ハンドルまわりに手をつけました。
情けなくへにゃりと垂れ下がったハンドルバー。ファットバーは強度の弱くなる細い部分で曲がっていて、ハンドルポスト付近の太い部分は変形せずにポストそのものを曲げていました。
ハンドルについている付属品を外していきます。基本的には部品の取り付け方は国産車と一緒。スロットルを外してみると、スロットルのプーリーが普段目にしているバイクよりも大径にみえました。今度径を測ってみますが、一般的なホンダ車と同じようならグリップラバーを換えるついでにホンダのスポーツグリップヒーターの導入も検討しようと思います。
ハンドルポストはトップブリッジと別体で、ラバーでフローティングマウントされたボルトで固定される構造でした。
そのボルトはハンドルポストの付け根になる部分から曲がっています。ちょっと大きなボルトで手持ちに代替するものがないので、調達のためにネジ屋へ行ってみようと思います。広島だと北川鋲螺(広島市西区楠木町2-6-14)さんに行くと、結構特殊なネジも奥から見つけてきてくれるとのこと。先日朝の羅漢で教えていただきました。
※追記:北川鋲螺さんへ行ってボルト買ってきました。該当のボルトをおじさんに渡して「これと同じものを。トルクスじゃなくていいです」って言ったら、定規で計って若い衆に寸法伝えながら、「クロ?メッキ?」と聞かれました。そのスキにもうクロがもうでてきたので「それでいいです」と言ったら「はい、30円」って。もう、素敵。
カウルの補修も始めました。
赤い部分は塗装ですが、エンブレムのついている黒い梨地の部分はプラスチック素地のままという面白いパーツです。塗装なら補修が利きますがプラスチックの素地の傷の補修はどうしよう‥。エンブレムにも傷が入ってしまっています。
直線的なデザインの「く」の字の谷になる部分に応力が集まるようで、割れが発生しています。半田コテで裏側から溶着しましたが、FRPで補強するために周囲もコテで荒らしておきます。
黒い部分の外装も裏側のネジ受けになるリブがきれいに割れていたので、溶着補修。
その後グラスファイバーを貼り付けて、ポリエステル樹脂で固めていきます。ちなみにFRPの扱いについてはどこかで習ったわけではなく、材料とその特性からこれでいいんじゃない?という方法で補修しているだけなので、参考にしないでください。というより誰か正しい方法を教えてください。
ぶちこけて折れ曲がった800のハンドルは驚きの26000円でしたよー
一般的なファットバー流用がきけばイイですねー
>おかぢむ
なんだとー!?
いや市販品もファットバーって高いなぁ、と思っていたけれど
少々高くても市販品探してみる。
北川鋲螺さん……とても素敵ですよね!数十円の仕事をやな顔ひとつせず、しかも早い!プロです!
>inoさん
さっそく使わせていただきました!
教えていただいてホント助かりました。ありがとうございました。
>おかぢむ
NUDAのパーツ、意外と安くて。
ファットバー12900円だと。社外品と同等かな。
シュラウド部分も」18300円とか、国産バイクとたいして変わらないわ。