーの展望デッキ、昔はテント張で夜はライトも灯って良い雰囲気だったのにな。なんだか寂れている。2日後の帰りの便ではロープで規制されて椅子も撤去されていました。改装するのかな?

船内にはスロットゲームのための両替機があります。
スロットゲームのための両替機です。
別府にはワンコイン、ツーコインで入れるお風呂がたくさんあります。
スロットゲームのための両替機です。

上陸。ここから別府まで1時間ちょっと。山越えコースで行くけれど日の入りの時間を過ぎてしまう。日も暮れるし、もう何もできませんね。

宿着。以前からグーグルマップにフラグを立てていた鉄輪ゲストハウスさんにお世話になります。
予約の電話でお話しした時から親しみやすい感じが伝わってきました。ただいまーと言いたくなるような佇まい。

チェックインを済ませて、カブで散策も兼ねてお風呂へ。
鉄輪(かんなわ)は地獄めぐりのある地域です。以前ムスコとセローで巡った地域ですが、その時は知識も土地勘もなく、とりあえず目についたお風呂に飛びこむ感じでした。

今回はゲストハウスで「ひなびた感じのところが良いです」とお伝えすると、それならばココ、と紹介していただいた谷の湯さん。

風呂場の料金表を覗き込んでいると、左上の母屋に座ったおばあゃんが「入るの?お金こっち」と手招きしています。
母屋の塩ビパイプにお金を投入しておばあちゃんに届けるシステム。コロナ対策?

うがー、最高にいい。脱衣場が浴槽と同じ空間にあるのがこのあたりのスタイルですね。

お爺さんがいろいろ説明してくれました。源泉が2種類あって、粉をふいている方が鉄輪から引いているお湯で、塩分を含んでいて熱いとのこと。自分でレバーを引いてブレンドできるんですね。
お爺さんとか、普通に入っていたけれど、熱いお湯が表層に漂うので僕は混ぜながらじゃないと入れませんでしたよ。

もともとはこの井戸みたいなところからお湯が湧いていたのだけれど、海側で風呂を掘り始めたら枯れてしまったのだそうです。

この日の宿泊者の千葉から来られた方、「つがたくさん‥なんか聞き覚えが‥」と。しばらくして「あ!思い出した!GROMのミッション5速化するときにブログを見ました!」と。お役に立ててなによりです。
昨秋にライダーハウスで一緒になった方もジムカーナ関係の方で「本物ですか?」と言われましたし‥九州で悪いことをするな、という戒めになります。
motoGPを見ながらオーナーさんたちと話し込んでいたら0時前になってしまいました。広々とした部屋で快眠。でも、次の日雨予報なのよね。



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